決勝: 森田雅彦(P.S.2) vs 今井公雄(S.S.D)

更新日 Event Coverage on 2002年 5月 12日

By 平林和哉

《踏み荒らし/Overrun》《獣群の呼び声/Call of the Herd》《ナルシシズム/Narcissism》を持つ森田、かたや《ドングリの収穫/Acorn Harvest》《入門の儀式/Rites of Initiation》という必殺技を持つ今井。

残り二人の相性からすると、恐らくこのマッチは非常に重要なキーになるはずだ。

Game 1

スタートと同時に森田は《敬愛される司祭/Beloved Chaplain》《ナルシシズム/Narcissism》《ティーロの信者/Teroh's Faithful》《凶暴象/Rabid Elephant》と猛攻する。

森田が攻め立てる一方、今井は《ドワーフ徴募兵/Dwarven Recruiter》《クローサの射手/Krosan Archer》《野生の雑種犬/Wild Mongrel》と《ティーロの信者/Teroh's Faithful》の前に攻めあぐねる展開になってしまっている。

そのまま《ドングリの収穫/Acorn Harvest》-フラッシュバック、《リサトグ/Lithatog》と戦線を拡大するが、《ナルシシズム/Narcissism》が睨みを利かせた《ティーロの信者/Teroh's Faithful》を突破することができない。

このままいくと次ターンには《ナルシシズム/Narcissism》《敬愛される司祭/Beloved Chaplain》で負けてしまう今井は総攻撃の後に全力の《入門の儀式/Rites of Initiation》!

だが《ティーロの信者/Teroh's Faithful》で回復しただけでライフの減っていない森田を削るのはさすがに無理だったのだ。
都合 22 点で届かず、しかも森田は《無視/Pay No Heed》まで持っていた・・・

森田 1-0 今井

Game 2

森田の《聴罪司祭/Confessor》スタート。

《敬愛される司祭/Beloved Chaplain》は《はじけるこん棒/Crackling Club》で弾いて《狂犬/Mad Dog》で襲いかかるのだが、森田が返しでプレイしたのが《獣群の呼び声/Call of the Herd》!

《シートンの願望/Seton's Desire》をつけて特攻するも象トークンと相討ち、森田は《ティーロの信者/Teroh's Faithful》《天使の壁/Angelic Wall》と堅くなって動きがとれない。

そのまま互いに土地を引き続け膠着する。
互いに土地を引き続けて苦しいのだが、今井は必殺の《抵抗の誇示/Flash of Defiance》を抱えたまま、そして森田も《平等な扱い/Equal Treatment》というカウンターを握り締めて待つ。

だが森田は止まらない《凶暴象/Rabid Elephant》のせいでライフが苦しくなってきており、しょうがなく《聴罪司祭/Confessor》にプロテクション緑の《浮揚盾/Floating Shield》をエンチャントして粘ろうと試みる。

そしてクリーチャーを並べていた今井がついに動く。

《抵抗の誇示/Flash of Defiance》!

そのままのダメージでも森田には致命傷だ。もちろん《平等な扱い/Equal Treatment》を使ってまでも。
だが 1 本目で見た《無視/Pay No Heed》が気にかかっていたのか、今井は《野生の雑種犬/Wild Mongrel》をパンプする !?

Confessor
これにより《聴罪司祭/Confessor》でのゲインライフで《平等な扱い/Equal Treatment》でも耐えられなかったはずの森田は生き延びる。

そして・・・・非常にマジックらしい結末が待っていたのだ。

このままでも《抵抗の誇示/Flash of Defiance》フラッシュバックで負けるはずの森田。

そのライブラリートップに眠っていたのは《踏み荒らし/Overrun》!

森田 2-0 今井

《野生の雑種犬/Wild Mongrel》を出したときに《凶暴象/Rabid Elephant》でのアタック忘れ、パンプするなら《リサトグ/Lithatog》だったなど若干今井のミスが目立ったマッチだったが、それも一重に森田のプレイングの早さだっただろう。
今井は完全に森田のスピードに飲まれてしまっていた。

そして森は中村に負けたものの、チームリーダーである黒田正城が粘る窪内を振り切って、森勝洋、森田雅彦らに初タイトルをもたらしたのだ!

もちろん各人にとって初のタイトルであり、トライアル優勝から、そしてチーム戦初の国内チームの優勝と全てが完璧な終わりを迎えた。

優勝おめでとう、グランプリ名古屋チャンピオン P.S.2 !

そして彼らにはチームマスターズへの道も開かれた。
この日本最強のチームはマスターズでの活躍も期待できるだろう。

Final Result: P.S.2 2-1 S.S.D

P.S.2 Wins ! Congratulations to P.S.2 , Grand Prix Nagoya Champions !

and.... advance to Team Masters !

最新Event Coverage記事

Featured

2015年 11月 16日

2001 Grand Prix Sendai Coverage by, Wizards of the Coast

2001 Grand Prix Sendai Coverage 相次ぐ新星の誕生 10 年ぶりの記録的大雪とのことで、積雪は 20cm 近かった。 2 日目は初日の豪雪が嘘であるかのような快晴となったものだが、やはり北国の冬らしく深々とした寒さが印象的だった。 細かい点にまで言及してはキリがないが、とりあえず今回の上位陣の顔ぶれを見て特に印象的...

記事を読む

Featured

2015年 11月 16日

2002 Masters Series San Diego Coverage by, Wizards of the Coast

2002 Masters Series San Diego Coverage In the first game of the finals, it seemed that Karma was on the side of Humpherys. Fuller only needed a bounce spell to wa...

記事を読む

記事

記事

Event Coverage Archive

過去の記事をお探しの場合 アーカイブのページをご覧ください。人気の著者による、数千にわたるマジックの記事が残されています。

一覧を見る