ラウンド 7: 森田 雅彦 vs. 信下 淳

更新日 Event Coverage on 2004年 6月 11日

By 藤枝 勇

師匠とも言える藤田剛史同様に、なぜか今一選手権では力の発揮できない森田雅彦。今回もこの時点で既に 3 – 3。 ここで負けると Best 8 への目はほぼなく、 3 敗でも恐らく明日 6 – 0 – 1 が必要という非常に厳しい状況におかれた。

対するは九州予選を抜けての参加となった古豪、信下淳も既に 3 – 3 と後が無くどうしても勝ちたい。が、相手が森田雅彦ではちょっと辛いか。

Game 1

 森田は赤黒のスタンダードな除去デッキを、信下はフィフス・ドーン導入により新たなアーキタイプとなった 5 色デッキを使っての対決。

序盤から押すのは森田。《騒がしいネズミ/Chittering Rats》《物あさりのスカラベ/Scavenging Scarab》と出して、信下の《ヨーティアの兵/Yotian Soldier》をブロックされたダメージと共に《花崗岩の破片/Granite Shard》で墓地に送る。

さらに次のターンには《ピューターのゴーレム/Pewter Golem》を出して 4 / 4 の《空に届くマンタ/Skyreach Manta》を全くよせつけない攻撃ぶり。残った 6 点のライフも《本質の吸収/Essence Drain》 2 連発できっちりと削りきるという完璧ぶりで、森田圧勝。

森田 1 – 0 信下

Game 2

 Game 2 も押すのは森田。2 ターン目に《金のマイア/Gold Myr》、3 ターン目には《教議会の戦隊長/Synod Centurion》と展開。 Game 1 同様に森田が押し切るかに見えたが今度は信下が踏ん張る。

《シルヴォクの開拓者/Sylvok Explorer》《太陽のしずく/Sun Droplet》とマナを伸ばしながら自身も守るという理想的な展開で、そのまま《鏡のゴーレム/Mirror Golem》(《妖術師のガラクタ/Conjurer's Bauble》を刻印)に続けるがっちりぶり。烈日のカードまで展開を続けられる体制が整った。

それに対して森田の方も何もしていないわけではなく《乱打されるゴーレム/Battered Golem》《エイトグ/Atog》《先陣のマイア/Alpha Myr》と、どんどんクリーチャーを並べて行き、隙さえ有ればすかさずフルアタックを仕掛けられる状態となる。

地上を《鏡のゴーレム/Mirror Golem》と《太陽のしずく/Sun Droplet》でガッチリ止めて《旅人のガラクタ/Wayfarer's Bauble》から、5 / 5 の《空に届くマンタ/Skyreach Manta》まで繋がった信下側。

次からゆっくりと攻められる状態になるが、《空に届くマンタ/Skyreach Manta》をキャストした今こそ勝機と見た森田が更に《古えの居住地/Ancient Den》を置いてフルアタック。

信下の《空に届くマンタ/Skyreach Manta》と《鏡のゴーレム/Mirror Golem》がブロックせざるを得ない状況を作り、更に《本質の吸収/Essence Drain》を使って何とか<マンタ>を除去するが後続が続かず、先に《路を拓くファングレン/Fangren Pathcutter》《絡み森のゴーレム/Tangle Golem》《空狩人の巡回兵/Skyhunter Patrol》と信下に展開されてしまってジリ貧状態に。

その後、序盤のスペル引き過ぎ状態から土地ゾーンに入ってしまった森田は何も解決策を引けずに 2 本目を落とす。

森田 1 – 1 信下

Game 3

 土地 2 枚でスタートした信下だったが、 3 ターン目の土地が置けずにターンを返す。手札には《発見の旅路/Journey of Discovery》があるために 3 枚目さえ引ければどうにでもなるのだが 6 ターン目が終わっても場に有る土地は 2 枚だけ……。

森田も Game 1 の様な回りなら瞬殺だったのだが、こちらも 1 体目のクリーチャーが《ピューターのゴーレム/Pewter Golem》とゆっくりとした展開。

のはずなのだが・・・・・・その《ピューターのゴーレム/Pewter Golem》が 4 回殴り、《電結のとげ刺し/Arcbound Stinger》のワンパンチと《本質の吸収/Essence Drain》でゲームセット。

まさにサンドバック。

Final Results : 森田雅彦 Win

Jun Nobushita

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Masahiko Morita

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