第4回戦:八十岡 翔太(東京) vs. 田中 公誉(愛知)

更新日 Event Coverage on 2013年 8月 23日

By Hisaya Tanaka

八十岡 翔太(青黒コントロール) vs. 田中 公誉(ジャンドミッドレンジ)

 第4回戦が始まった。

 グランプリトライアルで獲得できるBye(不戦勝)が2となった今、ここから登場するBye3を持ったプレイヤー達は、プロプレイヤーやプレインズウォーカーポイントを大量に持った本当の強豪たちである。そんな中からフィーチャーエリアに招待されたのは八十岡翔太。今回もオリジナル色の強いデッキを持ち込んでの登場だ。

 一方、対戦相手は愛知の田中公誉。前日トライアルを勝ち抜いてBye2を獲得したプレイヤーだ。前日の勢いを維持し初戦を勝利、そのままの勢いで強豪八十岡を撃破できるのか。

./d1_R4_yaso_tanaka.jpg

ゲーム1

 ダイスロールの結果先手をとった八十岡だったが、マリガンからスタート。田中もそれに合わせてマリガンと両者手札を減らしてのスタートとなった。八十岡は6枚でキープとなったが、田中は少し悩んだ末にさらにマリガンを選択し5枚でのゲーム開始に。

 《湿った墓》《水没した地下墓地》から《漸増爆弾》を置いた八十岡に対して、田中は《草むした墓》《ケッシグの狼の地》から《漁る軟泥》と展開。土地を伸ばしカウンターを構える八十岡は、ダブルマリガンで2ターン目に《ケッシグの狼の地》を置いた田中の土地事故を考慮し、3ターン目の《遥か見》を《中略》するも、田中は土地を引いていたようで《踏み鳴らされる地》を置いてターンを返す。

 八十岡はここで《家畜化》で《漁る軟泥》のコントロールを奪取。田中は4枚めの土地を置けなかったため、これで攻守が入れ代わってしまうかに見えたが、次のターンに待望の黒マナである《血の墓所》を引くと《ヴェールのリリアナ》をプレイし、《漁る軟泥》を除去することに成功した。

 《漸増爆弾》のカウンターを3のまま維持した八十岡だったが、《ヴェールのリリアナ》を排除せずにターンを返す。田中は土地を引き込み《スラーグ牙》を見せるが、これは《雲散霧消》でカウンター。続いて《ヴェールのリリアナ》の起動を迷ったが、そのままターンを返した。

 《変わり谷》を置いてエンドした八十岡に対してまたも《スラーグ牙》をプレイした田中。無事スルーされて戦場に着地させると、今度は《ヴェールのリリアナ》の能力を起動。しかし残った2枚の手札が両方とも除去だった八十岡は、共に《スラーグ牙》に打ち込みむと、次のターンに《変わり谷》を起動して《ヴェールのリリアナ》に攻撃をし除去に成功。そして、さらなる《漸増爆弾》を準備した。

 手をゆるめたくない田中は、ここで《原初の狩人、ガラク》をドロー。これはカウンターが4つ載った《漸増爆弾》にすぐに除去されてしまいそうだが、ビースト・トークンを生成しクロックを場に残す。

 もちろん八十岡は《漸増爆弾》で《原初の狩人、ガラク》を始末。続くターンで攻撃してきたビーストトークンも《ケッシグの狼の地》が起動されたところで《漸増爆弾》を起動してしのぐ。田中がターンを返すと、このターン八十岡が引いていた《好機》をプレイ!

八十岡 翔太

 手札が一気に増えた八十岡は《熟慮》でさらに手札を整えに入る。田中はなんとか《漁る軟泥》を引き込み攻撃を行うも、《変わり谷》のチャンプブロックからの《悲劇的な過ち》で除去されてしまう。

 そして、ついに八十岡の場に《思考を築く者、ジェイス》が登場。《嘘か真か》効果でドローを進めると、今度は《月の賢者タミヨウ》まで着地し、完全に八十岡のペースに。数ターン後には《月の賢者タミヨウ》の紋章能力を発動させた八十岡に対し、《生命散らしのゾンビ》で手札を確認すると田中は投了を宣言した。

八十岡 1-0 杉浦

ゲーム2

 第1ゲームはお互いマリガンとなってしまったが、このゲームは二人とも7枚でゲームが開始された。

 《遥か見》から《ヴェールのリリアナ》と展開した田中は、ディスカードを強制しながら《スラーグ牙》を着地させるという理想的な展開。一方八十岡は、《ザスリッドの屍術師》を2体並べることでかろうじて戦線を維持している形だ。

 田中が《高原の狩りの達人》をプレイすると、八十岡は《思考を築く者、ジェイス》で土地2枚を手に入れ《ヴェールのリリアナ》のディスカードに備える。しかし執拗にディスカードを繰り返す《ヴェールのリリアナ》は《スラーグ牙》と《高原の狩りの達人》に守られ続けため、あっという間に忠誠度が7になってしまった。

 《ヴェールのリリアナ》の奥義がプレイされたところで八十岡は《好機》をプレイ。引いたカードと相談し《変わり谷》とゾンビトークンを戦場に残して《ヴェールのリリアナ》へのプレッシャーを残したのだが、田中からはさらなる《ヴェールのリリアナ》が登場。もちろん《スラーグ牙》や《高原の狩りの達人》が八十岡のライフも削りにかかる。

 《ザスリッドの屍術師》をドローし《ヴェールのリリアナ》のクリーチャー除去能力を押さえ込んだかにみえた八十岡だったが、田中はここで《ラクドスの復活》をドロー。直接八十岡のライフを0にしてしまった。

八十岡 1-1 田中

ゲーム3

田中 公誉

 八十岡は2、3ターン目に《熟慮》をプレイすると、4ターン目には《変わり谷》で攻撃するという立ち上がり。一方、田中は《地下世界の人脈》を3,4ターン目にプレイして、コントロールの八十岡に対し長期戦でも負けない構えを見せる。

 田中は《酸のスライム》をプレイし《変わり谷》を破壊するのだが、《肉貪り》であっという間に除去されてしまう。《強迫》で八十岡の手札を確認してみると、その手札は《瞬唱の魔道士》が2枚。クリーチャーを出しても除去されてしまう田中は、ここから《地下世界の人脈》を使い毎ターン3ドローを繰り返していく。

 大量のアドバンテージを取られている八十岡は、連打される《高原の狩りの達人》《ヴェールのリリアナ》《漁る軟泥》を《漸増爆弾》や《月の賢者タミヨウ》でなんとかしのいでいくのだが、ターンが経てば経つほど《地下世界の人脈》でのカード差が如実にあらわれていく。

 《月の賢者タミヨウ》でドローをしたところで《漸増爆弾》を引き、盤面を一度リセットすることに成功した八十岡だったが、残ってしまった《漁る軟泥》が全く止まらない。最後はブロッカーである《ザスリッドの屍術師》を除去され、田中が八十岡のライフを削りきった。

八十岡 1-2 田中

最新Event Coverage記事

Featured

2015年 11月 16日

2001 Grand Prix Sendai Coverage by, Wizards of the Coast

2001 Grand Prix Sendai Coverage 相次ぐ新星の誕生 10 年ぶりの記録的大雪とのことで、積雪は 20cm 近かった。 2 日目は初日の豪雪が嘘であるかのような快晴となったものだが、やはり北国の冬らしく深々とした寒さが印象的だった。 細かい点にまで言及してはキリがないが、とりあえず今回の上位陣の顔ぶれを見て特に印象的...

記事を読む

Featured

2015年 11月 16日

2002 Masters Series San Diego Coverage by, Wizards of the Coast

2002 Masters Series San Diego Coverage In the first game of the finals, it seemed that Karma was on the side of Humpherys. Fuller only needed a bounce spell to wa...

記事を読む

記事

記事

Event Coverage Archive

過去の記事をお探しの場合 アーカイブのページをご覧ください。人気の著者による、数千にわたるマジックの記事が残されています。

一覧を見る