Game 1

対する原田は1ターン目から《大霊堂の信奉者/Disciple of the Vault》をキャストし、速い立ち上がりを見せる。池田のキャストした《銀のマイア/Silver Myr》も《黄鉄の呪文爆弾/Pyrite Spellbomb》で除去。原田ペースでゲームが進むかと思われた。
しかし、原田はここからが続かない。なんとか5ターン目に《磁石マイア/Lodestone Myr》を出すも、その間に池田は《エルフの模造品/Elf Replica》に《レオニンの円月刀/Leonin Scimitar》をつけ、さらに《レオニンの陽準器/Leonin Sun Standard》をキャストし原田を攻めたてる。
それに対し原田は6ターン目に《ゴブリンの飛行艇/Goblin Dirigible》をキャストし、軸をずらしたダメージレース――平たく言えば殴り合い――を試み、自分の流れに再び引き戻す。が、アタッカーが《エルフの模造品/Elf Replica》しかいない池田はこの流れを嫌い《まばゆい光線/Blinding Beam》を双呪で使い、実質的に2回分のアタックを回避する。これにより池田がやや有利になったかと思われたが、池田の頼みの綱の《エルフの模造品/Elf Replica》を原田が《爆破/Detonate》で破壊し、主導権を池田に渡さない。
池田のほうも一応《テル=ジラードの射手/Tel-Jilad Archers》などで防衛網を構築するが、いかんせん数が少なく、どうしても全ての攻撃を止めることができない。結局、原田の「フルアタック→通ったクリーチャーへ《捕食者の一撃/Predator's Strike》」が決まり、1本目は流れが変わらず原田がそのまま押し切ることになった。
原田1 - 0 池田
Game 2

池田がもたついている間に《磁石マイア/Lodestone Myr》を出し、2枚の《囁きの大霊堂/Vault of Whispers》の力を《磁石マイア/Lodestone Myr》に与えながらビートする原田。あっという間に池田のライフが危険水域である一ケタ台にまで突入する。
その後、池田もブロッカーに《捕食者の一撃/Predator's Strike》をうち、なんとか《磁石マイア/Lodestone Myr》を戦闘で除去するが、原田の勢いは止まらない。すかさず、《モリオックのゴミあさり/Moriok Scavenger》をキャストし、《磁石マイア/Lodestone Myr》を拾う。
対して池田はブロッカーを出しても《血のやりとり/Barter in Blood》などで除去され展開できず、《魂の閃き/Soul Nova》や《畏敬の一撃/Awe Strike》でターン数を伸ばすのが精一杯。粘りに粘ったものの結局、そのまま原田の《磁石マイア/Lodestone Myr》が池田を寄り切ることになった。
原田2 – 0 池田
原田win