ラウンド 4 東野将幸 vs. 横山正

更新日 Event Coverage on 2002年 5月 31日

By 能西圭一郎

99 年日本選手権優勝、他多数のグランプリで入賞経験のある東野と、同じ関西出身である若手デュエリストである横山の勝負である。

普段からよく一緒にいる 2 人だけに、お互いデッキを良く知り尽くしている。それがどうこのデュエルに影響するであろうか。

Game 1

東野先手、横山の《野生の雑種犬/Wild Mongrel》を東野が《魔力の乱れ/Force Spike》の乱れでカウンターするところからゲームが始まった。

そして 4 ターン目。

メインに東野が撃った《綿密な分析/Deep Analysis》から、タップアウトでのスペルの応酬が始まった。横山がまずこれをカウンターし、返しのメインフェイズに《嘘か真か/Fact or Fiction》をキャスト。

その返しで東野は《調査/Probe》を撃ち、そしてその返しで横山は《野生の雑種犬》を 2 匹召喚。そのまた返しで東野は《夜景学院の使い魔/Nightscape Familiar》、フラッシュバックでの《綿密な分析》とつなぐ。そして次ターン横山は《火炎舌のカヴー/Flametongue Kavu》で《夜景学院の使い魔》を除去する。

この時点で場には《野生の雑種犬》 2 体と《火炎舌のカヴー》のみとなり、横山優勢かと思われた。しかし伊達に東野もドロー強化カードを連発していたわけではない。

起死回生の《枯渇/Mana Short》が横山のターンエンドに炸裂、そのまま《激動/Upheaval》~《サイカトグ/Psychatog》コンボにつないだ。

だが、しかし。現時点では《サイカトグ》のパワーが十分ではない。横山の出した《日を浴びるルートワラ/Basking Rootwalla》の前に思い切って殴りにいけない東野。

そしてお互いが苦しい我慢比べの状況を打ち破ったのは東野の 2 枚目の《綿密な分析》であった。

《綿密な分析》から《夜景学院の使い魔》 2 体につなぎ《ロボトミー/Lobotomy》を食らわせる東野。だが横山のライフを削るにはあと少し足りない《サイカトグ/Psychatog》のパワー。そしてそこで再び炸裂したのが東野の 2 枚目の《激動/Upheaval》であった。

今度ばかりは《日を浴びるルートワラ》も無く、しかも《サイカトグ/Psychatog》のパワーも十分に足りていたため横山は投了を余儀なくされた。

東野 1 - 0 横山

Game 2

先手横山、手札に青マナが来ずマリガンを強いられる。が、 2 ターン目にキャストした《マーフォークの物あさり/Merfolk Looter》が場に残りさらに《野生の雑種犬》、 2 体目の《マーフォークの物あさり》まで展開し有利な場を作り上げる。

Sickening Dreams

しかし、横山有利に見えたその状況はたった 1 枚のカードによって壊滅した。そう、《不快な夢》。

マリガンしていて少なくなっていた横山の手札では《野生の雑種犬》さえ生き残ることができず、場が崩壊した。

が、横山も負けてはいない。

トップデックでの《嘘か真か》が炸裂。場に《たい肥/Compost》。そして墓地に《現実の修正/Alter Reality》という状況が出来上がり、しかも場に《日を浴びるルートワラ》が出て再び優勢な場に持っていく。

絶体絶命かと思われた東野だったが、なんとか《枯渇》から《サイカトグ》を出すことに成功し場を膠着させる。

そして次ターン。 2 体目の《サイカトグ》を場に送り込み、その後《嘘か真か》を 2 連続でキャスト。一気に《サイカトグ》が致死サイズになったため、横山も仕方なくこれをチャンプブロックするため《日を浴びるルートワラ》 2 体を犠牲とせざるをえない。

この《日を浴びるルートワラ》との戦闘で墓地が減ったため、《サイカトグ》は致死ダメージを与えることは出来なくなったのだが、東野の手札にはマナが足りず撃てなかった《激動》が温存されていたのだった。

次のターンのドローで《枯渇》を引いた東野は磐石の態勢で《激動》を打ち込み見事本日 4 勝目をあげた。

Final Result : 東野 2 - 0 横山 
東野 Wins

Masayuki Higashino

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クリーチャー (8)
4 Psychatog 4 Nightscape Familiar
ソーサリー (8)
3 Deep Analysis 2 Probe 1 Lobotomy 2 Upheaval
60 カード

Tadashi Yokoyama

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