Live Coverage of 2005 Pro Tour Nagoya

更新日 Event Coverage on 2005年 1月 27日

By Kenji Matsui

 ようこそプロツアー名古屋へ。

 今回は神河物語 3 パックを使用したロチェスタードラフトが行われる。
 まずは足きりラインである 4 勝 2敗 をクリアすべく、 236 名のプレイヤー達がドラフトを行い、デッキを仕上げなければならない。

森田 雅彦

 思い起こせば約 1 年前、前回日本で開催されたプロツアー神戸。黒田 正城が日本人初のプロツアー優勝と言う新たな時代の一歩を切り開いたイベントであった。日本人がプロツアーの日曜に残ることが日常になりつつある中、なんと 2004 年度のプロツアーシーンでは全てのイベントに置いて日本人がベスト 8 に入るなど、近年の日本プレイヤーのレベルが上がってきている事は一目瞭然。

今大会では実に 57 名の日本人プレイヤーが参加しており、 4 人に 1 人は日本人と、この数字が全てを物語っているだろう。

 これだけ日本人プレイヤーが増えれば同郷同士討ちは必然。

 そんな中、今大会一発目のフューチャーマッチでは 2004 年、チーム戦で行われたプロツアーシアトルでベスト 4 に残ったチームのブレインである射場本と、先日の 2005 年グランプリ大阪で堂々の優勝を納め、チームマスターズでも優勝を飾った P.S.2 のメンバーである森田とのマッチアップが組まれる。

 射場本は黒緑の除去と大きなクリーチャーで攻める伝統的なデッキ。

 対する森田は、上の席に座るプレイヤーに多少のヘイトドラフトをされてしまいつつも、《明けの星、陽星》を筆頭に、優れたカード陣で組まれた白青デッキをプレイする。

 まずは開幕の白星を手にするのはどちらか。

Game 1

 先手は森田。

 後手 2 ターン目に射場本の《鼠の殺し屋/Nezumi Cutthroat》にプレッシャーを受けるも、《亡霊の牢獄/Ghostly Prison》、《兜蛾/Kabuto Moth》、《空民の鏡術士/Soratami Mirror-Mage》と出し、そのまま 6 ターン目の《明けの星、陽星/Yosei, the Morning Star》キャストで場を逆転。

 《亡霊の牢獄》と《空民の鏡術士》のシナジィは、重くてでっかい黒緑をプレイする射場本のデッキに対し、物凄い威力を発揮。

 既に《明けの星、陽星》に押されつつある射場本は仕方なく《昇る星、珠眼/Jugan, the Rising Star》をブロッカーとして放つが、思考を完全に攻撃へと切り替えた森田は、《空民の鏡守り》の能力で《昇る星、珠眼》をバウンスし、一気に攻撃を加えてまずは一本目を森田が先取。

射場本 0 - 1 森田

Game 2

 射場本先手で始まる 2 本目。

 今回は 2 ターン目《鼠の殺し屋》とは行けず、序盤にゆっくりと地上クリーチャーを並べ始めたかと思えば、対する森田が《浮き夢のずべら/Floating-Dream Zubera》、《金之尾師範/Sensei Golden-Tail》と、いきなりがっちりな場を作る。

 軽く地上での攻撃を止められ、 2 度までも森田の手のひらで踊らされるわけにもいかないと射場本。
 なんとか引いた《鼠の殺し屋》と《つぶやく神/Gibbering Kami》で攻撃を開始するが、これを森田、《返礼/Reciprocate》と《狐の易者/Kitsune Diviner》によって対処。

 一旦白青デッキにこういうペースを掴まれてしまうと、そのままがんじがらめになるのが常であり、互いの場には多くのクリーチャーが並べられていく中、その逆境で射場本は、彼独自の理論でデッキに搭載された《頭蓋の摘出/Cranial Extraction》によって、森田のデッキから《明けの星、陽星》を抜き去り、後に《肉体の奪取/Rend Flesh》で森田の《狐の易者》を除去しては、場で唯一の飛行クリーチャーである射場本の《つぶやく神》が森田のライフを削り始めた。

 現在の彼らの手札は 1 で、お互い土地を握り締めている中、次なる一手を欲して森田がドローすれば、そこには《手の檻/Cage of Hands》が。

射場本 正巳

 幸いマナは豊富にある森田。
 まずは射場本が出していた優秀なブロッカーである《樫族の肉裂き/Kashi-Tribe Reaver》にこれを張って攻撃を開始。
 戦闘終了後に《手の檻》を《つぶやく神》へと移動する事によって、攻守共に射場本の上を行く。

 森田が攻勢に移り、大きくライフに差をあけられた所へ射場本は《忌まわしい笑い/Hideous Laughter》をドロー。

 これを射場本が使用する事によって、森田の《金之尾師範》などのクリーチャー陣が大きく流れるが、射場本自身の《樫族の肉裂き》も犠牲となる。また、《忌まわしい笑い》キャスト時に森田が《手の檻》を手札に戻すことによって、結局攻防のテンポは森田にコントロールされ続けてしまい、射場本のライフは 0 を割った。

Final Resalts : 射場本 0 - 2 森田

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