本日最終戦。
現在の全勝である 2 人、中村 昌義と韓国のLee,Jun-Young との対決。
現在この場に 7 - 0 で迎える 2 人だが、デッキの色は対照的な赤単対白単。
色的な優位で言うと、マジックの歴史的に白は赤に強いものと相場はきまっているが、実際はいかがなものだろうか。
Game 1
先手中村は序盤を《スカークの探鉱者/Skirk Prospector》から《ゴブリンの群衆追い/Goblin Piledriver》といき、少々のダメージは入るが、対する Lee は《新たな信仰/Renewed Faith》をサイクリング、そのままキャストと 8 点のライフを得つつ序盤を回避。
4 ターン目にはお決まりの《曙光の精霊/Dawn Elemental》を出して、対赤への守りを 1 個ずつ築いていく。
攻撃の手を止められ、ライフまで赤を上回った白。
ここまで来てはもう逆転の目は無いか、中村は必死に《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander》を呼ぶが、返す Lee のターンに、彼は《賛美されし天使/Exalted Angel》をキャストし、そのまま《ドラゴンの鱗/Dragon Scales》で 5/7 の攻撃時にタップしなく、回復する天使を作り上げてしまった!
じっとその天使を見つめ、固まる中村。
2 匹目の《包囲攻撃の司令官》をとりあえず呼び、攻撃をしてみたりするが、絶望的な想像が現実の物と理解出来、そのままサイドボードに入った。
中村 0 - 1 Lee
Game 2
再び先手をとった中村だが、初手が少々悪いが土地があるためにマリガンを宣言せずゲーム開始。
4 ターン目にやっと《ゴブリンの名手/Goblin Sharpshooter》を出すことが出来た中村に対し、Lee は《銀騎士/Silver Knight》を 2 , 3 ターンと連続でキャストし、《曙光の精霊》、《賛美されし天使》と華麗なマナ域によってカードを展開。
もうだめだと、がっくりうなだれる中村。
力なく最後のカードをドローすると、そのまま投了を宣言。
Final Result : 中村 0 -2 Lee