ラウンド 4:

更新日 Event Coverage on 2004年 3月 19日

By 松井 健治

バイが全て明けて、531人のプレイヤーが出揃った所でのラウンド 4 。黎明期から活躍する古豪二人の対戦がフューチャーされた。

石田格は先週行われたグランプリ香港にも参加し、ますます意欲的にマジックをプレイしているわけだが、一方の中村聡は本業がとても多忙だそうで、今期は PTQ にすら参加出来ていない状況だという。本人も練習不足を語ってはいるが、そこは中村。まなざしは現役のプレイヤー以上の物を感じる。

Game 1

先手石田の 1 マリガンからゲーム開始となり、《鉄のマイア/Iron Myr》スタートから3ターン目に《金属ガエル/Frogmite》、4 ターン目に 5 マナ溜まった所で《機械仕掛けのヴォラック/Clockwork Vorrac》をキャスト、と順調な立ち上がりとなった。

これを中村はすぐさま《粉砕/Shatter》するわけだが、既に《溶接の壺/Welding Jar》を用意していた石田はこれによって再生を。

中村も耐えているだけではなく 2 ターン目に出した《電結のとげ刺し/Arcbound Stinger》が果敢に殴りつづけ、いつしか《骨断ちの矛槍/Bonesplitter》を装備したその蜂は・・・気がつけば石田のライフを 9 点にまで落ち込ませていた。

さて、《機械仕掛けのヴォラック》のねじを巻きつづけ、6/6 になった所で石田の攻撃が開始。

これに対するブロッカーとして《水銀のビヒモス/Quicksilver Behemoth》と《ヨーティアの兵/Yotian Soldier》などを用意していた中村だが、石田はブロック宣言が行われた時に《浴びせかけ/Irradiate》で《水銀のビヒモス》を 0/1 にして対処。そのまま次のターンに《バンシーの刃/Banshee's Blade》を用意し、これを装備してターンを終える。

中村側へ視点を移す。

《血清の水槽/Serum Tank》によってそこそこにドローを進めている中村。
ブロッカーは失えど、強力なアタッカーが残っている限り問題はないと、石田の《バンシーの刃》を《持ち去り/Carry Away》で奪い、自身の《電結のとげ刺し》に装備させて攻撃を開始。

既に広くライフに差がつき、これを巻き返したい石田だが、そもそもの飛行がついている《電結のとげ刺し》を止める事も出来ず、ライフがそのまま 0 となった。

石田 0 - 1 中村

Game 2

2 本目。
互いの展開は 3 マナ 2/2 同士を出す所からゲームが開始。

ただ、石田側の3マナ2/2が《空狩人の若人/Skyhunter Cub》であり、それに《ヴィリジアンの長弓/Viridian Longbow》を装備した事によって 1 歩リードにもみえたが、対する中村は《クラーク族の火焚き/Krark-Clan Stoker》に《光と影の剣/Sword of Light and Shadow》を装備して石田以上の攻撃を始める。

ちなみに石田のデッキのメインカラーは白と黒であり、バッチリ色がはまってしまった状況であることも強調しておこう。

中村はこの状況下でどんどん攻撃を開始。
石田はこれを通すとダメージレースで圧倒的に負けてしまうので、クリーチャー 2 体でブロックを敢行。石田と中村のクリーチャーが 1 体ずつ墓地へと行くが、再び中村がクリーチャーを呼んでこの《光と影の剣》を装備させる事によって、石田は次第に旗色が悪くなっていってしまう。

状況を変える手段を持たない石田。

唯一中村に対抗できるであろう、頼みの綱であった《ヴィリジアンの長弓》を装備済みの《空狩人の若人》だが、これすらも中村の《本質の吸収/Essence Drain》によって墓地に送られてしまい、勝負あり。そのままアドバンテージ差をじりじり広げて来る中村の猛攻に耐え切れず、試合の勝利者は中村聡となった。

Final Result : 石田 0 - 2 中村

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