Feature: 日本選手権「から」のスタンダード

更新日 Event Coverage on 2006年 8月 27日

By Yukio Kozakai

■Standard Breakdown

■ビートダウン系74
 ・ボロスデックウィン15
 ・オルゾフ11
 ・蛇10
 ・ステロイド9
 ・Zoo9
 ・エラヨウ忍者5
 ・黒緑 8ヒッピー5
 ・青白緑 “制圧の輝き”3
 ・ラクドスバーン3
 ・青緑系 クロックパーミッション3
 ・シー ストンピィ1
■コントロール系65
 ・ウルザトロン16
 ・ソーラーフレア15
 ・ワイルドボア8
 ・ヤソコン(青黒氷雪パーミッション)6
 ・青黒白パーミッション(鍛冶 友浩デザインを含む)4
 ・よりよい品物3
 ・青白パーミッション3
 ・青白緑パーミッション2
 ・歴伝(不朽の理想)2
 ・青単パーミッション2
 ・赤青パーミッション1
 ・赤青カウンターバーン1
 ・けちな贈り物1
 ・鳩散らしコントロール1
■コンボ系13
 ・マガシュート9
 ・リアニメイト(ジャパニメーター)3
 ・ターボランド1

日本選手権が終わり、スタンダードラウンドからはいくつもの新アーキタイプが誕生した。2日目にアップした記事の中で、「コールドスナップが環境に与えるインパクト」という話をしたかと思うが、結論から言うと、そのインパクトはスーパーヘビー級だった。

Mori Katsuhiro

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Akira Asahara

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Yasooka Shota

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まず最初に、今大会で最も注目を集めたデッキタイプを紹介していこう。それぞれ、デッキデザイナーと目的は異なるが、積んでいるエンジンはほぼ一緒な点に注目して欲しい。

2006年日本王者、森 勝洋(東京)の使用していた鍛冶 友浩(埼玉)作の"Structure & Force(青黒白パーミッション)"、八十岡 翔太(神奈川)作で、TOP8に進出した鈴木 貴大(東京)も使用していた"ヤソコン(青黒氷雪パーミッション)"、そして浅原 晃(神奈川)の"歴伝"だ。

《占術の岩床/Scrying Sheets》、《師範の占い独楽/Sensei's Divining Top》、そして《相殺/Counterbalance》による驚異的なアドバンテージエンジンは、日本を制するまでの力があったと言える。特に、《師範の占い独楽》でトップを調整して《占術の岩床》で引き増していく動きは、かつて浅原 晃(神奈川)がThe Finalsを制した"CO(緑コントロール)"の「《師範の占い独楽》+リシャッフル」エンジン以上のパフォーマンスだった。

色が1色多い分、森のデッキには《占術の岩床/Scrying Sheets》が入っていないが、デッキを安定して回せるラインとの兼ね合いとなるだろう。ともあれ、「《師範の占い独楽》+《占術の岩床》」は他のどの色でも使えるエンジンなので、スタンダードでの賞味期限は短いが、試してみてはどうだろうか。

Saito Tomoharu

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ソーサリー (3)
3 Thoughts of Ruin
インスタント (8)
4 Mana Leak 4 Remand
アーティファクト (4)
4 Umezawa's Jitte
60 カード

Hirayama Daisuke

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Ishimaru Ken

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ソーサリー (6)
4 Demonfire 2 Persecute
インスタント (2)
2 Putrefy
アーティファクト (4)
4 Umezawa's Jitte
エンチャント (2)
2 Genju of the Cedars
60 カード
サイドボード (15)
1 Giant Solifuge 4 Carven Caryatid 3 Deathmark 3 Distress 2 Crime/Punishment 2 Indrik Stomphowler

クロックパーミッション代表として、TOP8の斎藤 友晴(東京)の"シーストンピィ"、そして最終戦までTOP8を争った、平山 大輔(千葉)の"蛇"、そして石丸 健(熊本)の"8ヒッピー"にご登場願った。

コールドスナップから入った共通のカードは、《オーランのバイパー/Ohran Viper》だ。獰猛なインテリといったイメージの強いクリーチャーが、緑が絡むこれらのデッキにしっかりとマッチしている。

何より、現環境で最も使われている3マナクリーチャーの1つ、《宮廷の軽騎兵/Court Hussar》に対し、同コストで召喚出来るクリーチャーとして、ビートダウンがコントロール相手に欲しかったアドバンテージ手段であり、ようやく手に入れた《宮廷の軽騎兵》を踏み超えられる存在なのだ。

また、石丸のデッキのサイドボードに採用されている《死の印/Deathmark》。石丸曰く、「黒を使っているデッキが入れるべき、必須のサイドカード」との事だ。

Shiozu Ryouma

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Katayama Hidenori

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クリーチャー (8)
4 Dark Confidant 4 Rakdos Guildmage
ソーサリー (11)
4 Cruel Edict 4 Volcanic Hammer 3 Demonfire
インスタント (12)
4 Shock 4 Char 4 Flames of the Blood Hand
エンチャント (7)
3 Genju of the Spires 4 Seal of Fire
60 カード

それでは、直線的なビートダウンデッキではどうなのだろうか。サンプルに持ち出したのは、石田 格(東京)デザインによる塩津 龍馬(愛知)の"ボロスデックウィン"と、片山 英典(大阪)の"サンドバーン"である。

コールドスナップからは、《氷結地獄/Cryoclasm》と《酷寒の枷/Gelid Shackles》が採用されており、対コントロールのシフトが見て取れる。《石の雨/Stone Rain》を撃ち込みたい相手は、たいがい《島/Island》か島を含んだギルドランドを置くだろうという事で、サイドボードの枠を完全上位互換として掴んだ格好だ。

また、火力呪文や土地破壊呪文を詰め込んだ、攻撃的な"赤コントロール"というデッキをプロデュースする場合、《灰の殉教者/Martyr of Ashes》という選択肢は非常に理にかなっていると思われる。

Tezuka Yuuki

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ソーサリー (7)
4 Castigate 3 Wrath of God
インスタント (4)
4 Mortify
アーティファクト (3)
3 Umezawa's Jitte
エンチャント (2)
2 Phyrexian Arena
60 カード

Sugimura Yoshiyasu

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インスタント (4)
4 Char
アーティファクト (3)
3 Umezawa's Jitte
エンチャント (10)
3 Moldervine Cloak 3 Blood Moon 4 Seal of Fire
60 カード

Nakamura Shuhei

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Masahiko Morita

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インスタント (12)
4 Remand 4 Muddle the Mixture 4 Early Harvest
アーティファクト (4)
4 Sensei's Divining Top
エンチャント (4)
4 Heartbeat of Spring
土地 (22)
12 Forest 8 Island 1 Swamp 1 Mountain
他 (1)
1 Bound/Determined
60 カード
サイドボード (15)
1 Bound/Determined 3 Carven Caryatid 1 Viridian Shaman 1 Research/Development 1 Crime/Punishment 2 Counterbalance 3 Bottled Cloister 2 Savage Twister 1 Gigadrowse

Masashi Oiso

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