ラウンド 5:Sol Malka vs. Jens Thoren

更新日 Event Coverage on 2004年 5月 14日

By 森 慶太

青赤の、しかしながら親和色はそれほど強くもないデッキをドラフトしたのがSol Malka。彼はかの「The Rock and His Millions」デッキの作者であり、日本で言われる「Malka-Death」のMalkaというわけである。

一方のJens Thorenはマジック・インビテーショナルで優秀を飾ったときにデザインした《真面目な身代わり/Solemn Simulacrum》があまりにも有名なスウェーデンの強豪だ。彼は青緑のビートダウンデッキをドラフトしている。

Game 1

セット《島/Island》、《森/Forest》から《ニューロックの使い魔/Neurok Familiar》を召喚してゲームをスタートする後手Thoren。めくれたのは《島/Island》。先手Malkaは3ターン目に《ニューロックのスパイ/Neurok Spy》、4ターン目に《ヘマタイトのゴーレム/Hematite Golem》と展開し、Thorenはこれに《薄暮に働くもの/Duskworker》で対抗した。

Malkaはクリーチャー2体でアタック宣言し、一回パンプアップ。ライフレースは13対18となり、さらにここでMalkaは《ニューロックの神童/Neurok Prodigy》をプレイした。Thorenは《ゴブリンの戦闘車/Goblin War Wagon》を戦線に加えてターンエンド。

Neurok Prodigy

これを受けてMalkaはアンブロッカブルな《ニューロックのスパイ/Neurok Spy》のみでアタックしてターンを返すと、Thorenは待望の5マナ目を引き当てて《絡み森のゴーレム/Tangle Golem》を召喚。Malkaは2体目の《ヘマタイトのゴーレム/Hematite Golem》を戦線に加えた。

Thorenは《ニューロックの使い魔/Neurok Familiar》と《絡み森のゴーレム/Tangle Golem》でアタック宣言。Malkaはこれらをスルーし。戦闘後にThorenは《厳粛な空護り/Somber Hoverguard》をここで召喚するが、これはMalkaが召喚した《ニューロックの神童/Neurok Prodigy》がブロックし、ダメージスタック後に《電結の悪鬼/Arcbound Fiend》をコストとして手札へと戻っていくことで対処されてしまうことになる。

続くターンにMalkaは《ヘマタイトのゴーレム/Hematite Golem》1体でアタック宣言。Thorenはこれを《ゴブリンの戦闘車/Goblin War Wagon》と《薄暮に働くもの/Duskworker》でブロックし、《ゴーレム》のパンプアップによってそれらは相打ちとなった。

さらにMalkaはアタックを繰り返してくる《絡み森のゴーレム/Tangle Golem》を《惰性の泡/Inertia Bubble》で無力化し、他方のThorenも《立ちはだかる空護り/Looming Hoverguard》で《ヘマタイトのゴーレム/Hematite Golem》をバウンスして対抗した。Malkaは《錆口のオーガ/Rustmouth Ogre》を戦線に追加する。

結局、最序盤から休まずにダメージクロックとして機能し続けてきた《ニューロックのスパイ/Neurok Spy》がJens Thorenの息の根をとめることとなった。

Darksteelが参入してから随分と点数評価がさがったといわれる《ニューロックのスパイ/Neurok Spy》だが、やはりブロック不可能なクリーチャーというのは決定打たりうるということだろう。

Sol Malka -1 , Jens Thoren-0

Game 2

先手Thorenの《銀のマイア/Silver Myr》を後手Malkaが《無効/Annul》するという具合で2本目の幕があけた。さらに後手Malkaは《ゴブリンの修繕屋スロバッド/Slobad, Goblin Tinkerer》を召喚し、Thorenの《絡み森のゴーレム/Tangle Golem》を2枚目の《無効/Annul》で退けた上で《ヘマタイトのゴーレム/Hematite Golem》を戦線に追加した。

ここでThorenは《ニューロックの使い魔/Neurok Familiar》を召喚するが、Malkaはこれに対して《静電気の稲妻/Electrostatic Bolt》で即応し、ライフレースで先行する。するとThorenは《ゴブリンの戦闘車/Goblin War Wagon》を展開してターンを終えた。

Malkaはここで《ヘマタイトのゴーレム/Hematite Golem》一体でアタック宣言し、スルーされる。そして戦闘後に《機械仕掛けのヴォラック/Clockwork Vorrac》をプレイしたのだった。Thorenは続くターンをドロー・ゴーで終えることとなるが、続くMalkaの《電結の悪鬼/Arcbound Fiend》は何とか《残響する破滅/Echoing Ruin》で応じてみせた。

ともかくThorenがサイズ面で満足のいく後続クリーチャーにたどりつけないでいるのを尻目に、無情にもここでMalkaは《水晶の破片/Crystal Shard》をトップデッキ。

そうなると、Thorenは苦笑しながら右手を差し出すしかなかったのだった。

Sol Malka -2 , Jens Thoren -0

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