Live Coverage of 2005 Pro Tour Nagoya

更新日 Event Coverage on 2005年 1月 28日

By Isamu Fujieda

The Finals 2004 ベスト4、 グランプリ大阪ベスト 4 と、最近調子を上げてきた斉藤 友晴。海外のプロツアーへも直前予選に出向くなど、最近のマジックにかける情熱は日本一とも言っていいだろう。

斉藤 友晴

斉藤はグランプリ・シンガポールで初日全勝の実績があるだけに、このフォーマットにおける期待は非常に大きい。そんな、2nd ロチェスター2番卓6番席に座った斉藤のドラフティングを見てみよう。

席順
1. Sonne Jonathan (USA)
2. Hay Tom (AUS)
3. Hayrynen Andrei (FIN)
4. Ravitz Joshua (USA)
5. Aten Timothy (USA)
6. 斉藤 友晴 (JPN) The Finals 1999 優勝、The Finals 2004 ベスト4、グランプリ・大阪ベスト4
7. Soh Terry Han Chuen (MYS) グランプリベスト8 2回
8. Jonsson Anton (SWE) プロツアーベスト8 3回、グランプリベスト8 7回(1回優勝)

Drafting

1周目は斉藤がパックを開けるまでに、上の Aten が《義理に縛られし者、長雄/Nagao, Bound by Honor》入りの黒白でほぼ確定してしまっていた。そうなると緑を主体にしたデッキを組むしかないために、汎用性が高いマナ・ブーストカードと軽い秘儀呪文を中心にピックしていった。取れているカード自体は今一パワー不足だが、周りとの住み分けはしっかり出来ているために、残り2周に期待といった感じで1周目を終えた。

主なピックカード(上から取った順)
《刻みを継ぐもの/Burr Grafter
《師範の占い独楽/Sensei's Divining Top
《泥穿ち/Soilshaper
《消耗の渦/Consuming Vortex
《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder
《木霊の力/Kodama's Might
《大蛇の野伏/Orochi Ranger
《無神経な詐欺師/Callous Deceiver
《ねじれた鏡映の神/Kami of Twisted Reflection
《未達の目/Eye of Nowhere

1周目終えての色分けは
白黒 赤黒 青緑 赤緑 白黒 青緑(斉藤) 赤黒 赤青

青こそ2人だが、緑のカードがあまり出ていないのにもかかわらず、3人出来てしまっているのがきついところだろう。

6番席の斉藤としては、卓の取る順番が変わる2周目序盤に強力なカードを集めたいところだが、肝心の1パック目で取れたのが《狩猟の神/Kami of the Hunt》。……ま、まぁいいかといった感じでSohの開けたパックを見ると……緑のカードが《よだれ舌のずべら/Dripping-Tongue Zubera》のみ。……黒と白のカードばかりで、カットまであるかと思われたが、不運を甘受してしっかり《よだれ舌のずべら/Dripping-Tongue Zubera》をピックした。

そして最も肝心な自分のパックを開封すると、《木霊の力/Kodama's Might》と《氷河の光線/Glacial Ray》が登場。既に《木霊の力/Kodama's Might》《消耗の渦/Consuming Vortex》と強力な秘儀カードを持っている斉藤は若干悩むが、予想通りに《氷河の光線/Glacial Ray》をピック。緑主体の秘儀デッキらしい強化の仕方で、一筋の光明が見えたといった感じだろう。

その後に6手目で《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》を取らせてもらえて、我慢しての《よだれ舌のずべら/Dripping-Tongue Zubera》ピックなどが活きた協調路線がしっかり機能している。

《氷河の光線/Glacial Ray》もある、《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》2枚に《大蛇の支援者/Orochi Sustainer》でマナ・ブーストもある。だが、肝心要の決め手が取れない。兎に角、なんでもいいから決め手を……そんな感じで3周目へ突入した。

主なピックカード(上から取った順)
《狩猟の神/Kami of the Hunt
《よだれ舌のずべら/Dripping-Tongue Zubera
《氷河の光線/Glacial Ray
《大蛇の支援者/Orochi Sustainer
《激憤の本殿/Honden of Infinite Rage
《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder
《残忍な詐欺師/Feral Deceiver
《空民の鏡守り/Soratami Mirror-Guard

3周目序盤は6番席なので当然強いカードは回ってこなかったが、Atenの開けたパックから《怒りの狂乱/Blind with Anger》、そして自分のパックから待望の決め手となる、《降る星、流星/Ryusei, the Falling Star》を獲得した。そして、こっそり嬉しかったのが、8手目となった次のパックで《花の神/Hana Kami》が取れたことだろう。

1周目が終わったときは本当にどうなるかと思われたが、終わってみればマナ・ブーストとファッティ+強力な秘儀呪文というかなり美しい3色の秘儀スピリットデッキとなった。

他のデッキを見てみると、Atenの白黒侍デッキは相当強力で、恐らく卓最強。あとはAntonの秘儀デッキも《氷河の光線/Glacial Ray》2枚に大量のドローカードが内包されているために、回ってしまうと凄い強さを発揮するだろう。

だが、そんな中でフォーマットこそちがうが、グランプリ・シンガポールでみせた初日全勝をこのプロツアーでも果たして欲しいものだ。

主なピックカード
《よだれ舌のずべら/Dripping-Tongue Zubera
《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder
《根走り/Rootrunner
《空民の鏡術士/Soratami Mirror-Mage(CHK)》
《怒りの狂乱/Blind with Anger
《降る星、流星/Ryusei, the Falling Star
《花の神/Hana Kami
《過酷な詐欺師/Harsh Deceiver
《血の信徒/Initiate of Blood

Saito Tomoharu

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