Draft Report:

更新日 Event Coverage on 2004年 3月 20日

By 百瀬 和之

いわずとしれた浅原晃。

「《腐食ナメクジ/Molder Slug》より《物読み/Thoughtcast》取るまであるね」

とまでいうほどの青好き、親和デッキ好きのドラフトを、左右の動向と併せてまとめてみようと思う。

Mirrodin:1st パック

1:《厳粛な空護り/Somber Hoverguard
他候補:《恐怖/Terror》《解体/Deconstruct

他に2枚ほどある優良カードと一応見比べるも、これぞ親和。青の優良フライヤーから。
右の平林は《ヴィリジアンのシャーマン/Viridian Shaman》スタート。

2:《磁石マイア/Lodestone Myr
他候補:《ヴィリジアンの長弓/Viridian Longbow》《粉砕/Shatter

強力、且つ、親和デッキでは尚更強烈な1枚をゲット。右の平林は対照的に《粉砕/Shatter》と、アーティファクト破壊満載。

3:《骨断ちの矛槍/Bonesplitter
他候補:《エイトグ/Atog

強力な装備品。且つ、1マナアーティファクトであり、親和と相性のいい1枚。

4:《発展のタリスマン/Talisman of Progress
他候補:《ピューターのゴーレム/Pewter Golem》《空狩人の若人/Skyhunter Cub

強力なカード群にしばらく考えるも、我が道を行く。親和デッキには実質2マナブーストとして作用するタリスマンを。この時点で右の平林は《テル=ジラードの流刑者/Tel-Jilad Exile》を取り、赤緑に進む。

5:《教議会の座席/Seat of the Synod

弱めのパックより、親和デッキというものが生まれた所以であるカードを。
アーティファクトランドに関しては後に面白いコメントを。

6:《金のマイア/Gold Myr
他候補:《金属ガエル/Frogmite

カエルに視線が行くも、2マナブースト且つ1/1である親和のキーカードの1つを選択。

7:《大焼炉/Great Furnace
他候補:《ボトルのノーム/Bottle Gnomes

8:《銅のマイア/Copper Myr
他候補:《教議会の座席/Seat of the Synod

着々と構成要素を揃えていく。

9:《踏みにじり/Override

ひょっとしたら入る?一応ある程度安定してカウンターとして機能しそうではあるが・・・。
余談としては、最後の最後にいれるかどうかかなり迷っていたようで、デッキリストにも一度書いて、その後塗りつぶした後が。

10:《囁きの大霊堂/Vault of Whispers

この時点でアーティファクトランド3枚目。色はあまり関係無し。

11:《遠見の仮面/Farsight Mask
12:《惰性の泡/Inertia Bubble
13:《ヴォラックの戦角/Vorrac Battlehorns
14:《ドロスの蠍/Dross Scorpion
15:《絡み花/Tanglebloom

省略!12手目の泡のみ、一部アーティファクトにたいするサイドボードとして有用か。

この時点で対戦相手の行動を阻害する、クリーチャー除去、アーティファクト除去、パーマネントバウンス(手札に戻すカード)が無いため、案外出番は多いかもしれない。

1パック目が終わった時点では完全に青単色、親和デッキまっしぐらである。
そして左の三原は現状ほぼ黒単色。ここから何色かをパートナーとして選ぶのか。
おそらくかなりの量をこれからも確保できるであろう青で単色として突き進むのか。
もしくは何か強烈なカードを引いてしまい、急な方針転換を迫られるのか?
緊張のMirrodin2パック目の開始である。

Mirrodin:2ndパック

1:《ルーメングリッドの占い師/Lumengrid Augur
他候補:《コバルトのゴーレム/Cobalt Golem》《空狩人の若人/Skyhunter Cub

そして開けた2パック目。これが弱い。それなりに強いとされる《空狩人の若人》に関しては、まぁ白に用は無いとしてパス。《コバルトのゴーレム》と《ルーメングリッドの占い師》と、あまり初手では取りたくないカード2枚を見比べ・・・ドロー能力を選択。

2:《血清の水槽/Serum Tank
他候補:《太陽のしずく/Sun Droplet

最初のパックと違い、かなり優良な2択。ドローかライフゲインか。
まぁほぼノータイムで、デッキの中の大量のアーティファクトにより、
非常に高いドロー能力が期待できる《血清の水槽》を。

3:《マイアの処罰者/Myr Enforcer
2パック目以上にノータイムでのピック。これぞ親和デッキ。
段々強くなっていくピックに嬉しそうな浅原。

4:《機械仕掛けのヴォラック/Clockwork Vorrac
他候補:《レオニンの居衛/Leonin Den-Guard

だから白はいらないってば。有用なアーティファクトクリーチャーを確保。

5:《金属ガエル/Frogmite

親和だし。かなりノータイムでのピック。

6:《教議会の座席/Seat of the Synod
他候補:《ヴァルショクの篭手/Vulshok Gauntlets

環境上、籠手は弱くなっていることからか、ほとんど目もくれず、アーティファクトランド4枚目。

7:《伝承の樹/Tree of Tales

弱めのパックより、ほとんどノータイムで、5枚目のランドを。

8:《金属ガエル/Frogmite

親和(以下略)

9:《畏敬の一撃/Awe Strike
他候補:《チタンのゴーレム/Titanium Golem》《オーリオックの貫通者/Auriok Transfixer

青に取る物が無いため、ほとんどカットとしての白カードのピックとなる。《貫通者》より《畏敬の一撃》を優先。

10:《ニューロックの使い魔/Neurok Familiar
他候補:《チス=ゴリアの歯/Tooth of Chiss-Goria

歯にも視線がいったものの、何せデッキのほとんどがアーティファクト。優秀な使い魔を。

11:《血の壁/Wall of Blood
12:《活生の呪文爆弾/Lifespark Spellbomb
13:《チス=ゴリアの歯/Tooth of Chiss-Goria
14:《マイアの適合者/Myr Adapter
15:《ヴォラックの戦角/Vorrac Battlehorns

省略といいたいところだが、13手目の《チス=ゴリアの歯》は嬉しいところ。

Mirrodin30ピックを終え、相変わらず他色には目もくれず青カードとアーティファクトを確保。相変わらず、相手の行動を阻害するカードは無いが、親和の構成要素はほとんど揃ったと思われる。ダークスティールでは除去を確保するのか。それともさらに親和デッキとして進化を続けるのか。

Darksteel

1:《とげの稲妻/Barbed Lightning
他候補:《絡み森のゴーレム/Tangle Golem》《絡み森の蜘蛛/Tangle Spider

青とアーティファクトに取るもの無し。緑の優良カードが目立ったが、ここでは、ついにクリーチャー除去を選択。赤タッチで投入されることであろう。

2:《水銀のビヒモス/Quicksilver Behemoth
他候補:《ヴァルショクの鉄球/Vulshok Morningstar》

親(以下略) 装備品もいいんだけどここは親和。

3:《ニューロックの神童/Neurok Prodigy
他候補:《最後の言葉/Last Word

飛行クリーチャーは重要ですね。このデッキだと、手札に戻ることも多そう。
カウンターは・・・重すぎ。

4:《ニューロックの神童/Neurok Prodigy
相変わらずほぼノータイムでのピック。青は飛んでなんぼ。

5:《穴掘り掬い/Drill-Skimmer
他候補:《騒がしいネズミ/Chittering Rats

青は飛んで(略)

6:《残響する真実/Echoing Truth
貴重なバウンス。目の前の障害を一時的にとはいえ取り除ける、軽いコストのバウンスは
飛行ビートダウンデッキには非常に重要な要素である。

7:《水銀のビヒモス/Quicksilver Behemoth
(略)

8:《ダークスティールのガーゴイル/Darksteel Gargoyle
(略)重いとはいえ、ブロッカーになり得るのも良。

9:《テル=ジラードの先導/Tel-Jilad Outrider
他候補:《絡み森の蜘蛛/Tangle Spider

取る物もなかったため、カットとなるピックに。飛行クリーチャーを止める蜘蛛か、地上クリーチャーを止める先導か。ここでは先導を選択。

10:《翼竜の幽霊/Pteron Ghost
11:《回転する破壊者/Spincrusher
12:《マイアの月帯び/Myr Moonvessel
13:《金属疲労/Metal Fatigue
14:《クラーケンの目/Kraken's Eye
15:《屍賊の飢え/Hunger of the Nim

(省略)
破壊者のみ、軽いアーティファクトクリーチャーという点を評価され、投入。

全体的にまとめてみると、左右との色の兼ね合いもうまくいき、親和デッキとしては非常に完成度の高い物だと考えらるが、相手の行動を阻害する要素が非常に少ないのだけが非常に気になる。また、十分集まったと私は思っていたアーティファクトランドに関しても、

「5枚じゃ足りない。7枚は欲しかった」

とは本人の談。

「DSで、《尖塔のゴーレム/Spire Golem》も《ヴィダルケンの技術者/Vedalken Engineer》も出ず、苦しかった。70点といったところでしょうか」

とのこと。相手の阻害は全く考えず、巨大クリーチャーを高速で展開し、完全に親和の
パワーで押し切る、ということが重要であるようだ。

Asahara Akira

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Mihara Makihito

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ソーサリー (3)
2 Consume Spirit 1 Essence Drain
インスタント (2)
1 Terror 1 Shatter
アーティファクト (3)
1 Loxodon Warhammer 1 Nightmare Lash 1 Vulshok Morningstar
土地 (17)
13 Swamp 3 Mountain 1 Great Furnace
40 カード

Hirabayashi Kazuya

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ソーサリー (1)
1 Journey of Discovery
インスタント (3)
1 Shatter 1 Barbed Lightning 1 Unforge
アーティファクト (3)
1 Sun Droplet 1 Talisman of Dominance 1 Talisman of Impulse
土地 (16)
11 Forest 5 Mountain
他 (1)
1 Predator’s Strike
40 カード

Katou Kazuki

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ソーサリー (3)
1 Consume Spirit 2 Essence Drain
インスタント (2)
1 Echoing Decay 1 Barbed Lightning
アーティファクト (3)
2 Mask of Memory 1 Talisman of Indulgence
土地 (17)
11 Swamp 5 Mountain 1 Darksteel Citadel
38 カード

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