SBJでのライター、デッキビルダーとしても有名な平林と谷口の対戦である。
谷口はゴブリンデッキに黒を足し《燻し/Smother》と《総帥の召集/Patriarch's Bidding》を足したデッキ、対する平林は赤緑黒のサイクリングコントロールデッキという珍しい選択をしている。
Game 1
お互いマリガン無しでゲーム開始。
後手谷口が《ゴブリンのそり乗り/Goblin Sledder》、《ゴブリンの群衆追い/Goblin Piledriver》、《スカークの探鉱者/Skirk Prospector》&《ゴブリンの群衆追い/Goblin Piledriver》という3ターン目には4対のゴブリン
が並んでいるというすばらしいロケットスタートを展開。
そして4ターン目、平林は2度のサイクリングにより《ゴブリンのそり乗り/Goblin Sledder》と《ゴブリンの群衆追い/Goblin Piledriver》を除去、しかし平林のライフははやくも11となる。そして谷口はさらに《ゴブリンのそり乗り/Goblin Sledder》を呼び出してターンをかえす。
5ターン目に平林は《絹鎖の蜘蛛/Silklash Spider》を召還しなんとかゴブリンの突進を止めようとする。
これに対して谷口は《スカークの探鉱者/Skirk Prospector》を生贄にささげて《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander》と《ゴブリンのそり乗り/Goblin Sledder》を召還しターンを返すものの平林はその2体を《稲妻の裂け目/Lightning Rift》で除去し、《絹鎖の蜘蛛/Silklash Spider》と《ゴブリンの群衆追い/Goblin Piledriver》の相打ちは仕方ないという感じでターンを返す。
しかし、ここで谷口は3体目の《ゴブリンのそり乗り/Goblin Sledder》をトップデック。これを召還した後に《ゴブリンの群衆追い/Goblin Piledriver》とトークンたちをレッドゾーンに送り出す。
仕方なく《絹鎖の蜘蛛/Silklash Spider》で《ゴブリンの群衆追い/Goblin Piledriver》を止めるのだが、当然これに対して谷口は《ゴブリンのそり乗り/Goblin Sledder》の能力を使用して《ゴブリンの群衆追い/Goblin Piledriver》
を生き残らせた。
苦しい平林はしかたなく《悪辣な精霊シルヴォス/Silvos, Rogue Elemental》をフルタップで召還し次ターン《ゴブリンの群衆追い/Goblin Piledriver》相打ちに持ち込むことを選択、平林のライフも4まで追い詰められる。
しかし平林の引きも粘り強く、サイクリングカードを引き続けている。
これによりついに谷口の場からゴブリンの姿が消える。
ここで平林は2体目の《悪辣な精霊シルヴォス/Silvos, Rogue Elemental》を召還し、弾切れ状態の谷口のライフは一瞬にして0に。
平林が見事逆転勝利を収めた。
平林 1 - 0 谷口
Game 2
先手をとった谷口は微妙に重い土地2枚の初手をキープすることを選択する。しかしこれが裏目に出てしまった。
2ターン目《ゴブリンの群衆追い/Goblin Piledriver》3ターン目《スカークの探鉱者/Skirk Prospector》4ターン目《ゴブリンの群衆追い/Goblin Piledriver》と出すものの、それを《星の嵐/Starstorm》で一掃されてしまった後に、土地がが3枚でとまっている谷口は何もプレイすることが出来ない。
そんな谷口を尻目に平林は6ターン目に《悪辣な精霊シルヴォス/Silvos, Rogue Elemental》。あっという間に谷口の息の根を止めることとなった。
Final Result:平林 2 - 0 谷口