横浜市は日本の市町村で最大の人口を有し、港町として繁栄してきた長い歴史を伝える建造物が多いことでも知られます。
パシフィコ横浜が所在するみなとみらい地区は、首都圏の観光地、行楽地としても人気のある場所です。
マジック20年の歴史においても、この地でさまざまな伝説が刻まれてきました。
最初に大きな足跡が記されたのは1999年の世界選手権でした。
その後プロツアー7勝、誰にも止められない「ジャーマン・ジャガーノート」として君臨したカイ・ブッディ/Kai Buddeが、「赤茶単」でその名を轟かせた最初の舞台となりました。
2001年にはインベイジョン・ブロックのチーム・リミテッドで開催され、チーム「Poor Shark」で大塚智美が日本人女性として唯一のグランプリ決勝進出を果たしています。
2003年にはプロツアーおよび併催のマスターズ(上位プロのみによって行われた招待制トーナメント)が開催され、昨年殿堂顕彰者入りを果たした大礒正嗣が準優勝、池田剛が第3位の成績を残しました。
大きなトピックといえば、2005年に開催された世界選手権でしょう。森勝洋が個人戦で、日本代表チーム(諸藤拓馬、志村一郎、大礒正嗣)が国別対抗戦で優勝、津村健志が年間最優秀選手に輝き、日本勢が三冠を獲得することとなりました。
森は2010年のグランプリでも優勝を果たしています。
昨年2012年には、この時点で日本国内歴代最高となる1523人が参加。日本では初となるモダンでのグランプリで、宮島淳一が「白黒トークン」で新たなフォーマットに歴史を刻みました。
そして今日、最高記録を更新する2297人(12時時点での情報)が参加し、戦いの幕が上がろうとしています。
新セット『ギルド門侵犯』の世界で、どんな新たな物語の1ページが刻まれるでしょうか?