準決勝: 百瀬和之 vs. Frank Karsten

更新日 Event Coverage on 2002年 3月 14日

By 松井健治

Panzer Hunters vs. www.star-maker.nl/lap

 準決勝戦は反対側の卓で Phoenix Foundation 対 Les Plus Class と言う、去年の 9 月に行われた PT ニューヨークの決勝と同じ組み合わせが行われている。
 それほどの高みで、 Panzer Hunters と Star Maker が凌ぎを削ることとなる。

Game 1

 Frank の選択により百瀬が先攻を得てのスタート。
 これはロチェスターの間に百瀬が大量の《無垢の血/Innocent Blood》を取っており、除去デッキに対して 1 枚でも多くカードを引きたい(アドバンテージを得たい)と言う考えと、《無垢の血/Innocent Blood》と言うカードの性質上、どうせ百瀬は序盤からクリーチャー並べてくるような事はしないだろう。
 序盤から攻める必要が無いのなら相手に先に攻めさせて、一枚でも多くカードアドバンテージを得れば良い。幸い《無垢の血/Innocent Blood》も 1 マナと素晴らしい軽さである。
 こう言った事を深く考慮しての Frank の後手宣言である。

 試合が開始し、先に行動したのは先手 3 ターン目の百瀬。
 《リスのお喋り/Chatter of the Squirrel》で 2 体のリストークンを出し、次に《リスの巣/Squirrel Nest》と、良い展開。
 Frank も《リスの巣/Squirrel Nest》を放置しているとそれだけで負けてしまうので、早急に《ナントゥーコの鎮め役/Nantuko Calmer》をキャストするが、それを百瀬は予定通り《無垢の血/Innocent Blood》でいなした上で、《蝶番はずし/Unhinge》を使って確実にアドバンテージを得ながら場を構築して行く。

 上手に行動し、少しずつ Frank をからめ取って行くが、百瀬は次のアクションを起こせないでいる。引いてくるカードが土地ばかりなのである。
 次の攻め手を準備することが出来ない百瀬を尻目に Frank は 1 枚、 1 枚有効カードを引いて来ており、《がむしゃらな略奪者/Hell-Bent Raider》、《クローサの締めつけ蛇/Krosan Constrictor》、《リサトグ/Lithatog》、《狂った火猫/Crazed Firecat》とキャストして来る。
 そこへ、やっとの事で百瀬は《病的な飢え/Morbid Hunger》を引き、《リサトグ/Lithatog》へと撃つが、これは土地を生贄に捧げる事によって回避さえてしまう。
 
 一進一退の攻防が続く。
 正直、《リスの巣/Squirrel Nest》が無ければ、百瀬はとっくの昔に蹂躙されているはずである。
 だが、リストークンで《狂った火猫/Crazed Firecat》を永遠にチャンプブロックしつづけるわけには行かないので、《象の待ち伏せ/Elephant Ambush》から出てきた象トークンを集団ブロックし、《クローサの締めつけ蛇/Krosan Constrictor》をフラッシュバックの《病的な飢え/Morbid Hunger》で除去する。
 これにより百瀬の土地は全て寝てしまい、百瀬の場にいるのはリストークン 1 匹のみ。なんとか場のクリーチャーは少しずつ減ってきたが、次のターンに《狂った火猫/Crazed Firecat》をブロックしないと、《リサトグ/Lithatog》とのダメージで、百瀬は敗れてしまう。
 Frank の手札は 0 。
 流石に大丈夫だろうと思った百瀬に対する答えはライブラリの上からの《炎の稲妻/Firebolt》だった。

百瀬 0 - 1 Frank

Game 2

 後手を選んだ百瀬はマリガンを一度するが、序盤に出てくる Frank のクリーチャーを《無垢の血/Innocent Blood》で除去し、《リスのお喋り/Chatter of the Squirrel》で場を固め、Frank のビートダウンを完全に押さえ込む。
 
 あとは先程と同じような展開が待っており、 Frank がクリーチャーを出すと、百瀬もクリーチャーを出す。 Frank が《象の待ち伏せ/Elephant Ambush》を撃てば、百瀬が《にじり寄るストーカー/Slithery Stalker》でトークンを消しと、ここでもまた一進一退。
 だが、これも先程と同じように百瀬は土地ゾーンに突入してしまい、なにも有効なカードを引いてこない上に、今回は《リスの巣/Squirrel Nest》もない。
 何の後ろ盾もない百瀬はそのまま、 Frank に蹂躙されることとなる。

百瀬 0 - 2 Frank

 さあ、後がない Panzer Hunters だが、なにも心配することはなかった。
 そう、既に石田、安藤の両名が勝利し、決勝戦への切符を手に入れていたのだ。

 これで去年に続き、 2 度目となる Panzer Hunters のテレヴィジョンマッチ。去年は惜しくも ABU に敗れ去ってしまったが、今回は是非優勝を手にしてもらいたいものである。

Final Result:Panzer Hunters Win

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