Deck Tech: 高橋優太の「The Last Delver」

更新日 Event Coverage on 2013年 8月 24日

By Hisaya Tanaka

 グランプリ・北九州のトップ8の中でひときわ変わったデッキを使っている高橋優太。彼が使っている目新しい、そのくせ懐かしい雰囲気を漂わせる彼の青白《秘密を掘り下げる者》デッキについて話を聞いてみました。

高橋 優太

――このデッキに至るまでの調整の経緯を教えてください。

 プロツアー予選などでジャンドやトリコフラッシュを使っていたのですが、《燃え立つ大地》のせいでコントロールがグルールに勝つことはできないなと思いました。グルールが一番多くなることはみんなわかっていたと思うので、その上でグルールに勝つためのデッキを考えて、「基本土地が多い」「殴りあう」というコンセプトでデッキを作りました。

――なんで《秘密を掘り下げる者》デッキに?

 最初は軽い気持ちで作ったんですよ。以前のこのデッキが好きでしたし。《思案》がなくて弱そうだったけど、とりあえずやってみました。そうしたらプレイしてみてわかったことがあって、グルールに対抗するためのデッキは重くてタフネスが高いクリーチャーを多く使用していて、《本質の散乱》と《送還》がそれらにただただ強かったんですよね。《テューンの大天使》《セレズニアの声、トロスターニ》《ワームの到来》みたいなカードに。

 その上でこの2枚はグルールにも強いカードで、特に《秘密を掘り下げる者》で攻撃しながら使う《送還》は《Time Walk》です。

本質の散乱送還

――調整しててクビにしたカードはありますか?

 《ボーラスの占い師》は試したけど、グルールのクリーチャーが止まらなくてダメでした。

――《急かし》について。

急かし

 《急かし》はただのキャントリップです。

 まずこのデッキを作る前に、過去の《秘密を掘り下げる者》デッキのレシピを片っ端から見なおしました。そうしたら安定する理由が《思案》《ギタクシアの調査》だったんです。今は《思考掃き》しかなく、《熟慮》では重いので、《急かし》を少しだけ入れました。

――《急かし》が役に立つ!ってカードは・・・

 サイドボードの《至高の評決》だけですね。

――決まりました?

 いえ、一度も。

――苦手なカードやデッキは?

 何より《復活の声》です。フェアリーの《大貂皮鹿》くらいきついです。このデッキの動きすべてを否定されてますからね。ただ、《復活の声》は勝ち抜いていけば減っていくはずと信じていました。

――『基本セット2014』の新しいカード、《潮縛りの魔道士》について聞かせてください。

 ゲロ強いです。《絡み根の霊》が対処しやすいし、先攻のときにマナクリーチャーに対しても軽く使えるのがいいです。

潮縛りの魔道士

――ありがとうございました。


高橋 優太

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