最後の席はソーに

更新日 Event Coverage on 2005年 3月 30日

By Randy Buehler

Translated by Yoshiya Shindo

 開発部はインビテーショナルの様々な投票の行方を注意深く見守っていたけれど、その結果が我々が選ぶであろう人物と同じところに集まるのを見て実に感動した。投票の半ばほどまで行ったところで、選ばれていない人物で我々がぜひ参加させたかったのはルーエル兄弟だった。予想ではオリヴィエ・ルーエル(Olivier Ruel)はロード・ウォリアー部門で選ばれるだろうから、開発部からはアントワン・ルーエル(Antoine Ruel)をE3に送るべきだという考えでまとまっていた。

 ファン投票の初日が終わったところで、アントワンは他から圧倒的なリードを広げていたので、我々は再び議論を始めた。次に選んだのはティム・アトン(Tim Aten)だった……彼がこのゲームのために費やしてくれている努力は報われるべきであり、彼はライター選出部門で1点差で負けていたのだ(もちろん、アトンが選ばれていたら、これがイェローン・レミー(Jeroen Remie)に対してのものだったろう)。しかし、その後始まった“アトンに投票を”キャンペーンのおかげで、彼は突然第2位の座を確保することとなった。ファンが“正しい選択”をしたことには感動したものの、おかげで我々の選択は楽なものじゃなくなってしまった。

 この時点で、我々は不当に除外されたと思われる人物を探し始めた。実際は我々のピックは歴史上の間違いに対して使おうと思っていて、本来ふさわしいはずがまったく選ばれていなかった人物に使用と考えていた。問題は、明らかにその候補となるべき2人の人物――アラン・カマーとマイケル・チュリアン――は、どちらもウィザーズ・オブ・ザ・コースト社で働いているってことだ。開発部のメンバーを開発部選出で送り込むこともちょっとだけ考えたけど、改めて今年の選出に集中することにした。

 投票の結果を見るに、我々は間違っている人物が選ばれている部門が一つあるという結論を出した。ピエール・カナーリ(Pierre Canali)に罪はないが、ライジング・スター部門から選ぶべきはテリー・ソー(Terry Soh)の方が正しかっただろうということだ。我々の意見では、プロツアーで1回優勝するよりも、2回トップ8に入る方がより素晴らしい。確かにどちらも “人生を費やして”いる――世界中を回ってこのゲームを楽しんでいる――が、ソーは文章を書き人格を明らかにすることでコミュニティに自分の得たものを返している。そして何よりも、ソーはMagic Onlineのおかげで素晴らしいプレイヤーになれたことを公言している。なので、ソーが出ることでMTGOの観衆も彼を応援してくれるだろう。

 以上から、今年のインビテーショナルの開発部選出部門は、テリー・ソーという結論になった。

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