フィーチャリング 2 回戦はグランプリ仙台覇者、荒掘和明と、グランプリ初参加という松下という対決になった。
荒掘は自分のシールドデッキの弱さを嘆いており、戦前から「勝てない勝てない」としきりに訴えている。
対する松下は、当然ながら少々緊張しているようであった。
Game 1
先手荒掘、序盤を《墓所を歩くもの/Crypt Creeper》、《薄汚いネズミ人間/Dirty Wererat》、《夢繰り/Dreamwinder》攻め、松下の出すクリーチャーを《霊気の噴出/Aether Burst》でバウンスし、攻撃の手を休めることなく攻めつづける。
一方の松下は土地を大量に引き続け、初手にあったスペルしか未だに引いていないようである。
荒掘はまだ前へ出る。
《公証人/Scrivener》で先ほどの《霊気の噴出/Aether Burst》を回収し、後のターンにバウンス&《臓器をすり砕く者/
そのまま、先ほどバウンスされた《怪奇な混種/Grotesque Hybrid》を再キャストするが、予想どおりバウンスされ、荒掘はとどめを刺す。
荒掘の一方的な圧殺劇であった。
荒掘 1 - 0 松下
Game 2
先手、松下の 1 ターンにキャストする《屍肉ネズミ/Carrion Rats》に押され始め、それをどうすることも出来ない荒掘はいきなりピンチ。
だが、松下も後続を用意できずに、そのまま、 4 ターン目に荒掘がキャストした《夢繰り/Dreamwinder》と言うブロッカーに道を閉ざされる。
ここから荒掘の反撃が開始される。
《かそけき翼/Ghostly Wings》を付け、5/4 飛行と、レアクリーチャー並みの力を手に入れた《夢繰り/Dreamwinder》が松下に反撃を開始する。
そこから立て続けに《囁く影/Whispering Shade》、《エイヴンの魚捕り/Aven Fisher》と、場を固めあげてくる。
相変わらず土地を多く引きすぎている松本は、起死回生のカードを引こうとするのだが、引いてくるのは《ワームの咆哮/Roar of the Wurm》と、結局飛行を止めることが出来ないまま、松下は敗れた。
Final Result : 荒掘 2 - 0 松下