ラウンド 3

更新日 Event Coverage on 2004年 3月 19日

By 松井 健治

なんだかんだで同じ大会に出れば良く対戦することになるのがこの同郷の 2 人。

まず、先日行われたプロツアー神戸では黒田正城の優勝によってデッキデザイナーとしての名前を世間に知らしめた藤田剛史だが、本日はシールドデッキがあまり優れないのか、いつもより多少元気がない感じにも見える。

 対する東野側はそんなに悪いデッキでもないようで、いつもの面持ちでゲームに望む。ちなみに彼は99 年に行われた第一回グランプリ仙台の優勝者である。99 年というのは彼にとって飛躍の一年で、日本選手権優勝、グランプリ仙台優勝、アジア選手権ベスト8入賞という活躍ぶりであった。

さあ、関西の二巨頭の対決をお送りしよう。

Game 1

先手東野、 2 ターン目の《衝動のタリスマン/Talisman of Impulse》から3ターン目キッカリに《トロールの苦行者/Troll Ascetic》を出し、続けて《テル=ジラードの狼/Tel-Jilad Wolf》を場へ。

対する藤田。
 
 《電結のとげ刺し/Arcbound Stinger》で必死に攻撃し、4/4《マイアの処罰者/Myr Enforcer》まで伸ばして東野の3/2《トロールの苦行者》に対する壁を用意。
 一方的にダメージを食らう状況は回避出来たが、攻めに移る為にはさらに別のカードが必要と、ここで《電結の槍騎兵/Arcbound Lancer》を出し、状況は藤田一歩リード。

さぁ攻撃の準備が整った藤田に対して東野は?

とりあえずは《必殺の三叉矛/Surestrike Trident》を用意し、《トロールの苦行者》などへ。攻める所と耐える所が微妙な状況で、東野も攻撃を加え始める。

…と、そこに藤田の《まばゆい光線/Blinding Beam》が突き刺さる。

これによって、藤田はほぼノンガード状態となった東野に攻撃を加え、一気に彼のライフを 4 まで削り落とし、このまま決着かと言ったところで東野は《精神隷属器/Mindslaver》をキャスト。

《濃霧/Fog》的な役割でしかなかった《精神隷属器》だが、藤田にとっては大切な 1 ターンを無為に過ごす事を強いられ、その次の東野のドローが《捕食者の一撃/Predator's Strike》。

あと 2 ターンあれば勝利となる藤田の残りライフは 10 。
 東野は計算をはじめ、自分の場に並ぶクリーチャー数体を眺めて藤田にターンを渡す。

返すターンの藤田は、勝利への一歩と《マイアの処罰者》、《電結の槍騎兵》で攻撃を開始し、《電結の槍騎兵》は東野の《レオニンの居衛/Leonin Den-Guard》がチャンプブロックし、《マイアの処罰者》を《トロールの苦行者》で止めた上で《捕食者の一撃》をキャスト。

もちろんこの《トロールの苦行者》には《必殺の三叉矛》が装備されており、戦闘が解決し、ターンが終わると藤田の本体へ 6 点のダメージが飛ぶ。つまり、次ターンの東野の総攻撃によって自分のライフが 0 を割る事を知らされたた藤田は・・・2 本目へと気持ちを切り替えた。

東野 1 - 0 藤田

Game 2

藤田先攻となるが、 1 マリガンから土地事故を起こしてゲームが展開できない。

一方の東野側だが、2 ターン目に《銅のマイア/Copper Myr》を出し、 3 ターン目に平地 3 枚の状態から《剃刀のゴーレム/Razor Golem》を出すが、これは藤田の《残響する破滅/Echoing Ruin》によって破壊される。

だが藤田が動けない間に、東野は軽いカードをどんどん展開し、手札を空にして総攻撃を開始。

さて、残りライフが少ない藤田がなんとか《トゲ撃ちゴブリン/Spikeshot Goblin》を出し、東野の総攻撃のうちの《針虫/Needlebug》をブロックして《信仰の試練/Test of Faith》で耐えた所で状況がひっくり返るかと思った所が、そこへ東野が再び《精神隷属器》を場へ。

このままブロックと《トゲ撃ちゴブリン》を駆使すればなんとか盛り返せたはずなのだが、《精神隷属器》で全てが狂わされてしまった藤田は投了を宣言せざるをえなかった。

Final Result : 東野 2 - 0 藤田

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