ラウンド 8: 岡本 尋 vs. 中村 修平

更新日 Event Coverage on 2004年 11月 20日

By Kenji Matsui

本日の予選ラウンド最終戦。
この試合を以って今大会のシールド部門は終わり、明日からはロチェスタードラフトがプレイヤー達を待ち構えている。

だが、明日のロチェスターに参加できるのは上位 64 人と制限され、実に12 人に 1 人しか 2 日目に参加できない事となる。

さて、 2 日目に参加するためにはどれだけ勝てば良いのか?

一般的には 1 敗 1 分までが最低ラインとされるが、今大会も同じく確定ラインはどうやらそのとおりらしく、現在 6 –1 でこの場に座る 2 人は ID を行えば無事互いに 2 日目確定なのだが、明日ベスト 8 を目指すには、ここで勝利して 7 –1 でロチェスターに参加したほうが良いはず。

そんな微妙な舞台背景がある中、この2 人にランダムデッキチェックが入り、その間に相談をしている様子。

このまま ID が確定してしまえば私の仕事はなくなるのだが、こうやって文章を書いているという事は、彼らは Play を選択したみたいである・・・

Game 1

それではやっと 1 本目が開始。

先手の中村が 3 ターン目に《木霊の手の内/Kodama's Reach》で土地を増やし、そのまま 4 ターン目に《伝承の語り部/Teller of Tales》を出すが、これは岡本即座に《山伏の炎/Yamabushi's Flame》でご退場願う。だが、中村は続けて 5 ターン目に《苔の神/Moss Kami》と、大型クリーチャーを放つ。

打っているスペルは少ないとはいえ、大型級と言えるクリーチャーを 2 連打されて少々キツい岡本だが、中村が《苔の神》でアタックを開始すると、岡本はすでに配置していた《燃えさし拳のずべら/Ember-Fist Zubera》と《霜剣山の暴れ者/Sokenzan Bruiser》でブロックを試みるが、それを +7+7 の《杉の力/Strength of Cedars》で一気に跳ね除ける大味プレイ。今の岡本には一番効一撃で、このままでは本当に《苔の神》に蹂躙されきってしまう。

さてどうしようと考えはするが、良い案を思いつく間もなく、《清められし者、せし郎/Seshiro the Anointed》など並べられ、そのまま岡本は殴りきられる事に。

岡本 0 – 1 中村

Game 2

Nezumi Cutthroat

先手岡本。

難しい初手をキープするかどうかを2 分程じっくり思慮した後にキープを宣言すると、対する中村はテイクマリガン。

1 ターン目に《狐の易者/Kitsune Diviner》を出し、中村が《鼠の殺し屋/Nezumi Cutthroat》を出せば、返すターンに《激憤の本殿/Honden of Infinite Rage》を設置して《鼠の殺し屋》を破壊。

続けて《血の信徒/Initiate of Blood》、《黄昏の守護者、秘加理/Hikari, Twilight Guardian》と続き、気がつけば自然とすばらしい形でマナカーブを描き、中村を苦しめているではないか。

キツイなーと言った表情の中村。

実際、中村は《鼠の殺し屋》の後続として呼んだのは 6 ターン目の《苔の神》と、続けて《黄昏の守護者、秘加理》に《手の檻/Cage of Hands》と、なんとか耐えた感じはあるが、残りライフは乏しい。

既に《激憤の本殿》だけでライフが危険な情況で、岡本は更に《霜投げ/Frostwielder》を配置し、そのまま戦闘を行うことなく中村のライフは 0 となった。

岡本 1 – 1 中村

Game 3

さて、残り試合時間を 15 分とした所で、運命の 3 本目が岡本のダブルマリガンから始まる。

2 本目を落としていた中村が先手を取り、《残酷な詐欺師/Cruel Deceiver》、《よだれ舌のずべら/Dripping-Tongue Zubera》と展回すると、対する岡本は《狐の易者》、《古の法の神/Kami of Ancient Law》、《空民の鏡術士/Soratami Mirror-Mage》と、素晴らしい立ち上がり。

この《空民の鏡術士》は《手の檻/Cage of Hands》で封じられてしまうものの、《虚飾の道の神/Kami of the Painted Road》も並べ、バッチリ攻勢モードの岡本。

窮地に立たされた中村。

ひとまず《手の檻》を戻し、《空民の鏡術士》へ 5 点の《食い込む疫病/Swallowing Plague》を打って除去し、後に引く除去を有効活用できるような場にすることは無かったのだが、如何せん引けども引けども土地ばかりの中村。

岡本も、勢いがあるとはいえ、ダブルマリガンからこれだけ展回すれば、息切れは必死。

中村に「もうなにも引くな!」と気迫というかオーラを出しつつ殴る。と、本当にとうとう最後まで土地ゾーンに嵌った中村なのだった。そう、岡本はダブルマリガンを乗り越えて勝利を飾った。

Final Result :岡本 2 – 1 中村

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