100 Yen Draft!!!

更新日 Event Coverage on 2002年 2月 17日

By Keita Mori

ところで、黒田正城、藤田剛史、Alex Shvartsman 、佐々木佑介(仙台勢)、森田雅彦、中村修平、石田格、という強豪の群れの中で決勝ドラフトを戦い抜いた石原隼も、アマチュア資格保持者とはいえ、そのドラフト技術においてはなんら見劣りしないものだった。石原の赤黒デッキは Alex Shvartsman の作り上げた黒青(タッチ緑)デッキと並んで優勝候補デッキとよばれたほどだったのだから、末恐ろしい人材である。事実、準々決勝では黒田正城を退け、堂々のトップ4進出を成し遂げた。

ところで、この第二回グランプリ福岡で活躍を果たした新鋭、アマチュアプレイヤーたちは揃いも揃って地元勢であった。若き石原を筆頭に、高良昌弘(9th)、黒土圭一郎(11th)、毛利武将(15th)といった面々を見れば一目瞭然だ。そして、彼らが急成長を遂げた陰には、やはりそれだけの練習量と、それを可能にする環境があったようだったようだ。

そして、それこそが「100円ドラフト」なるシステムであり、フランチャイズ・ホビーショップとして有名な Yellow Submarine のマジッカーズ福岡店の後援であった。

これは、このGP福岡をジャッジとしても支えて下さっていた林伸佳店長(写真左)の配慮であり、「パックから出現したカードをお店に返却するかわりに、僅か 100円の参加費でドラフトに参加できる」という粋なものだった。そう、シングルカードの在庫確保のためにパックを剥くのは当たり前なわけだから、それをプレイヤーに有効活用してもらおう…という発想だ。

ともあれ、またとない練習機会を手に入れたプレイヤーたちはやはり加速度的にその実力を向上させた様であり、チーム(と、あえて表現してしまおう)から多くの成功者を生み出したわけである。これは間違いなく、九州勢の底上げに大きく寄与しているシステムであり、実績と自身と経験とを手に入れた石原たちによって彼らの集団はさらに高いところを目指していくことになるのだろう。

そう、ちょっとした工夫で、プロツアーへの距離はぐんと近くなっていくものなのだ。

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