ラウンド 8: Kamiel Cornelissen vs. Nicolai Herzog

更新日 Event Coverage on 2002年 5月 4日

By 松井健治

 2 日目の初戦は Kamiel Cornelisen と Nicolai Herzog が対戦
 Cornelissen デッキは《ミリキン人形/Millikin》が 2 枚も搭載された黒緑で、《ミリキン人形》のマナ加速と、墓地を肥やす効果が非常にマッチしたデッキに仕上がっている。
 対する Herzog のデッキは白青タッチ赤で《激動/Upheaval》と《復讐に燃えた夢/Vengeful Dreams》を内包するパワーカードデッキである。

Game 1

 先手を取った Cornelissen が 1 マリガンするところからゲームがスタート。
 
6 枚の初手は 2 枚の土地しかないが、 3 ターン目にはしっかり《臓器をすり砕く者/Organ Grinder》をキャストし、続けて《ミリキン人形/Millikin》と、マリガンを成功させ、序盤は順調。

 だが、後手の Herzog が《ティーロの信者/Teroh's Faithful》を出すと、 Cornelisen のクリーチャーはピタリと止まってしまう。

 攻撃を完全に止められてしまった Cornelisen は、この強固な壁を打ち破くべく、《朽ちゆく巨人/Rotting Giant》、《ナントゥーコの鎮め役/Nantuko Calmer》と並べ、その場に《ナルシシズム/Narcissism》をキャスト。
 これで一気に攻撃をしかけ、《ティーロの信者》にブロックされたクリーチャーをパンプアップして、この壁を打ち砕く。

 劣勢から一気に優勢に持ちなおす Cornelissen 。
 この勢いを緩める事無く、ダメージを与え続けるが、 Herzog の 8 ターン目。
 1 マナ余らせて《激動》をキャスト。

 完全に優勢だった Cornelissen の場を一気に 0 に戻し、残ったマナとセットランドからのマナで《神秘の使い魔/Mystic Familiar》をキャスト。
 
 《激動》の力で一気に逆転した Herzog 。
 そのまま 2 ターン土地を並べ、《空翼のエイヴン/Skywing Aven》、《ティーロの信者》と並べ、場とライフ共に万全。

 その間に Cornelissen が出来た事は《朽ちゆく巨人》を出す事のみ。
 流石に Herzog は勝ちを確信したが、それが驕りであったことに気づかされる事になる。

 Cornelissen の《激動》後の 4 ターン目。
 《朽ちゆく巨人》に《シートンの願望/Seton's Desire》をキャストし、攻撃を開始。
 
 あまりの事に驚きを隠せない Herzog 。
 とりあえずは《空翼のエイヴン》でこの場を凌ぐが、 Cornelissen はこの場に続けて《ナルシシズム》と《臓器をすり砕く者》を出し、《ナルシシズム》で《臓器をすり砕く者》をパンプアップしながらスレッショルドを維持し、結局この半ロック状態を抜け出せなかった Herzog はこのデュエルを落とす。

Cornelissen 1 - 0 Herzog

Game 2

 先手は Herzog に移り、調子よく 2 ターン目に《巡視犬/Patrol Hound》を出すが、そこで土地が平地 2 枚で止まり、次にキャストするのは《神秘の使い魔》。

 Cornelissen も初手に沼しかなく、緑のカードを展開できない状態だったのだが、 2 ターン目に出した《ミリキン人形》が能力を使うと墓地に森が移動。
 落ちて行った森を恨めしそうに眺めていた Cornelissen パッと表情を変え、手札を確認。
 なんと Cornelissen の手札には《モスファイアの卵/Mossfire Egg》と、《地図作り/Cartographer》が!
 これのおかげでなんとか森を手に出来た Cornellissen は、《飛びかかる虎/Springing Tiger》、《アヌーリッドのゴミあさり/Anurid Scavenger》とキャストし、この勢いで Herzog を圧倒しにかかる。

 未だに土地を引かない Herzog 。
 先程キャストしたクリーチャーに重ねて、《屍肉ワーム/Carrion Wurm》を並べられ、総攻撃をかけられた Herzog は敗れてしまうのかと思ったのも束の間。

 なんとこの攻撃してきたクリーチャーを《復讐に燃えた夢/Vengeful Dreams》で全て排除する事に成功。
 完全に勝ちを確信していた Cornelissen は全力でカードを使っていた為に後続を出す事が出来ない。

 未だに土地を引いていなかったおかげと言うかなんと言うか、 Cornelisse の《ミリキン人形》は全て排除し、後は土地事故を起している間に並べたクリーチャー達で殴りきるのみ。

 ここで 1 枚でもしっかりとしたクリーチャーを引けたらまだ勝負は解らないのだが、《ミリキン人形》でチャンプブロックまでしたのだが、 Cornelissen は明確な答えが出せないまま、敗れた。

Cornelissen 1 - 1 Herzog

Game 3

 今回も 2 ターン目に《ミリキン人形》を置き、デッキのスピードアップを図る Cornelissen に対し、少しでも動きを遅らせようと《ミリキン人形》を《霊気の噴出》する Herzog 。

 Cornelissen は再び《ミリキン人形》を出し、次のターンに《蝶番はずし/Unhinge》と《朽ちゆく巨人》を連発してキャストし、そのまま《朽ちゆく巨人》に《シートンの願望》を付けて攻撃を開始。

 序盤に《霊気の噴出》を使った事を後悔する Herzog 。
 ともかくこの場を打開するカードを求めるべく、 Herzog は《集中/Concentrate》をキャストし、なんとか《追い返し/Repel》をドローし、生命の危険を回避。

 そこから Herzog が序々にテンポをつかみ、攻めきれない Cornelissen の動きをコントロールしつつ、マナが十分に溜まったところで《激動》をキャストし、余ったマナでキャストするのは 2 匹の《巡視犬》大した事の無いクリーチャーではあるが、 Cornelissen のライフは残り 7 。

 そんな Cornelissen は手札に戻したパーマネントをライブラリに戻し、デッキを片付け始めた。
 
Cornelissen 1 - 2 Herzog

Final Result : Herzog

最新Event Coverage記事

Featured

2015年 11月 16日

2001 Grand Prix Sendai Coverage by, Wizards of the Coast

2001 Grand Prix Sendai Coverage 相次ぐ新星の誕生 10 年ぶりの記録的大雪とのことで、積雪は 20cm 近かった。 2 日目は初日の豪雪が嘘であるかのような快晴となったものだが、やはり北国の冬らしく深々とした寒さが印象的だった。 細かい点にまで言及してはキリがないが、とりあえず今回の上位陣の顔ぶれを見て特に印象的...

記事を読む

Featured

2015年 11月 16日

2002 Masters Series San Diego Coverage by, Wizards of the Coast

2002 Masters Series San Diego Coverage In the first game of the finals, it seemed that Karma was on the side of Humpherys. Fuller only needed a bounce spell to wa...

記事を読む

記事

記事

Event Coverage Archive

過去の記事をお探しの場合 アーカイブのページをご覧ください。人気の著者による、数千にわたるマジックの記事が残されています。

一覧を見る