1st Draft:石田格

更新日 Event Coverage on 2002年 5月 31日

By 松井健治

■Pod

東野将幸 山田遥平
笹原靖史 中野圭貴
石田格  脇坂祐介
佐藤大 三津屋和彦

 初日を 5 - 1 ラインで終えたものが凌ぎを削る、ファーストドラフト第 2 卓目。 この卓を見事 3 勝してみせれば、ベスト 8 まであと 1 歩である。

 いつの時代も 2 卓目は有名プレイヤーがひしめく非常に辛い卓として有名なのだが、今回の Named プレイヤーは石田、東野ぐらいである。 だが、この席に座っている以上、初日でそれなりの成績を収めた者だけが座れる卓だけあって、侮る事は出来ない。

 ちなみに、三津屋と言えば「八王子で知らない者はいない」程と言われるほどのプレイヤー(…らしい)で、グランプリ静岡では、あと 1 歩でベスト 8 に入れるところまで行った実力の持ち主である。

 中野も、関西では高名な有名プレイヤーの影に隠れてはいるが、スタンダード、リミテッド共に折り紙付きの実力を持っている。 PTQ ニューヨークや、 GP 名古屋 Trial では森田雅彦と共にチームを組み、 2 大会とも優勝している。

 では、今回の注目株である石田のドラフトを追って行こう。

■ Odyssey (括弧内は別の候補)

1 : 《凶暴象/Rabid Elephant
(《エイヴンの魚捕り/Aven Fisher》、《クローサの射手/Krosan Archer》)

2 : 《総帥の願望/Patriarch's Desire

3 : 《セファリッドの斥候/Cephalid Scout

4 : 《霊気の噴出/AEther Burst
(《中略/Syncopate》)

5 : 《地図作り/Cartographer

6 : 《モルグの窃盗/Morgue Theft

7 : 《地図作り》

8 : 《リスのお喋り/Chatter of the Squirrel
(《非物質化/Dematerialize》)

9 : 《大洪水/Deluge

10 : 《入門の儀式/Rites of Initiation

11 : 《金言/Words of Wisdom

12 : 《焦熱の飛弾/Scorching Missile

13 : 《熱心すぎる弟子/Overeager Apprentice

14 : 《遊牧の民の競技場/Nomad Stadium

15 : 《振動/Tremble

■ Torment

1 : 《ひどい憔悴/Crippling Fatigue
(《強制/Compulsion》、《激発/Violent Eruption》)

2 : 《ボールシャンの協力者/Balshan Collaborator
(《日を浴びるルートワラ/Basking Rootwalla》、《陰謀団の拷問者/Cabal Torturer》)

3 : 《薄暗がりを漂うもの/Gloomdrifter
(《ナントゥーコの養成者/Nantuko Cultivator》)

4 : 《ハイドロモルフのカモメ/Hydromorph Gull
(《空翼のエイヴン/Skywing Aven》、《ドングリの収穫/Acorn Harvest》)

5 : 《ハイドロモルフの守護者/Hydromorph Guardian
(《影の形態/Shade's Form》、《液化/Liquify》)

6 : 《狂気の力/Strength of Lunacy
(《墓をこじ開けるもの/Gravegouger》)

7 : 《ドングリの収穫》

8 : 《強迫的な捜索/Obsessive Search

9 : 《液化》

10 : 《陰謀団の外科医/Cabal Surgeon

11 : 《かそけき翼/Ghostly Wings

12 : 《かそけき翼》

13 : 《平等な扱い/Equal Treatment

14 : 《不安な夢/Restless Dreams

15 : 《捕らわれのドワーフ/Enslaved Dwarf

■ Judgment

1 : 《不実な人狼/Treacherous Werewolf
(《ぼんやり/Lost in Thought》)

2 : 《ぼんやり》
(《突然の力/Sudden Strength》)

3 : 《虚無魔道士の代言者/Nullmage Advocate
(《ぼんやり》、《藪跳ねアヌーリッド/Anurid Brushhopper》、《秘儀の教示/Arcane Teachings》)

4 : 《巨大イボイノシシ/Giant Warthog

5 : 《留意/Mental Note

6 : 《ドルイドの収穫者/Harvester Druid

7 : 《虹色の断片/Prismatic Strands

8 : 《吠え裂きアヌーリッド/Anurid Barkripper

9 : 《ナントゥーコの追跡者/Nantuko Tracer

10 : 《渦巻く砂嵐/Swirling Sandstorm

11 : 《陽光尾の鷹/Suntail Hawk

12 : 《洞察のひらめき/Flash of Insight

13 : 《淀みの霧/Mist of Stagnation

14 : 《道徳の変遷/Morality Shift

15 : 《民間療法/Folk Medicine

 「きつい」 この一言が全てを集約している。

 オデッセイで青緑っぽくデッキを作って行くが、緑のパーツがあまりに貧弱で、トーメントで《ひどい憔悴》をピックするのを皮切りに、青黒に移行。

 ここから《ボールシャンの協力者》、《薄暗がりを漂うもの》と順調に進み、《ハイドロモルフのカモメ》と、順調に事が進んでいると思われたが、ここで青黒の有用なカードの流れは途切れてしまう。

 その理由としては、下家にいる笹原が白青、そのもう 1 つ下にいる東野が赤黒のデッキをドラフトしており、黒いカードが東野で止まり、青いカードを笹原がゲットと、カードが石田まで届かないのは必然。 そんな石田は、ジャッジメントに入ってからも青黒を追い続けるが、 3 手目の《虚無魔道士の代言者》から緑を再開。

 この変更は成功し、最終的に出来あがったデッキは青緑タッチ黒(《総帥の願望》と《薄暗がりを漂うもの》)。

 

 だが、やはり色を決めかねていた頃のツケはしっかり回ってきており、トーメントの 1 、 2 手目で《強制》、《日を浴びるルートワラ》とピックしていれば大分話は変わっただろう。

 最後に本人からコメントをもらった所、

「回ってるパックが弱かったのか、俺がはまっていたのか解らない。少なくとも、自分のパックは弱かったね。」

 と語っている。

 パックの歪みに引きずり込まれた石田は、どこまで戦いきれるのか。

Ishida Itasu

Japan National 1st Draft


Higasino Masayuki

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