準決勝: Antoine Ruel vs. Justin Gary

更新日 Event Coverage on 2002年 5月 5日

By 松井健治

 とうとうマスターズも佳境に入る。
 
 兄を倒し、ここまで這いあがってきた Ruel と、 YMG を代表するプレイヤー Gary との対決。
 4 色ワラミーズを使う Ruel 、カウンターオースをプレイする Garyと、 Ruel が少々不利ではあるが、 2 人はどんな試合を見せてくれるのか。

Game 1

 パーミッション同士の対決らしく、淡々とデュアルランドを並べ、時には《不毛の大地/Wasteland》で土地を破壊と、静かな戦いが始まる。

 そこで先に動いたのは Gary 。
 《ガイアの祝福/Gaea's Blessing》を以って《不毛の大地》の回収をたくらむが、これは Ruel が《対抗呪文/Counterspell》でカウンター。
 更に次のターンにも《ガイアの祝福》をプレイする Gary 。

 一般的に、カウンターオースと言うデッキに入っている《ガイアの祝福》の枚数は 2 枚であり、これをカウンターしてしまえば 2 度とデッキが永久活動する事が無くなるはずと、これにもカウンターを重ねる Ruel だが、Gary もそれをカウンターと、我を通す。

 一旦こちらの我を通し始めた Gary は、そのまま《変異種/Morphling》まで通し、一気に勝負をつけに行く気である。

  Gary の《ドルイドの誓い/Oath of Druids》を常に警戒し、動けなかった Ruel は、ここで《影魔道士の浸透者/Shadowmage Infiltrator》を一気に 2 体キャストし、これを 2 体ともスルー。

 ここまでは完全に Gary の優勢だったのだが、ここでミスを犯してしまう。

 マナが残り 2 マナしか無い時に《衝動/Impulse》をキャストしてしまい、勿論ここに Ruel が《剣を鋤に/Swords to Plowshares》を《変異種》に撃ち、無駄な《Force of Will》を撃たされてしまう。

 だが、こんなミスを物ともしない Gary は、返すターンに《ドルイドの誓い》を出し、これを起動すると、なんとライブラリのトップに 2 枚目の《変異種》が潜んでいた。

 突然、次のターンに死ぬと死刑宣告をされた Ruel は《影魔道士の浸透者》でドローを続け、自分でキャストした《獣群の呼び声/Call of the Herd》のトークンに《剣を鋤に》を撃ち、 なんとかこのターンは凌ぎきる。

 そして再び Ruel のターン。
 願いを込めてドローするとそこには《破滅的な行為/Pernicious Deed》が!

 これによって 2 体の《変異種》と《ドルイドの誓い》を一気に破壊し、場を平らに戻したところでゲームを再開。
 ここから反撃を狙う Ruel だが、 この後に Gary は《スパイクの織り手/Spike Weaver》をキャスト。
 既にライフが 2 まで落ち込んでしまっている Ruel はこれもどうにかしなくてはいけなくなってしまった。

 とりあえずは、先程の《獣群の呼び声》をフラッシュバックでキャストし、これで耐えたと思ったのだが、そうは問屋が卸さない。

 手札が 0 の Gary がこのターンに引いたカードはなんと《火薬樽/Powder Keg》。
 これをおそるおそるキャストすると、 Ruel は呆れた顔をして投了した。

Ruel 0 - 1 Gary

Game 2

 Ruel が後手を取った事により、先に動く Gary が 2 ターン目にキャストする《森の知恵/Sylvan Lybrary》を巡り、早速《Force of Will》が飛び交う。

 Ruel がこれに対して《Force of Will》を撃てば、 Gary もマリガン後で土地が無いのでなんとしてもこれを通すべく《Force of Will》で対抗すると、これは成就し、 Gary のライフがどんどんドローへと変わって行く。

 一気にアドバンテージを取り戻した Gary は早速《樹上の村/Treetop Village》によって攻撃を開始。

 序々にライフが削れ始め、事を急がなくては行けなくなった Ruel は《嘘か真か/Fact or Fiction》から《破滅的な行為》を手に入れ、《樹上の村》を抑制するが、Gary はこの上に《獣群の呼び声》を重ね、攻撃を始める。

 これ以上のダメージは我慢できない Ruel は《森の知恵》もろとも《破滅的な行為》で流すが、今だに《樹上の村》に対する策を敷く事が出来ずに殴られ続ける事となるのだが、ここで運命を決める《嘘か真か》をキャスト。

 その中には再び《破滅的な行為》を発見でき、喜びいさんでそちらを取ったのだが、なんと Gary もここで《嘘か真か》をキャストし、めくれた 5 枚は《Force of Will》、《紅蓮波/Pyroblast》、《獣群の呼び声》、と、土地が 2 枚と、これで完全に詰んでしまう Ruel。

 これ以上《獣群の呼び声》で攻撃されるわけにも行かないし、カウンターを渡してしまうと《破滅的な行為》がカウンターされてしまう。

 あまりに強い Gary の《嘘か真か》に頭を抱えて悩む Ruel 。
 5 分程考え、結局《Force of Will》と《紅蓮波》。《獣群の呼び声》と土地 2 枚のパケットに分け、これを Gary は前者を選択。

 返す Ruel のターン。
 あきらめの表情で《破滅的な行為》を出すが、Gary が《Force of Will》。
 それに Ruel も《Force of Will》を重ねるが、先程から見えている《紅蓮波》で Gary がカウンターすると、 Gary の勝利が確定した。

Ruel 0 - 2 Gary

Final Result : Gary Win

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