ラウンド 8: 志岐 和政 vs. 中村 修平

更新日 Event Coverage on 2004年 6月 12日

By 藤枝 勇

ここまで両者無敗、志岐に至っては"無敗"とプリントされたトレーナーを着ており主張を怠らない。それと相対するように地味~な印象がある中村は「人に期待されないほど勝ってしまう」という悲しいアビリティを持っている。

志岐が《粗石の魔道士/Trinket Mage》 2 体などパーマネントをコントロールするカードを多数入れた赤青デッキ。中村は《空に届くマンタ/Skyreach Manta》が 3 体など親和と烈日を組み合わせたフィフス・ドーンならではのデッキを使っている。

Game 1

志岐の《ウィザードの模造品/Wizard Replica》を中村が《卑下/Condescend》するところからゲームが動き出し、そのあとに山山山と青マナが無いために展開出来なかった《ヴィダルケンの技術者/Vedalken Engineer》をようやく展開。同時に《鉛のマイア/Leaden Myr》を出して一気にマナ加速する。

パーマネントのでは志岐が勝っているのだが、質においては中村が《乱打されるゴーレム/Battered Golem》《ヨーティアの兵/Yotian Soldier》、そして《彩色の宝球/Chromatic Sphere》を介しての 4 / 4 《空に届くマンタ/Skyreach Manta》と一歩リードしている感じだ。

志岐も《電結の暴れ者/Arcbound Bruiser》、《粗石の魔道士/Trinket Mage》から《レオニンのボーラ/Leonin Bola》と何とか対抗、殴られはするのだが最小限に抑えた。

《レオニンのボーラ/Leonin Bola》で《空に届くマンタ/Skyreach Manta》が完全に止められた中村だったが追加で《厳粛な空護り/Somber Hoverguard》《水銀のビヒモス/Quicksilver Behemoth》と追加。これは押し切れると思われたが、志岐が更に《ヴィリジアンの長弓/Viridian Longbow》《オーリオックの包囲そり/Auriok Siege Sled》を展開。
ライフは 8 になってしまったが、ようやく中村の攻め手を完全に抑えた。

継続的にコントロールするという点ではこの環境でもトップクラスの 2 枚で完全に押さえ込まれてしまった中村。《ダークスティールのペンダント/Darksteel Pendant》によって掘り進め起動のタイミングが完全にはまり、スペルを引き続けてようやく《ヴィリジアンの長弓/Viridian Longbow》を引き当てるが、時既に遅く《ダークスティールのガーゴイル/Darksteel Gargoyle》と《ヴァルショクの鉄球/Vulshok Morningstar》によってとどめを刺された。

中村のデッキに《レオニンのボーラ/Leonin Bola》や《ヴィリジアンの長弓/Viridian Longbow》をどうにかするカードは入っておらず、出てしまうと結構どうしようも無いため・・・カウンターしないといけない所がつらいだろうか。

志岐 1 – 0 中村

Game 2

後手志岐の 1 ターン目《レオニンのボーラ/Leonin Bola》をピンポイント《無効/Annul》でカウンター出来た中村は波に乗ったようで、続けて出てきた《ヴィリジアンの長弓/Viridian Longbow》ではどうにも出来ないクリーチャーを引き続ける。

その上志岐の土地が 3 枚でストップ。場に出した《粗石の魔道士/Trinket Mage》も《残響する衰微/Echoing Decay》で殺されて装備品だけが場にある寂しい状態に。
…結局最後までで出せたクリーチャーは 3 体だけで、終始中村ペースで試合は進んだ。

志岐 1 – 1 中村

Game 3

1 ターン目に《ヴィリジアンの長弓/Viridian Longbow》 2 ターン目《五元のプリズム/Pentad Prism》から 3 ターン目には 4 / 4 《空に届くマンタ/Skyreach Manta》とロケットスタートを切れる中村だったが、志岐の《粗石の魔道士/Trinket Mage》から手札に入ってしまった《レオニンのボーラ/Leonin Bola》が有る為に若干躊躇。

躊躇するが、相手の行動を縛る意味でも、 3 ターン目に 4 / 4 を場に出して勝負を賭けた。

 志岐の方も 5 ターン目までは《レオニンのボーラ/Leonin Bola》《鉄のマイア/Iron Myr》、《電結の暴れ者/Arcbound Bruiser》と順調だったのだが、その後が続かない。

対照的に中村は《ヨーティアの兵/Yotian Soldier》、《勇気のバトン/Baton of Courage》《厳粛な空護り/Somber Hoverguard》、2 体目の《空に届くマンタ/Skyreach Manta》そして《水銀のビヒモス/Quicksilver Behemoth》と順調に展開。中盤の展開に差が有りすぎた両者、たとえ《レオニンのボーラ/Leonin Bola》といえども 1 体しかクリーチャーをコントロールできないわけで、これは中村の圧殺となった。

Final Results : 中村修平 Win

Nakamura Shuhei

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Shiki Kazumasa

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