ラウンド 3: 有田 隆一 vs. 浅利 浩三

更新日 Event Coverage on 2004年 11月 19日

By Kenji Matsui

結構 1850 点と言うハードルは大きく、著名なプレイヤーが 2 バイ(不戦勝ボーナス)である事は珍しくない。

今回の記事もそのご多分に漏れない。先日のプロツアー・コロンバス(エクステンデッド)でベスト 8 に入り、プロツアー・シアトル(チーム戦)から 2 大会連続で日曜日を経験する事を成し遂げたプレイヤー有田 隆一と、古くから関東マジック界で腕を磨く、浅利 浩三との対決が行われる。

Game 1

先手有田。
3 ターン目の《浪人の犬師/Ronin Houndmaster》突撃からゲームが始まる。

対する浅利も《狐の易者/Kitsune Diviner》、《古の法の神/Kami of Ancient Law》* 2と並べ、ノーガードの殴り合いを開始。

その場へ有田、《溶岩の魂/Soul of Magma》を展回し、続く自身のターンに《火の咆哮の神/Kami of Fire's Roar》を出し、《溶岩の魂》の誘発する能力によって《狐の易者》を除去。

弱いカードでも、組み合わせやシステムクリーチャーによるささやかな能力で、細やかなアドバンテージを重ねていくことができる。まさに神河ブロックのリミテッドの特徴の一つであるが、それが今まさに体現されたような情況である。

この後に、有田はクリーチャーを重ねてビートダウンを開始するが、浅利もまけじと、クリーチャーを展回し、その中には強力な《鼠の墓荒らし/Nezumi Graverobber》が。

Nagao, Bound by Honor

順調に攻め続けていた有田の手にはトドメ用に《杉の力/Strength of Cedars》があったのだが、仕方なしとこれを使用。秘術のトリガーによって、《鼠の墓荒らし》を葬り去る事に成功した。

危機は去ったが、ここから形勢が逆転する。浅利が有効牌を引き続け、有田のドローが土地に変わっていくのだ。

序盤に取ったはずのアドバンテージも時間が経てばひっくり返てしまい、気がつけば有田は大量の浅利のクリーチャーに押しつぶされていた。

有田 0 – 1 浅利

Game 2

再び先手は有田。

《かまどの神/Hearth Kami》、《謙虚な武道家/Humble Budoka》、《義理に縛られし者、長雄/Nagao, Bound by Honor》と素晴らしい展回をみせるのだが、浅利の《古の法の神/》と《謙虚な武道家》が相打ちとなり、《義理に縛られし者、長雄》も《汚れ/Befoul》によって葬りさられる事に。

それでも勢いをとどめる事なく有田、《火の咆哮の神》と《大蛇の支援者/Orochi Sustainer》を出して攻めようとすると、浅利がブロッカーとして《義理に縛られし者、長雄》を展回。

なんとかこの猛攻を凌いでいる浅利だが、有田が 1 枚の秘術かスピリットを引くだけで大ダメージが突き抜けてきてしまう場だ。と、不安に思っていると、有田は更にもう 1 枚の《火の咆哮の神》を放つという展開。《火の咆哮の神》による回避能力は見た目以上に危険なのだ。これによって総攻撃が加えられ、浅利のライフは大きく削れて残り 1 。

Orochi Sustainer

続くターンに有田は「4マナ赤ティム」《霜投げ/Frostwielder》を配置し、これを対処できない浅利は 2 本目を落としてしまった。

有田 1 – 1 浅利

Game 3

3 本目。実は、 1 ,2 本目とマリガンと続けた浅利だが、この3 本目でもマリガンを宣言。実に不運としか言いようのない展開だ。しぶしぶ不満が残る 6 枚のカードで開始するのだが、悪いことに土地が 3 枚でストップしてしまう。

さらに有田は《かまどの神》、《蛇の皮/Serpent Skin》、《義理に縛られし者、長雄》で押し、浅利が必死に出すブロッカーも《手の檻/Cage of Hands》で封じ込める。

一方的に浅利のライフだけが削られていった。

Result :有田 2 – 1 浅利

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