ラウンド 9: 三津家 和彦 vs. 中島 主税

更新日 Event Coverage on 2004年 6月 12日

By 松井 健治

 ラウンド 9 。
 
 3 敗ラインのがけっぷちで当たるのは、日本選手権優勝経験を持つ三津家と、茨城のホープである中島との対決。

 三津家は青黒タッチ赤のの除去と《接収/Acquire》を搭載した作りになっており、対する中嶋は黒緑の強烈なビートダウンと、後押しの《影の供犠台/Altar of Shadows》入りのデッキになっている。

Game 1

 先手中島のマリガンからゲームが開始。

 マリガン後の手札がよかったらしい中島。
 2 , 3 ターンと《盲目の忍び寄るもの/Blind Creeper》を 2 匹並べて攻撃を始め、続けて《テル=ジラードの狼/Tel-Jilad Wolf》を配備。

 この猛攻を《騒がしいネズミ/Chittering Rats》を出し、中島の戦闘中に《チス=ゴリアの鱗/Scale of Chiss-Goria》を使用することで中島の《盲目の忍び寄るもの》を 1 枚墓地に送り込む。

 その勢いで《ヴァルショクの鉄球/Vulshok Morningstar》を《テル=ジラードの狼》に装備して攻撃を加え、これを三津家は《騒がしいネズミ》と後に出す《粗石の魔道士/Trinket Mage》と 2 体ブロックし、《チス=ゴリアの鱗/Scale of Chiss-Goria》で救う作戦を用意していたが、それは場で見てわかると中島はインスタントで《勇気のバトン/Baton of Courage》を。

 テンポよくゲームを進める中島におされ気味の三津家は、優秀なブロッカー兼アタッカーとして《ゴブリンの飛行艇/Goblin Dirigible》を出す。が、これも中島は即《影の中の貪り/Devour in Shadow》を使用して除去し、思いのまま三津家に攻撃を仕掛ける。

 テンポとライフで大幅に負けている三津家。

 ここから挽回しようにもそれをかなえるカードも引かず、中島が 1 本目を押し切った。

三津家 0 - 1 中島

Game 2

 今度はダブルマリガンを選択してしまった中嶋に対し、先手をとった三津家は軽快に《威圧のタリスマン/Talisman of Dominance》から 3 ターン目に《尖塔のゴーレム/Spire Golem》。4 ターン目に《接収》を打ち、中島のライブラリをガシッっと掴む三津家。

 そこを念入りに探すと、中島はまだドローしていなかったのか、《影の供犠台》を発見。

 再度中島のライブラリを確認しなおし、《影の供犠台》を自身の場へ。

 既にダブルマリガンからクリーチャーを引けずに、装備品ばかり並べていた中島にこの場をひっくり返す力も無く、早々に 3 本目へとうつる。

三津家 1 - 1 中島

Game 3

 再び先手は中島に移り、マリガンも無くゲームが始まる。

 《ヴィリジアンの長弓/Viridian Longbow》、《ドロスをうろつくもの/Dross Prowler》と並べて、三津家の場にいる《粗石の魔道士》をスルーしてダメージを与えにかかる。

 三津家は慌てて《太陽に触れたマイア/Suntouched Myr》を 2/2 でブロッカーとして配置し、中島がだした《テル=ジラードの息吹使い/Tel-Jilad Lifebreather》が動き出す前に《静電気の稲妻/Electrostatic Bolt》で除去。

 ここまでは揺らぎはあれど、適度な一進一退の場。

 そこへ《水銀のビヒモス/Quicksilver Behemoth》と《粗石の魔道士》を展開して三津家が優勢な場を気づき上げたかと思ったが、ここで致命的なミスを一つ犯す。

 この時の《粗石の魔道士》で《教議会の座席/Seat of the Synod》をもってきてセットしているのだ。

 《水銀のビヒモス》の事もあり、これを入手したい気持ちはわかるが、この 1 枚が彼の首を絞める。

 返す次のターン。

 中島は嬉しそうに《絡み森を歩む者/Tanglewalker》をキャスト。
 これによって今まで止まっていた中島のクリーチャー陣が三津家に牙を剥いたのだ。

 とりあえず攻撃を加えて 16 から 12 までライフを減らし、《盲目の忍び寄るもの/Blind Creeper》と《勇気のバトン/Baton of Courage》を 3 個のカウンターを乗せてターンエンド。

 次のターンに総攻撃 + 《勇気のバトン》を使えば中島の勝利が確定する所まで事態が進行。

 ターンが移り、些細なミス一つに手を震わせてドローする三津家。
 そのまま動きを止め、中島にターンを渡す。

 中島のメインステップ。
 そのまま彼は全力で攻撃し、 12 点のダメージをたたき出すはずだったのだが、戦闘中に三津家が《チス=ゴリアの鱗》をキャスト!

 なんとこれによって中島の《盲目の忍び寄るもの》が -1/-1 されてしまい、残り 1 点届かなくなってしまった。

 その上、三津家の場にもビヒモスを中心とするクリーチャーが並んでおり、返しのターンで中島は総攻撃を食らい、このラウンドの勝者は三津家に決定した。

Final Result : 三津家 2 - 1 中島

Nakajima Chikara

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Kazuhiko Mitsuya

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