準決勝: 石原隼 vs. 森田雅彦

更新日 Event Coverage on 2002年 2月 17日

By 松井健治

準決勝戦。
森田はグランプリ広島、静岡、チームリミテッドでは横浜と決勝ラウンドに残り、この 1 年間で急成長したプレイヤーである。
対する石原はアマチュアプレイヤーで、現段階で今大会のアマチュア 1 位の座を既に確保している。
今回もまた 3900$ フィニッシュが起こりうるのか、期待の 1 戦である。

Game 1

先手の森田は《熊人間/Werebear》から《クローサの射手/Krosan Archer》と始まり、石原も《狂犬/Mad Dog》、《陰謀団の拷問者/Cabal Torturer》と行くが、この《陰謀団の拷問者/Cabal Torturer》を《顔なしの解体者/Faceless Butcher》でキャッチし、序盤戦は森田側が圧倒。

《顔なしの解体者/Faceless Butcher》に《影の形態/Shade's Form》も張り、《顔なしの解体者/Faceless Butcher》を補佐した上で《狂犬/Mad Dog》などを《降り注ぐ塊炭/Shower of Coals》で本体もまとめてダメージを入れ、次ターンに《病的な飢え/Morbid Hunger》をキャストし、石原がなにもする前に、森田は一本目を先取。
正に 5 分程の出来事であった。

Game 2

変わって、先手の石原は 2 ターン目《蛮族ののけ者/Barbarian Outcast》、《蛮族の狂人/Barbarian Lunatic》と、マナカーブを綺麗に展開してくるが、森田は沼を 3 枚しかプレイできず、この猛攻を止める事が出来ない。
とりあえず《最後の儀式/Last Rites》を撃って、石原の展開を押さえるが、結局土地をそれ以上引かなかった森田は、一本目より短い時間でそのまま殴りきられてしまった。

石原 1 - 1 森田

Game 3

再び先手が森田の手に移り、 3 ターン目に《はるかなる放浪/Far Wanderings》でマナを加速させ、 4 ターン目に《凶暴象/Rabid Elephant》と、一気に勝負を決しに行く。

その間、石原は《陰謀団の拷問者/Cabal Torturer》、《矛槍兵/Halberdier》と並べるが、どうにも《凶暴象/Rabid Elephant》の処理に困り果てている。

《陰謀団の拷問者/Cabal Torturer》との合わせ技などで、なんとか《凶暴象/Rabid Elephant》を処理して行くのだが、《モルグの窃盗/Morgue Theft》により、何度も《凶暴象/Rabid Elephant》が帰ってくる。
再び森田が《凶暴象/Rabid Elephant》を場に送り、勝負はこれでほぼ決まりそうな勢いである。
そこへ《リスの巣/Squirrel Nest》、《クローサの修復者/Krosan Restorer》と場に出し、トークンによるブロッカー体制を設置。

場は圧倒的に森田が有利なのだが、この間に石原もしっかり動いており、《投鎖獣/Chainflinger》、《囁く影/Whispering Shade》と、あまり安心は出来ない状態である。

石原のデッキはしっかり出来あがった赤黒デッキで、この上に《陰謀団の総帥/Cabal Patriarch》まで用意されており、突然場が引っくり返る事もある。
だが、残念なことに石原はプレイミスを多く犯している。
森田のクリーチャーを除去する時に、《ひどい憔悴/Crippling Fatigue》を使っており、これをもっと早くフラッシュバックで使っていればライフはもっとあっただろうし、《クーサの修復者/Krosan Restorer》を除去するときも《陰謀団の拷問者/Cabal Torturer》と、《投鎖獣/Chainflinger》が両方場に出ているにもかかわらず《総帥の願望/Patriarch's Desire》で除去するなど、あまりに酷い点が多かった。

そんなことに今更気がついても遅い状況にまで、《凶暴象/Rabid Elephant》 1 匹で追い込まれた石原は、森田に《病的な飢え/Morbid Hunger》でとどめを刺されているところだった。

なにはともあれ、個人戦 2 度目の決勝戦に挑むことになった森田。 今度こそ初タイトルを物にしてほしい。

Final Result : 石原 1 - 2 森田

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