Live Coverage of 2004 Pro Tour Seattle

更新日 Event Coverage on 2004年 7月 9日

By Ted KnutsonTranslated by 森 慶太

チームプロツアーでの醍醐味のひとつは、ここではマジックというゲームにおける恐竜たちを発掘することができるということでしょう。世界中のマジックプレイヤーというのはいつしかこのゲームをリタイアする日を迎えることになり、友人に連れ出されたときにだけ戻ってくるようになります。これはプロとしての成功の度合いだとか格付けによって左右されない普遍のものでしょうね。ともあれ、久々に友人と一緒になって魔法の呪文をプレイする彼らをシアトルで見る事ができるのは興味深いことです。(…最近は聞かない名前だと思ったら、億劫がらずにGoogleあたりで検索してみてください。ほとんどの連中が長い間姿を見せなかったわけですからね)

Tomi Hovi (Something Cool)

複数のプロツアー・イベントに世界で始めて勝利したことで知られる男は、軍隊に入るためにここ数年マジックから遠のいていました。そして、スウェーデンの強豪Mattias Jorstedt(マタイアス・ヨーステッド)とフランスのRaphael Levyとをお供にしてこの週末になって帰ってきたのです。Hoviがかつての水準のプレイスキルを取り戻しているなら、このチームは今週末の注目株のひとつとなりそうですね。

Dave Williams, Bob Maher (Bottom Set)

ポーカーのワールドシリーズで準優勝を果たしてからというものの、Daveがはたしてマジックを続けるのかどうか、それとも新たに開花させた才能によって得られる富を追い求めていくのかどうか、そのあたりは不明瞭でした。そんな折にDaveとBobが全米選手権を見送ったわけですから、もはやWilliamsをマジックのプロツアーで見かけることは出来なくなるだろうと囁かれたものです。しかし、彼らは親友のNeil Reevesをともなってこの週末に姿をあらわしたのです。

Mike Long (Avenue Ghetto STREET BOYS)

プロプレイヤーの間では悪役としてすっかり定着してしまっているMikeも、このゲームをやめたり戻ってきたりの繰り返しです。どうも彼は全米選手権にあわせてマジックにかえってくるようですね(今年はカルフォルニア州の地区予選を突破してきました)。今年のMikeの相棒はJustin Schneiderとグランプリ・ピッツバーグでベスト4に入賞したMike Krzywickiです。

Gary Wise, Andrew Cuneo (Cosmic Tones for Mental Therapy)

GaryとEugene Harveyは今シーズン最初のチーム戦であったプロツアー・ボストンでZabutan Nemonautとして決勝ラウンドに勝ち残っています。今回はプレイヤーキャリアを終えたMike Turianにかわる三人目にAnfrew Cuneoを起用しての参戦ということになったようです。CuneoはかつてCar Acrobatic Teamとしてチームプロツアーで2度ベスト4に勝ち上がっている経験をもった人材で、最近あまりマジックをプレイしていなかったプレイヤーの中では最高の人材といっても言い過ぎではないでしょう。

Chris Pikula (The Max Fischer Players)

《翻弄する魔道士/Meddling Mage》が若きJosh Ravitzと旧友Igor Fraymanを伴ってこのプロツアーへとやってきました。私がRavitzと話をしてみたところ、彼のチームメイトたちは初日のフォーマットであるシールドの練習はたくさんこなしてきたものの、準備万端とまではいえないかもしれないということで、とりあえず初日を突破することを目標とするそうです。

Noah Boeken, Ryan Fuller, Chris Benafel (www.impulsemagic.com)

このチームは2001年に日本の東京で大ブレイクしたことで記憶されています。彼らは予選から勝ちあがってチームマスターズに優勝し、FullerとBenafelは同時開催だったプロツアーのほうでも決勝進出をはたしたのです。この中ではBoekenだけがプロツアー決勝ラウンドを経験していないわけですが、彼はとてつもない回数のグランプリトップ8入賞歴を誇っています。彼らは三人ともこのゲームで出場停止処分をうけたことがありますが、刑期を終え、かつての栄光を取り戻すべく帰ってきたというわけですね。

Peter Radjonic, Terry Lau (Dead Money)

Peterはかつてのカナダチャンピオンで、当時Lauはプロツアー・ロスアンゼルスでベスト8に勝ち残っていました。'98-'99シーズン、一昔前のことですね。そして彼らは今年度のカナダ・ナショナルチームのメンバーであるMichael Thickeと組んで、言うなれば新旧カナダトリオを結成してやってきたのです。

Katsuhiro Mori (Rendy Go!!)

日本人初の新人王、森勝洋がもう一人の新人王である大礒正嗣と組んでマジックシーンへとしばらくぶりに帰ってきました。このチームの三人目は新鋭の大澤拓也です。

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