ラウンド 7: 浅原 晃 vs 塩津 龍馬

更新日 Event Coverage on 2003年 6月 20日

By 今井 公雄

2 日目初戦。

GP 京都優勝者であり、デッキビルダーとして世界に名をはせる浅原。
対するは、何度も GP のベスト 4、ベスト 8 に名前を連ねている名古屋の古豪、塩津。

ともにリミテッド GP にて結果を残している両者なだけに、この対戦はかなりの熱戦が期待される。
塩津は黒白、浅原は赤青 のデッキを構築している。

Game 1

先行は浅原で、お互いに硬く握手してから試合を開始する。

先に動いたのはその浅原で、3、4 ターン目に変異を連続してプレイする。

それに対し塩津は、 4 ターン目の 《金切り声のノスリ/Screeching Buzzard》 からスタートとなり場の構築は浅原より一歩遅れをとることになる。

5 ターン目、浅原の変異 2 体のアタックに対し、塩津は後にプレイした変異をブロックすることを宣言する。それに対して、浅原は、ブロックされた変異の 《変幻の機械/Proteus Machine》 を表返しクリーチャータイプを鳥と宣言する。その上で、もう 1 体の変異である 《レイヴンギルドの信徒/Raven Guild Initiate》 を表にし、クリーチャータイプを鳥とした 《変幻の機械》 を手札に戻す。

《金切り声のノスリ》 が墓場に落ちる際の能力より、浅原が手札から捨てたカードは、《ペミンのオーラ/Pemmin’s Aura》!! この強力なカードを捨てるということは…浅原の手札はかなり強力なものだということが想像できる。

その後、浅原は 《テフラダーム/Tephraderm》 をプレイし、塩津にプレッシャーをかける。

それに対して塩津は、《死体の収穫者/Corpse Harvester》 をプレイしてターンを返す。

6 ターン目、浅原は 《テフラダーム》 にて攻撃を行いその後、《投げ落とすコンドル/Airdrop Condor》 をプレイして場に飛行クリーチャーが存在しない塩津に対して更なる圧力をかける。

それに対し塩津は、土地を全てタップし 《よじれた嫌悪者/Twisted Abomination》 をプレイする。

次々ターン後の 《テフラダーム》 の攻撃に対する回答を用意したわけだがそれまでにライフは持たせる事は出来るのだろうか。

7 ターン目、浅原は、《テフラダーム》 と 《投げ落とすコンドル》 にて攻撃を行う。
ここでのライフは浅原 20 に対し、塩津 6。

手札に 《レイヴンギルドの信徒》 の能力により手札に戻した 《変幻の機械》 があることを確認し、ここで塩津は投了を宣言する。

浅原 1-0 塩津

Game 2

ここで塩津はドローを選択、先行は浅原。

先に動いたのは塩津であり、 2 ターン目 《戦場の衛生兵/Battlefield Medic》 からスタート。
対する浅原は、3 ターン目 に変異をプレイする。

3 ターン目、塩津は 《荷降ろし/Unburden》 をプレイし、浅原から土地を 1 枚、《レイヴンギルドの信徒》 を墓場に落とすことに成功する。
つづいて、塩津は 5 ターン目に 《死体の収穫者》 プレイするが、これは浅原が変異状態の 《虚空魔道士の弟子/Voidmage Apprentice》 を表にし、その能力にてカウンターすることに成功する。

その後は、お互いがクリーチャーをプレイする静かな場となる。

そして場は以下の通りとなる。
塩津 ライフ 16
沼 × 5 平地 × 2
《戦場の衛生兵》、《萎縮した卑劣漢/Withered Wretch》、《魂無き者/Soulless One》、《気高き院僧/Noble Templar

浅原 ライフ 20
島× 5 山 × 3
《テフラダーム》、《黒焦げ牙のクーガー/Chartooth Cougar》、《虚空魔道士の弟子》、《激浪計画の生き残り/Riptide Survivor》、変異

塩津は、浅原の土地が全てタップ状態であることを確認し、《魂無き者》、《気高き院僧》 にて攻撃を宣言する。
《魂無き者》 は墓場に 《荷降ろし》 と、《死体の収穫者》 があることから 3/3 のクリーチャーとなっている。
ここで浅原は、《気高き院僧》 を 《虚空魔道士の弟子》 にてブロックすることを宣言し 3 のダメージを受ける。

次にゲームが動き出したのは、浅原がプレイした 《投げ落とすコンドル》。
これは、先ほどのゲームでも塩津を苦しめたクリーチャーである。
塩津は熟考するが、現在対応策を持たない塩津は苦々しくもそのままターンを続けるほか方法は無い。

次のターン、浅原は 《投げ落とすコンドル》 の攻撃の後、追加の変異をプレイし、塩津は 《よじれた嫌悪者》 をプレイするにとどまる。

ここで手札は浅原 0 に対し、塩津は 2。

ここで、浅原は変異を表返す。
表替えしたクリーチャーは 《スカークの匪賊/Skirk Marauder》。その能力によるダメージを塩津本体に与える。
まだ少し早いかと考えたのだが、もう一つの変異も 《スカークの匪賊》。
その上、《黒焦げ牙のクーガー》 に 《ペミンのオーラ》 がエンチャントされてしまい、対応策が無い塩津は投了する以外の手段は残されていなかった。

Final Result : 浅原 2-0 塩津

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