OBC Breakdown

更新日 Event Coverage on 2003年 8月 22日

By 藤枝勇

810 名が参加する事となった GP 横浜はスカージを加えたオンスロートブロック構築で争われるイベントだ。

そのフィールドでは大雑把に 3 種類のデッキ ( Cycling Control , Goblin , Bidding )が会場の大半を占めているので人数や派生も含めてそれらの分布をご紹介しよう。

◆白系コントロールデッキ -342 名

Eternal Dragon
開催前から最も多いと言われていたデッキで単色も含め全ての種類が有るのだがその中でも 2 種類のデッキタイプをピックアップしてみた。

白赤コントロール -235 名

会場のほぼ半数を占めたのが《永遠のドラゴン/Eternal Dragon》や《アクローマの復讐/Akroma's Vengeance》を根幹とした白系のコントロールデッキで、なかでも白赤コントロールは 235 名とダントツの 1 位。

強力なサイクリングカード群のパワーを更に引き立てる環境最強カードとも言われる《稲妻の裂け目/Lightning Rift》や、全体除去兼サイクリングと万能カード《星の嵐/Starstorm》等が白いカードとも非常に相性が良く、《滅殺の命令/Decree of Annihilation》のおかげでいざとなったらリセットも可能。《賛美されし天使/Exalted Angel》《永遠のドラゴン》を出してからのサイクリング効果によってゲームが決められる点でこのコンビネーションが好まれるのだろう。

有名プレイヤーも多数このデッキを選択しており、今大会の優勝候補筆頭と言っても過言では無い。

白黒コントロール -32 名

《記憶の彼方/Fade from Memory》や《萎縮した卑劣漢/Withered Wretch》で墓地対策、《燻し/Smother》で単体除去と赤よりも応用が利く白黒コントロールだが、やはり《稲妻の裂け目》が無いのが辛いのか選択している人間はぐっと減って 32 名となっている。白コントロール同士では《永遠のドラゴン》が消せるので赤白コントロールを相手に若干有利に戦える事が魅力か?

◆ゴブリン ( 赤黒も含む ) -137 名

Goblin Warchief
GP バンコク以来日本人のトレードマークとなったゴブリンはここ横浜の地でも大人気で、赤黒タイプも含めると 137 名が選択した。

スカージが入った事で一番恩恵を受けたであろうこの赤い軍団は、超ブーストを可能にする《ゴブリンの戦長/Goblin Warchief》や出ること事態が脅威となる《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander》が加わったおかげで勢力がより強くなり、その単純ながら強力な破壊力は魅力的だ。

黒が入ったタイプは邪魔な壁や《銀騎士/Silver Knight》を殺すために《燻し》を入れ、中盤以降の息切れを《定員過剰の墓地/Oversold Cemetery》で補うのが目的で色が足されている。

◆《総帥の召集》デッキ -172 名 ( ゾンビ召集 111 名 , ゴブリン召集 61 名 )

白系のサイクリングコントロールを低速、ゴブリンを高速とするならば、この 2 つのデッキは中速とでも言うべきか。

Patriarch's Bidding
序盤を 1 マナ 2 マナのクリーチャーで殴りながら隙を見て《ルーンの解読/Read the Runes》からの《総帥の召集》を決めてゴブリンならば《ゴブリンの戦長/Goblin Warchief》と共に走る《ゴブリンの群衆追い/Goblin Piledriver》の速攻で一撃、ゾンビならば《有毒グール/Noxious Ghoul》による殲滅や《宝石の手の汚染者/Gempalm Polluter》をサイクリングしてゲームセットなどコンボ要素を盛り込んだ殴りデッキとでも言うべきだろうか。

スカージの恩恵でゴブリン、ゾンビ共に強力になり選択するプレイヤーが増えたデッキタイプだろう。コンボ部分とクリーチャー部分を上手く引かないと何も出来ないまま死ぬこともしばしば、プレイングが難しい事も有ってか玄人向けのデッキとも言える。

◆赤黒コントロール -28名

◆《ドラゴン変化/Form of the Dragon》デッキ -19名

◆赤青コントロール -17名

◆ビースト -15名

◆エルフ -12名

◆赤単色バーン -7名

◆黒単色コントロール -6名

◆《悪辣な精霊シルヴォス/Silvos, Rogue Elemental》+《滅殺の命令/Decree of Annihilation》デッキ -5名

◆そのほか -31名

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