'Jelly' Walamies引退説もささやかれていたがニースでの復活によりここ横浜にもやってきた Tomi Walamies と去年のアメリカチャンピオンでありチームCMUの中心人物でもある Eugene Harvey との対戦。
デッキはお互いがこの環境の代表的なドラフトカラーである緑黒を選んでいるが...軍配ははたしてどちらに上がるのだろうか。
Game 1
先行の Walamies は《エルフの戦士/Elvish Warrior》、変異と展開するが土地が3枚でとまってしまう。対する Eugene のほうは変異を出しアタック。これを Walamies が通すとそれは《憑依された死者/Haunted Cadaver》で Walamies が捨てたのは2枚の《疑惑の冠/Crown of Suspicion》と《針撃ちゴルナ/Needleshot Gourna》だった。
次のターン土地を引けた Walamies は《金切り声のノスリ/Screeching Buzzard》を出すが《蔓延/Infest》で変異ごと除去され...アドバンテージをとられまくり。
さらに Eugene は《樹を跳ねるロリアン/Treespring Lorian》、ミラーマッチ最強の《アヌーリッドの濁り水潜り/Anurid Murkdiver》と展開してくる。このままではいけない Walamies ではあるが呼べるのは《萎縮した卑劣漢/Withered Wretch》、《切り刻まれた軍勢/Severed Legion》、《ゴブリンの裏切り者/Goblin Turncoat》といまいちな奴らばかり。対照的に、Eugene はさらに《ブロントセリウム/Brontotherium》を追加してクリーチャーのサイズに差をつけてくる。
Eugene HarveyWalamies も《森林守りのエルフ/Timberwatch Elf》を出すがもちろん《ブロントセリウム/Brontotherium》が《森林守りのエルフ/Timberwatch Elf》を挑発し、《ゴブリンの裏切り者/Goblin Turncoat》と合体ブロックした際に《残酷な蘇生/Cruel Revival》をうたれ...《アヌーリッドの濁り水潜り/Anurid Murkdiver》をとめられない Walamies はここで投了。
Walamies にとっては散々なゲームだった。
Walamies 0-1 Eugene
Game 2
先手 Walamies は、森4、沼、《死の脈動/Death Pulse》、《冥府の世話人/Infernal Caretaker》といまいちな初手をキープするが先に動いたのは Eugene。
2ターン目に《宝石の手の徘徊者/Gempalm Strider》、3ターン目に Walamies の変異に《虫つぶし/Swat》これは《冥府の世話人/Infernal Caretaker》を除去、《クローサのむさぼり獣/Krosan Vorine》、《憑依された死者/Haunted Cadaver》表出しと動いてくる。
Round 2 Feature Match対する Walamies は次の変異と《にらむローガン/Glowering Rogon》増幅は0とだすがそこに悲劇が待っていた。返しのターンで Eugune は、フルアタックをし、《クローサのむさぼり獣/Krosan Vorine》は《にらむローガン/Glowering Rogon》を挑発、 Walamies は《憑依された死者/Haunted Cadaver》を変異でブロックするが、《クローサのむさぼり獣/Krosan Vorine》に《ワイアウッドの誇り/Wirewood Pride》、《憑依された死者/Haunted Cadaver》に《活力の魔除け/Vitality Charm》と打たれ、《憑依された死者/Haunted Cadaver》の能力で《死の脈動/Death Pulse》、《残酷な蘇生/Cruel Revival》という強力カードを失ったあげく場のクリーチャーは全滅して Walamies は呆然。
ハンド0から《ゴブリンの裏切り者/Goblin Turncoat》、《萎縮した卑劣漢/Withered Wretch》、《堕ちたる僧侶/Fallen Cleric》と引くが、Eugene も《ワイアウッドの野人/Wirewood Savage》、《エルフの戦士/Elvish Warrior》、《樺の知識のレインジャー/Birchlore Rangers》、《ブロントセリウム/Brontotherium》と展開されハンドは土地しかない
踏んだり蹴ったりのWalamies は投了。
2本とも Eugene の華麗なプレイが光るマッチであった。
Walamies 0-2 Eugene