Masahiko Moritaいわゆる Machine Head を選択している金民守。
前ラウンドに松尾悟郎との全勝同士の対決を落としてしまっているだけに、是が非でもこの星は死守したいところだ。
そして、その金と対峙した赤緑白 No Fires を駆る森田雅彦としても、念願のタイトルに向けては一戦一戦が正念場であることに変わりはない。「単なる Good Player 」からの脱却を果たすのもそう遠いことではない・・・と言われつけているだけになおさらだ。
Game 1
先攻森田が 2 ターン目に Thornscape Familiar を展開すると、金も Duress ですかさず応戦。 Urza's Rage 、Shivan Wurm 、Birds of Paradise 、Blastoderm 、Flametongue Kavu という森田のハンドから Urza's Rage をディスカードさせた。
森田がこの Familiar での攻撃を繰り返して金のライフを 14 点にまで減少させられるまでの間に、金は後続の Birds of Paradise を Terminate で除去し、kicker の Skizzik の奇襲でもって金に 5 点のダメージを与えた。
しかし、当然これは Duress で確認済みの Flametongue Kavu でもってあっさりと除去されてしまい、そこからの Elf と Familiar のアタックでライフ差が森田 15 に対して金が 11 となってしまった。やむを得ず続く 2 枚目の Skizzik を Flametongue との相討ち要員に召喚したものの、森田 が 2 枚目の Urza's Rage をトップデッキし、これをあっさりと排除。そこからの 4/2 、1/1 、2/1 のアタックが通ってライフがたったの 4 にまで追い詰められて、投了を認めた。
正直、金の中盤からのドローは悲惨なものだった。
森田 1-0
Game 2
Min-Su Kim2 枚の Disenchant を Rith, the Awakener と Flametongue Kavu にサイドチェンジした森田は、このデュエルでも勢いを見せつけた。
14 ターンで決着がつくまでに金が展開できたパーマネントはといえば 2 枚の Plague Spitter と Phyrexian Scuta 1 枚こっきりで、効果的にアタッカーと除去を引き続けた森田の Blastoderm の最後の突撃をかわしきれなかったのである。
森田 2-0