ラウンド 14 : 大礒 正嗣 vs. 浅原 晃

更新日 Event Coverage on 2004年 11月 21日

By Yukio Kozakai

長い1日の締めくくり……にはまだ早い。

スイスラウンドの最終戦という1つの区切りを迎え、フューチャーエリアに招待されたプレイヤーに賭けられたものは、今さら説明するまでも無いだろう。

余計な言葉は「決闘」を意味するデュエルには不要なのだから。

Game 1

ダイスロールで先攻は大礒。

《山/Mountain》がない浅原は、《松の頂の峰/Pinecrest Ridge》での《燃えさし拳のずべら/Ember-Fist Zubera》召喚を見送り、次のターンに《木霊の手の内/Kodama's Reach》をプレイ。

大礒は《狐の刃遣い/Kitsune Blademaster》で攻撃を開始しており、さらに《残酷な詐欺師/Cruel Deceiver》を追加する。浅原は《空民の助言/Counsel of the Soratami》で手札を補充した後に、控えていた《燃えさし拳のずべら/Ember-Fist Zubera》をプレイし、ゲームの進行を後ろへ後ろへとずらしていく。

《狐の刃遣い/Kitsune Blademaster》の攻撃を《燃えさし拳のずべら/Ember-Fist Zubera》が受け止め、《残酷な詐欺師/Cruel Deceiver》にダメージを飛ばすがこれは《蝋燭の輝き/Candles' Glow》がしっかりとカバー。しかしランドの伸びない大礒は、浅原がプレイした《聖鈴の僧団/Order of the Sacred Bell》《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》を前に、次第に苦しくなってくる。

順調に7マナを揃えた浅原が、《蔦の神/Vine Kami》を召喚。普通なら重すぎて使い辛いカードも「多色緑」のサポートメカニズムである《木霊の手の内/Kodama's Reach》をもってすれば、何だかとても適正なコストの呪文に映って見える。だが大礒のデッキに除去は豊富。土地が出ないという事は、その手札は大量の除去とクリーチャーである事が容易に想像出来る。

予定調和とばかりに《蔦の神/Vine Kami》を《霊魂の奪取/Rend Spirit》で排除し、返しのターンでやっと5枚目の土地を引いた大礒は《飢えたるもの、卑堕硫/He Who Hungers》を追加して防御壁を築く。

だが、既に浅原の手の内には大礒の残り17ライフを削り取るパーツが揃っていた。

場には《燃えさし拳のずべら/Ember-Fist Zubera》と、2枚の《浪人の犬師/Ronin Houndmaster》、そして《聖鈴の僧団/Order of the Sacred Bell》。《燃えさし拳のずべら/Ember-Fist Zubera》に《寄せ餌/Lure》を装着し、《聖鈴の僧団/Order of the Sacred Bell》に《杉の力/Strength of Cedars》を。

浅原のコントロールする土地は……9枚!!

大礒 0-1 浅原

Game 2

3ターン目まで何も展開出来ない大礒。逆に浅原は後手スタートながら《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》経由で順調にマナを伸ばし、《自然との融和/Commune with Nature》をプレイ。《苔の神/Moss Kami》を手札に入れ、《浪人の犬師/Ronin Houndmaster》が速攻を仕掛ける。

またしても土地の止まってしまった大礒は、まだ何も展開出来ない。そうしている間に、浅原は《木霊の手の内/Kodama's Reach》《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》とプレイし、早々と《苔の神/Moss Kami》を陣営に加えた。ようやく4枚目の土地を引き込んだ大礒だったが、プレイできたのは《夜陰の本殿/Honden of Night's Reach》と心許ない。

続いて《古石の神/Kami of Old Stone》をプレイする事で、何とか盤面に平穏をもたらそうと動いた大礒だったが、無情にも浅原のフィールドに追加されたクリーチャーは《曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirror》! 

これは《汚れ/Befoul》で何とか回避し、浅原の一斉攻撃も《蝋燭の輝き/Candles' Glow》で紙一重でかわし、《明けの星、陽星/Yosei, the Morning Star》をプレイするが、もはや戦況がひっくり返ることはなかった。

浅原は、これでベスト8が確定した。

大礒 0-2 浅原

Results : Winner is 浅原 晃 !!!

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