ラウンド 14:平林 和哉 vs. Aniol Alcaraz

更新日 Event Coverage on 2004年 5月 15日

By 森 慶太

決勝ラウンド進出のためには、とにもかくにも必勝。おそらくニ連勝がノルマであろう。
そんな位置取りでマッチアップされた二人がフューチャーマッチへと招待された。国際的にはどちらも「まだ見ぬ強豪」というカテゴリーの二人だ。

平林(日本)が青赤、Aniol(スペイン)が白青という対決。

Game 1

後手Aniolが開幕ターンに《オーリオックの長刀使い/Auriok Glaivemaster》というすべりだし。ここで先手平林が《鉛のマイア/Leaden Myr》を展開すると、《教議会の聖域/Synod Sanctum》というサプライズカードで応じたのだった。

返すターンに平林はセット《大焼炉/Great Furnace》から《物読み/Thoughtcast》。Aniolは《兵士の模造品/Soldier Replica》をプレイして"Go"。平林は《氷の干渉器/Icy Manipulator》をプレイすることによってAniolの白マナを縛り、そこでAniolは仕方なく《ヴァルショクの篭手/Vulshok Gauntlets》を置くだけ置いてターンを返す。

平林は戦線に《ウィザードの模造品/Wizard Replica》を追加し、やはりメインカラーながら1枚しか出ていないAniolの《平地/Plains》を《氷の干渉器/Icy Manipulator》でコントロール。ともあれ、《氷の干渉器/Icy Manipulator》の出ている手前、《ヴァルショクの篭手/Vulshok Gauntlets》は廃墟に残されたオブジェのようなものだ。いまのところ。

ここで平林は《ウィザードの模造品/Wizard Replica》をアタッカーとして活用し、2体目の《ウィザードの模造品/Wizard Replica》と《厳粛な空護り/Somber Hoverguard》を召喚。そのエンドステップでAniolは《針虫/Needlebug》召喚という動きを見せ、平林はこれをカウンターするかどうかで長考する。

結局、平林はこの《針虫》をカウンターせず、Aniolの《平地/Plains》をアップキープに《干渉器で》しばることを選択した。しかしながらAniolは《平地/Plains》を引き当てはじめ、サモン《上昇スリス/Slith Ascendant》。

平林は2体の《ウィザードの模造品/Wizard Replica》と《厳粛な空護り/Somber Hoverguard》でアタック宣言。これが通ってライフは14(平林)対9(Aniol)に。戦闘終了後に攻防一体ナイスアイテム、《雷鳴の杖/Thunderstaff》を設置した。

Aniolも《上昇スリス/Slith Ascendant》をタップされてしまいながらも全軍突撃で4点のダメージを与え、さらに《剃刀のゴーレム/Razor Golem》を召喚してターンを返す。これを受けて平林は2体の《ウィザードの模造品/Wizard Replica》のみでアタック宣言し、ライフは10(平林)対7(Aniol)に。戦闘終了後に《死面の映し身人形/Death-Mask Duplicant》を召喚した平林。

そしてAniolは次ターンに《針虫/Needlebug》のみでアタック宣言。平林のライフは8に。平林はターンエンドステップにAniolが召喚した《厳粛な空護り/Somber Hoverguard》を《氷の干渉器/Icy Manipulator》でタップアウトさせた。

さらに平林は《地護りの歩哨/Wanderguard Sentry》を召喚してAniolのハンドが《磁石マイア/Lodestone Myr》であることを確認。ここで《ウィザードの模造品/Wizard Replica》2体がアタックしてAniolのライフを5点にまで削り落とした。

結局、Aniolは打開策らしい打開策にめぐり合えぬまま仕舞いで、《氷の干渉器/Icy Manipulator》で淡々と盤面をコントロールした平林が肝心要のマッチアップの緒戦を飾ったのだった。

平林-1 , Aniol -0

Game 2

後手平林の《鉛のマイア/Leaden Myr》が2戦目で最初のパーマネントとなる。先手Aniolは《教議会の座席/Seat of the Synod》セットを含めて3ターン目に《金属ガエル/Frogmite》召喚という立ち上がりで、返しに平林は《ウィザードの模造品/Wizard Replica》を。

4ターン目に何もできなかったAniolを尻目に、平林はさらに《マイアの回収者/Myr Retriever》、《厳粛な空護り/Somber Hoverguard》と展開する。平林のエンドステップに《針虫/Needlebug》を召喚してきたAniolは、続く自分のメインステップに2体の2/2クリーチャーでアタック宣言。戦闘終了後に《ニューロックの変成者/Neurok Transmuter》をプレイしたのだった。

Aniolの陣容が整いはじめたのを受けて、平林は《厳粛な空護り/Somber Hoverguard》のみでアタック宣言。戦闘後に《ニューロックのスパイ/Neurok Spy》をプレイした。

その返してAniolは《水晶の破片/Crystal Shard》を展開してプレイグラウンドにプレッシャーを与える。そしてAniolは3体の2/2でアタック宣言し、平林はそのうち1体を《ウィザードの模造品/Wizard Replica》でブロックし、4点をスルー。対する平林は《ウィザードの模造品/Wizard Replica》以外の4体で突撃し、ライフレースは9(Aniol)対12(平林)となった。

続くターンもAniolは3体の2/2でアタックし、平林は前のターンと同様のブロックでライフが8に。この戦闘の終了後にAniolは《ヴィダルケンの技術者/Vedalken Engineer》を召喚。

そして、待望のターンが平林に訪れた。

《厳粛な空護り/Somber Hoverguard》、《ニューロックのスパイ/Neurok Spy》、《ウィザードの模造品/Wizard Replica》という航空部隊でアタックを宣言。戦闘終了後に初手から温存していた《爆片破/Shrapnel Blast》をプレイしてみせた平林は・・・めずらしく大きなガッツポーズを作った。

平林 -2 , Aniol -0

Hirabayashi Kazuya

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Aniol Alcaraz

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