Feature Match Round 4: Toshiki Tsukamoto VS Ben Ronaldson

更新日 Event Coverage

By 松井健治

塚本は常に日本の先頭を歩いて日本勢をぴっぱりあげた功績者の一人。
自身のタイトルも 2 度の日本チャンピオンや世界選手権での日本人最高記録 13 位の保持者であり、記憶に新しいところではFinals 2000 での優勝が挙げられるであろう。
対するは Ronaldson。
私もこの場で知ったのだがこの Ronaldson はイングランドの強豪で最近では GP フィレンツェで 5 位など、あちらでは有名なライターでもある。

Game 1

Ronaldson 先行でゲームはスタート。
後手の塚本は手札にランドが《エルフィムの聖域》しかなくマリガン。
そして 6 枚になった手札には島が 1 枚しかないが、《嵐景学院の弟子》があるので仕方なくスタート。
Ronaldoson 島→《嵐景学院の弟子》、塚本もその動きに対して鏡打ち。
結局そのターンは土地が続かず不安な出だし。
お互い場に出た《弟子》は相打ちになり、Ronaldsonは《弟子》を再キャスト、塚本の 3 ターン目にやっと土地を引くがそれは島であり、手札に残るスペルをキャストできずにターン終了。
対するRonaldson は島、平地、《沿岸の塔》と順調に動き、《翻弄する魔道師》をキャストして《ガリーナの騎士》を指定。
続くRonaldson の《真紅の見習い僧》などのアタックに蹂躙され続ける。 この間にターン、塚本は《エルフィムの聖域》を引き、盛り返そうとしたところで塚本のエンドステップに撃たれた《嘘か真か》を《吸収》で返し耐え続けるが、Ronaldson の駄目押しの《魔道師》が通り、塚本も抵抗するがなすすべもないまま押し切られてしまう。

Ronaldson 1 - 0

Game 2

塚本が先手をとり、土地も島、森、《トリーヴァの廃墟》と順調。
互い順調な出だしで 3 ターン目に塚本が《魔道師》をキャストし《ガリーナの騎士》を指定。 順調に殴り続ける塚本の 5 ターン目のエンドステップにRonaldson、《騎士》に《排撃》を撃ってきた所で少し考え出す。
手札には《嘘か真か》があり、こちらの土地は 4 枚に対し相手も同じ。
だが今は島が 1 枚たっているだけなので《嘘か真か》を使おうとするが、結局は大人しく《魔道師》が手札に帰ってくることに。
返しで《騎士》をキャストするかの様に見えた Ronaldson は土地を置き何もせずエンド。
こうなると手札にカウンターが満載と読んだ塚本は《嘘か真か》を Ronaldson のエンドステップにキャストするが…撃たれたカウンターが悪かった。

《撹乱》である。

disrupt
普段は毛ほどの力も持たないスペルではあるが、決まった時のアドバンテージと対戦相手の絶望感たるや! この環境での基本的なカウンターのマナ域は 3 マナだから、エンドに《嘘か真か》を撃って通ればよし、カウンターされたら相手が 2 マナしか残らない状態になるわけで、塚本は手札にあるクリーチャーが安全に通る形が出来上がるはず…と目論んでいた瞬間の《撹乱》である。
結局《嘘か真か》はカウンターされ、相手に残ったマナは 4 マナ。
返すターンで塚本はとりあえず《魔道師》をキャスト、カード指定は前回と同じく《騎士》。そしてここでRonaldsonもエンドステップにフルタップで《嘘か真か》で返してくる。
塚本は手札にAbsorbが 2 枚あり、少し考えた後にカウンターは撃たなかった。
めくった 5 枚の内容は島、《嘘か真か》* 2 、《撹乱》、《魔道師》で、これを《嘘か真か》* 1 と《撹乱》の 2 枚とその他に分け、Ronaldson は前者のカードを選択して、ゲームは進む。

その 2 ターン後の塚本のターンに、ランドが 7 枚あるところで《万物の声》をキャスト。
その時点で使えるスペルは手札には先ほどの《嘘か真か》と《撹乱》しかない Ronaldson はこのクリーチャーキャストに対しては何も抵抗せず、塚本のエンドステップに《嘘か真か》をキャスト。
これを塚本は《吸収》するが、もちろん Ronaldson の手札に先ほどの《撹乱》があるわけだ。
多分、あの状況でそれを理解してなかったのは塚本だけであろう。
《嘘か真か》の内容は、土地* 5 でしかなかったが、塚本は確実にアドバンテージを取られていく。

ここで運気が Ronaldson に向いてきたのか、彼は《万物の声》をドロー、手元にあった《ガリーナの騎士》と一緒にキャスト。
この辺りで《万物の声》がノンブロックの殴り合いを始め、Ronaldson がもう 1 枚《万物の声》をキャストしたターンのエンドに《総くずれ》をインスタントでキャスト。
ランドはまだこの時点で 7 枚しか並べておらず、今まで 2 度撃たれた《撹乱》のことも忘れたかの様なプレイだが、Ronaldson は《吸収》でこれに応じる。
もう 1 枚《総くずれ》を持っていた塚本はメインにもう一度キャストして、場を一層。
もう一度攻めるべく Ronaldson は《騎士》と《魔道師》を呼び、塚本の呼ぼうとする《探索するフェレダグリフ》も《除外》しようと試みたのだが、これは《吸収》で通してしまう。

だが、Ronaldson にもまだまだ手はあり、《万物の声》をキャストした。塚本も《万物の声》を召還。Ronaldsonはさらに《万物の声》(この間の《万物の声》のプロテクションは全て白)…とまたノンブロックの殴り合いが始まっているが、明らかに Ronaldson が有利。
ここからRonaldsonの引いてくるカードにランドは無くなった。
引くカード、引くカード全てがスペルの恵まれたドローに対して、塚本は《探索するフェレダグリフ》を《吸収》でカウンターされてしまい、ここで勝負あり。
結局《吸収》の 3 ライフ分で Ronaldson は勝利した。

Ronaldson 2 - 0 塚本

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