ラウンド 3: 阿南 剛 vs. 岡田 宏晃

更新日 Event Coverage on 2004年 8月 27日

By 松井 健治

 ラウンド 3 のフィーチャーマッチ。

 この煽り文も板についてきた「世界の認めるベストプレイヤー」阿南と、滋賀の岡田との対決が行われようとしている。

 現在阿南はボストンに留学しており、今回の大会の為に一時帰国したということだ。
 また月曜日にはあちらに帰るそうだ。

Game 1

先手阿南がゆっくりとマナを並べ、《真面目な身代わり/Solemn Simulacrum》をキャストするとこれを岡田は《無効/Annul》。続けて《弧炎撒き/Arc-Slogger》を出すとそれに《巻き直し/Rewind》が飛んでくる。

順調に白青のコントロールのペースを作って行く岡田は、ゆっくりとその場へ《賛美されし天使/Exalted Angel》を。

カウンターマナを残さない姿勢で《賛美されし天使》を出してきた岡田に対して阿南は更なる《弧炎撒き/Arc-Slogger》を場へ放つ。

さて、この《賛美されし天使》で阿南を攻撃する岡田がいれば、対抗して阿南も《弧炎撒き》で攻撃を。そのまま《静電気の稲妻/Electrostatic Bolt》を《賛美されし天使》に打ち、《弧炎撒き》の能力を 2 回起動する事によってなんとかこれを除去すれば、岡田も《神の怒り/Wrath of God》を持って場を一掃。

場が一旦落ち着いた所で、阿南の場には 3 枚の《隠れ石/Stalking Stones》と 2 枚の《守護像/Guardian Idol》があり、これは岡田厳しい展開かと思ったが、サイクリングで回していた《永遠のドラゴン/Eternal Dragon》を展開し、これをブロッカーとする。

先程の殴り合いで阿南のライフは減っているが、岡田は《賛美されし天使》であったためにほぼ無傷の状態。

無理矢理殴りに行ったからと言ってどうにもなる状況でない阿南は、このターンをエンド宣言するが、返す岡田のターンに彼は 1 匹の《永遠のドラゴン》を放って攻撃。

これに対する打開策を探すが、手札にはもう既に意味を無くした土地破壊カードが余っているだけで、この盤面をひっくり返すことが出来なかった。

阿南 0 - 1 岡田

Game 2

再び先手は阿南。

2 ターン目に《守護像》を出し、 3 ターン目に《石の雨/Stone Rain》で岡田の島を狙いこれをカウンターされると思いきや、 1 の《卑下/Condescend》で占術の能力を使って先を見通す。

実は阿南。
この時点で 2 択に迫られていた。

初手からあった《石の雨》を撃つパターンは容易に想像できたのだか、ここに至る 2 回のドローで阿南は《刃の翼ロリックス/Rorix Bladewing》と《煮えたぎる歌/Seething Song》を引いていた。

2 ターン目にマナ加速した事もあって、なんと阿南は 3 ターン目に《刃の翼ロリックス》をキャストする事が出来た。

青マナを含む 2 マナが立っていた事により、《マナ漏出/Mana Leak》の疑いが持てる岡田の場だった為、ここでどちらの案を使用するか考えた。そして《石の雨》から展開した事によって、結局は《卑下》であった岡田の手札とかみあったプレイを阿南は選択し、クリアしたのだった。

これによってテンポを得た阿南は、次のターンに《煮えたぎる歌》から《刃の翼ロリックス》を走らせる。

これは見事成功し、そのまま攻撃を受けるしかない岡田。

次ターン。

岡田は手札と場を確認し、早々に投了を宣言。

阿南 1 - 1 岡田

Game 3

先手は岡田に移って 3 本目。

後手阿南が 3,4 ターンと続けて《溶鉄の雨/Molten Rain》を撃つが、これを両方《マナ漏出》で回避し、 5 ターン目に《邪神の寺院/Temple of the False God》のセットからフルタップで《賛美されし天使》を出せば、返す阿南も《煮えたぎる歌》から《弧炎撒き》を出す。

だがそんな事はものともしないと、岡田は続けてセットランドからフルタップで《永遠のドラゴン》を放つ。

阿南側としては、赤単色の為にこのサイズの大きなクリーチャーを易々を除去する方法を有さず、そして勿論その答えも手札にない。
とりあえずはと《弧炎撒き》の能力を 3 回起動して岡田の《賛美されし天使》を墓地に送り込む。

そのまま岡田は《永遠のドラゴン》で殴りきろうと言うのか、手札 3 枚を残し、土地が全てアンタップ状態のまま阿南にターンを渡す。

この状況であれば、なんとか勝ちの目が見えてくる阿南だが、白青がこの状況で動かずターンを渡して来ると言う事はカウンター持ちであると言う事は明白。

それでもいかねばならぬと、続けて《弧炎撒き》を出してみるものの、これは勿論《巻き直し》によってカウンター。

そのままの勢いに任せ、岡田は後続として引いてきた更なる《賛美されし天使》を場に出してターンエンド。

このままだと次の岡田のターンの攻撃で敗れてしまう阿南は、願いを込めて最後のドローをする。が、解決案が見つからないままライフが 0 となった。

Final Result : 阿南 1 - 2 岡田

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