ラウンド 6: 中野 圭貴 vs. 石田 格

更新日 Event Coverage on 2004年 6月 11日

By 松井 健治

 ラウンド 6 。
 
 関西の中野と、ぎゃざ日本選手権優勝者人気投票 1 位の石田との対戦。

 中野のデッキは赤黒のアーティファクト除去に偏ったものに仕上がっており、対する石田は白青のまとまったビートダウンデッキだ。

Game 1

 先手を取った中野が 1 ターン目に《黄鉄の呪文爆弾/Pyrite Spellbomb》を張り、 3 ターン目に《ゴブリンの喧嘩屋/Goblin Brawler》を展開。続けて《騒がしいネズミ/Chittering Rats》で石田のターンを一つ遅らせる。
 
 そんな事は気にせずと、石田は 2 ターン目の《急報/Raise the Alarm》から《空狩人の若人/Skyhunter Cub》を出し、続けて《粗石の魔道士/Trinket Mage》で《極楽のマントル/Paradise Mantle》をプレイして、それを《空狩人の若人》に装着して攻撃。

 そんなわけで、序盤にとったはずのテンポを取り返されてしまった中野だった。

 中野はここでなんとか攻勢に移りたいのだが、石田が場に《ヴィダルケンの技術者/Vedalken Engineer》を展開しつつ、中野の《ゴブリンの喧嘩屋》に対して《拘引/Arrest》を張り、中野は守りを固める他なくなってきた。

 勢いがつき、大きく攻勢に移った石田。

 《落とし子の穴/Spawning Pit》と《ニューロックのスパイ/Neurok Spy》を出し、更に攻撃の手を強める。

 しかし、《ニューロックのスパイ》は《黄鉄の呪文爆弾》で、《落とし子の穴》を手札にあった《残響する破滅/Echoing Ruin》で破壊し、さらにここで引き当てた《レオニンのボーラ/Leonin Bola》が中野の守りを固め、なんとか膠着状態へともつれこむ。

 膠着中に、中野は《電結の混種/Arcbound Hybrid》2 枚と、《彫り込み鋼/Sculpting Steel》で《電結の混種》をコピーと・・・徹底的にガードを固め、石田の場には《電結の働き手/Arcbound Worker》が増えたのみ。

 しかし、そこで石田が 1 枚のカードを引き当てた。

 《オパールの腕甲/Opaline Bracers》とめぐり合った石田は、《極楽のマントル》と《ヴィダルケンの技術者》を経由してこれを烈日= 4 で場へだし、《極楽のマントル》つきの《空狩人の若人》と、《オパールの腕甲》つきの《急報》トークンで攻撃を開始する。が、中野の場には更なるクリーチャーが登場し、これによって局面は再び膠着する。

 と思えば、次のターンに中野が突然攻撃を開始。

 打開策でも引いたのか? と、ブロッカーとして石田が用意していた《オパールの腕甲》つき《急報》トークンがそのうち 1 匹をブロックすると、その《オパールの腕甲》に対して《粉砕/Shatter》が飛んでくる。これにより、天秤は均衡を失った。

 中野はディフェンスを《レオニンのボーラ》とクリーチャー 1 匹に任せ、他のクリーチャー陣で総攻撃を開始。これを更なる手段で石田が乗り越えるのかと思ったが、次の 1 手を引けず、そのまま蹂躙されてしまう事となった。

中野 1 - 0 石田

Game 2

 先手は石田に移る。

 1 ターン目に《妖術師のガラクタ/Conjurer's Bauble》を起動し、《レオニンの従者/Leonin Squire》を拾い、更にこの《妖術師のガラクタ》を起動して再び《レオニンの従者》で拾うという、 2 枚のカードアドバンテージ。

 勢いの良い石田の序盤に対し、中野はなんとか《騒がしいネズミ》で 1 枚カード差をもどし、続けて《電結の混種》を出すが、これはブロッカーとしての職務をまっとうして墓地へ。

 その間にこっそり出していた石田の《落とし子の穴》に蓄積カウンターが乗り始め、 2/2 クリーチャーとして場に復帰してくる。

 とどまる事を知らない石田のデッキは、そのまま除去もクリーチャーも手に入れる事が出来なかった中野のライフを 0 にした。

中野 1 - 1 石田

Game 3

 中野に先手が戻って 3 本目。

 《黄鉄の呪文爆弾》、《エイトグ/Atog》と並べ、3 ターン目に《囁きの大霊堂/Vault of Whispers》を出して《頭蓋囲い/Cranial Plating》を《エイトグ》に装着させて攻撃。

 ・・・という中野の素晴らしい展開に、石田は《急報》からのトークン 2 体でブロックを試み、中野はここで《黄鉄の呪文爆弾》を使用することによって《エイトグ》の破壊を免れる。そんな応酬の後に場には《電結の混種》が追加。

 さて、中野の攻撃に対して石田は。

 まず《粗石の魔道士》を出して《妖術師のガラクタ》を手に入れ、続けて《尖塔のゴーレム/Spire Golem》を。しかし、これが中野の《粉砕》によって除去されてしまい、中野の攻撃の手を止める事が出来ないでいる。

 そこへ《鋼打ちの弟子/Steelshaper Apprentice》を引いた石田はとりあえこれを場に出しターンエンド。

 その返す中野のターン。

 彼は《彫り込み鋼》を引き、コピーの対象を《頭蓋囲い》として、それを《電結の混種》に装備して攻撃。

 突然ダメージが倍になる事態に、石田は必死に《逆行/Regress》で耐えたりするが、それに続くドローもなく、この試合は中野に軍配があがった。

Final Result : 中野 2 - 1 石田

Yoshitaka Nakano

Download Arena Decklist

Itaru Ishida

Download Arena Decklist

最新Event Coverage記事

Featured

2015年 11月 16日

2001 Grand Prix Sendai Coverage by, Wizards of the Coast

2001 Grand Prix Sendai Coverage 相次ぐ新星の誕生 10 年ぶりの記録的大雪とのことで、積雪は 20cm 近かった。 2 日目は初日の豪雪が嘘であるかのような快晴となったものだが、やはり北国の冬らしく深々とした寒さが印象的だった。 細かい点にまで言及してはキリがないが、とりあえず今回の上位陣の顔ぶれを見て特に印象的...

記事を読む

Featured

2015年 11月 16日

2002 Masters Series San Diego Coverage by, Wizards of the Coast

2002 Masters Series San Diego Coverage In the first game of the finals, it seemed that Karma was on the side of Humpherys. Fuller only needed a bounce spell to wa...

記事を読む

記事

記事

Event Coverage Archive

過去の記事をお探しの場合 アーカイブのページをご覧ください。人気の著者による、数千にわたるマジックの記事が残されています。

一覧を見る