Feature Match Round 5: 長岡崇之 vs. 石田格

更新日 Event Coverage on 2002年 2月 16日

By 松井健治

5 回戦で対戦するのは京都の強豪長岡と、去年の年末に行われた Final's 2001 を優勝した石田との対決。
前情報としては、長岡のデッキは下の上。石田のデッキは上の中と、なかなかデッキに差があるようである。
だが、マジックは運の絡むゲームである以上、石田も気の抜けない戦いとなるだろう。

Game 1

長岡先手。手札を開けて妙な顔をするので、手札をのぞいて見ると、沼が 2 枚に青と、緑のカードが初手にある。
少し考えた長岡は、初手に《野生の雑種犬/Wild Mongrel》があると言うこともあり、初手をキープ。
所が思惑は外れ、沼が 2 枚だけで、土地が止まってしまった。

対する石田は《シートンの斥候/Seton's Scout》、《ナントゥーコの病木刈り/Nantuko Blightcutter》と、序盤の展開は上々のようである。
なんとか 3 枚目の沼を引き当てた長岡は、《陰謀団の拷問者/Cabal Torturer》をキャストし、《シートンの斥候/Seton's Scout》を除去。
だが、後に出てきた《美徳の巡礼者/Pilgrim of Virtue》を含むプロテクション黒がなかなか長岡のデッキに対し、猛威を振るっている。
《ナントゥーコの病木刈り/Nantuko Blightcutter》に殴られつづけていた長岡だが、なんとか森を引き、そこから念願の《野生の雑種犬/Wild Mongrel》をキャスト。
《ナントゥーコの病木刈り/Nantuko Blightcutter》がこれでどうにかなったかと思ったが、石田が《ゴリラのタイタン/Gorilla Titan》を出し、ターンエンドに《のぞき見/Peek》で長岡が石田の手札を見ると《ほとばしる魂/Spirit Flare》があり、なかなか一筋縄では行かない様子。

ここから膠着状態に入る。

長岡が、《センギアの吸血鬼/Sengir Vampire》、《魂の災い魔/Soul Scourge》と並べ、石田が、《投鎖獣/Chainflinger》を出して《陰謀団の拷問者/Cabal Torturer》を除去し、そこから《尊い癒し手/Hallowed Healer》をキャストし、石田の有利な場へと変化して行く。
《ゴリラのタイタン/Gorilla Titan》こそ、《野生の雑種犬/Wild Mongrel》パワーでなんとかしたものの、石田の《投鎖獣/Chainflinger》が長岡のライフをこつこつ削り、トドメに《踏み荒らし/Overrun》と、カードパワーの差を見せ付けられ、長岡は一本目を落とす。

長岡 0 - 1 石田

Game 2

再び長岡の先手で始まる 2 本目。
石田はなんとサイドボードでメインの白を黒の変更し、 2 本目をプレイしている。
2 ターン目に《催眠の悪鬼/Mesmeric Fiend》で長岡の手札に《処刑/Execute》があり、これは石田のサイド勝ちであろう。
だが、石田の展開は 3 ターン目に《墓をこじ開けるもの/Gravegouger》を呼んだところで展開が停止。沼しか引いていない為に、手札を展開しきれないのである。
この隙に長岡は《魂の災い魔/Soul Scourge》を呼び、石田のライフを削り始める。

流れは長岡にあるのか、《綿密な分析/Deep Analysis》、《打開/Breakthrough》と撃ち、やっと森を引いてきた石田の《飛びかかる虎/Springing Tiger》を《大音響攻撃/Sonic Seizure》で除去し、足場をしっかり固めた長岡は、石田の土地が揃う前に 2 本目を取り返した。

長岡 1 - 1 石田

Game 3

長岡はマリガンするも、 3 ターン目に《セファリッドの物あさり/Cephalid Looter》と、展開は悪くないようだ。
一方、石田は 3 ターン目に《リスのお喋り/Chatter of the Squirrel》と、あまり良い展開とは言えない。
リストークンを並べ、攻撃を繰り返す石田に対して長岡は《最後の儀式/Last Rites》で石田の手札を確認し、《投鎖獣/Chainflinger》と《飛びかかる虎/Springing Tiger》を捨てさせ、《打開/Breakthrough》で手札を回復と、アドバンテージは確実に得ているが、先ほどの《最後の儀式/Last Rites》で確認した《シートンの願望/Seton's Desire》がリストークンに付き、その上、今引いてきた《ゴリラのタイタン/Gorilla Titan》が長岡のライフを削りにかかる。

《顔なしの解体者/Faceless Butcher》で《シートンの願望/Seton's Desire》付きのリストークンを消したりするが、現在の長岡のライフは 8 。
ペストこと《亡者の悲鳴/Screams of the Damned》が石田の手元にあるのを知っている長岡は、いたずらにライフを削る事を嫌がり、《ゴリラのタイタン/Gorilla Titan》をチャンプブロックしたりと必死に耐え、スレッショルドした《炎熱の突風/Thermal Blast》で《ゴリラのタイタン/Gorilla Titan》を倒すのだが、他のクリーチャーに殴られ、残りライフが 4 になった所で、《亡者の悲鳴/Screams of the Damned》が登場。
長岡は一応ドローを進めるが、クローシスカラーである長岡のデッキで、このエンチャントをどうにかする方法はなかった。

Final Result : 長岡 1 - 2 石田

最新Event Coverage記事

Featured

2015年 11月 16日

2001 Grand Prix Sendai Coverage by, Wizards of the Coast

2001 Grand Prix Sendai Coverage 相次ぐ新星の誕生 10 年ぶりの記録的大雪とのことで、積雪は 20cm 近かった。 2 日目は初日の豪雪が嘘であるかのような快晴となったものだが、やはり北国の冬らしく深々とした寒さが印象的だった。 細かい点にまで言及してはキリがないが、とりあえず今回の上位陣の顔ぶれを見て特に印象的...

記事を読む

Featured

2015年 11月 16日

2002 Masters Series San Diego Coverage by, Wizards of the Coast

2002 Masters Series San Diego Coverage In the first game of the finals, it seemed that Karma was on the side of Humpherys. Fuller only needed a bounce spell to wa...

記事を読む

記事

記事

Event Coverage Archive

過去の記事をお探しの場合 アーカイブのページをご覧ください。人気の著者による、数千にわたるマジックの記事が残されています。

一覧を見る