Live Coverage of 2004 Pro Tour Seattle

更新日 Event Coverage on 2004年 7月 9日

By 森 慶太

www.shop-fireball.com2 (Japan)
Player A:石田 格
Player B:池田 剛
Player C:岡本 尋

The Brockafellers (USA)
Player A:Brock Parker
Player B:William Jensen
Player C:Matt Linde

ディフェンディングチャンピオンであるThe Brockefellersも、日本勢期待の星であるFireballもともに緒戦(ラウンド1)を落としてしまっている。

金曜日現在のフォーマットはチーム・シールドであるわけで、Fireballにいわせると「パックはあまり強くなかったですけれど、それでもなんとか1-1には持ち込まないと後がないんですよ」ということになるそうだ。これはおそらくThe Brockafellersにとっても同じことで、今日はすべてのチームが6回戦で4勝2敗というノルマを課されているのだ。

それにしても、二回戦からがけっぷち。そして対峙するは前回王者。
実においしい(?)シチュエーションでのFireball を取材することとなった。

石田 格 vs. Brock Parker

赤黒の除去+ビートダウンデッキをフューチャーしたParkerと対峙した石田が携えているのはマナソース+ファッティという構成での青緑デッキ。2枚のマナマイア、《旅人のガラクタ/Wayfarer's Bauble》、タリスマン1枚によってマナ域をジャンプアップして《テル=ジラードのトロール/Trolls of Tel-Jilad》や《金屑ワームの鎧/Slagwurm Armor》につなげて、そこで《残忍な突進/Ferocious Charge》や《捕食者の一撃/Predator's Strike》を叩き込むのだ!

実際に一本目を《血のやりとり/Barter in Blood》されたあとに展開したクリーチャーに《捕食者の一撃/Predator's Strike》で突破口をこじあける…と言う具合にダメージレースをさしきる形で石田は勝利したようだ。

そんなこんなで幸先よく一本とれただけに、このまま待望のチーム初勝利へと突き進みたいところだろう。

Game 2

二本目の序盤はがっぷり四つの好試合。石田とParkerが交互にマナマイアからゲームをスタートし、石田の地上防壁である《四足マイア/Myr Quadropod》を《屍賊の模造品/Nim Replica》と《黄鉄の呪文爆弾/Pyrite Spellbomb》との2枚がかりでPakerが除去。

それなら、と石田は《機械仕掛けのヴォラック/Clockwork Vorrac》を展開し、即座にここに突き刺さるのがParkerの《爆破/Detonate》。それでは、と石田が《テル=ジラードのトロール/Trolls of Tel-Jilad》を召喚したところで、Parkerは淡々と《血のやりとり/Barter in Blood》。場を文字通り一掃した。

石田の攻め手をさばききったParkerはここで《クラーク族の兵卒/Krark-Clan Grunt》と《鉄棘の乱暴者/Iron-Barb Hellion》とを展開してビートダウンに移行。しかし石田はこの《乱暴者》を《残響する真実/Echoing Truth》でバウンスして時間を稼ぎ、間髪いれず《板金鎧の金屑ワーム/Plated Slagwurm》を引き合あて、セーフ。

石田はこの《ワーム》で淡々とアタック。Brock Parkerスルー。
石田、二度目の《ワーム》アタック。Brockは全力チャンプブロック。

そこに石田は《残忍な突進/Ferocious Charge》と《捕食者の一撃/Predator's Strike》!

…なんともデュエルファイターさながらの大味な演出で勝利をおさめることになった。

石田 2-0 Parker

池田 剛 vs. William Jensen

Game 1

一方その頃、「赤黒のウィニーなんだよね」と語っていたはずの池田の盤面をみてみると、大変なことに。

《メフィドロスの吸血鬼/Mephidross Vampire
《ペンタバス/Pentavus
《錆口のオーガ/Rustmouth Ogre

すごいサイズ。すごい重さ。

対する敵軍本丸、緑白のJensenはというと《ヴァルショクの篭手/Vulshok Gauntlets》をまとった《ヴィリジアンの社交家/Viridian Joiner》に《先陣のマイア/Alpha Myr》といった感じで主力級はゼロ。

「ウィニーなんだけどね。マジで(笑)」

とコボしながらも池田がここで笑顔の先勝となる。

池田 1-0 Jensen

Game 2

池田が一本目で勝利をおさめたところで岡本のプレイグラウンドをのぞいてみると、相手の主力を《拘引/Arrest》でけん制したうえで《頭蓋囲い/Cranial Plating》と《骨断ちの矛槍/Bonesplitter》とをまとわせた《オーリオックの長刀使い/Auriok Glaivemaster》が淡々とビートダウンを終えようとしているところだった。岡本はこのまま気持ちよく一本目を勝ち取ることとなったので、ここで視点を池田の二本目に戻してみよう。

池田とJensenの二本目は《癒し手の頭飾り/Healer's Headdress》を早々にJensenが引き当てたことで若干の膠着となったのだが、池田はそこに《ヴァルショクの魔術師/Vulshok Sorcerer》を投入して間隙を縫うようにして1点ずつのダメージを蓄積。

Jensenが特にこれといったファッティや対抗策を引けない間に池田は《ペンタバス/Pentavus》をトップデッキ。ここは攻めどころ、と意気込む池田は続くターンにも都合よく《癒し手の頭飾り/Healer's Headdress》対策の《残響する破滅/Echoing Ruin》をドロー。

というわけで、池田ががっちりとかみ合ったドローに後押しされての勝利を掴み取ったのだった。

池田 2-0 Jensen

かくてFireballは待望の一勝を手にしたうえで二回目のデッキ構築に挑むこととなった。

Final Results:www.shop-fireball.com2 wins

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