
フジケン組、組長としてその名を馳せる藤田と昨年の APAC で準優勝したことで一躍注目を浴びた渡辺とのマッチアップ。非常に珍しいデッキの同キャラ対決なだけあってギャラリーの注目度も一際高かった様だ。
Game 1
青緑赤のコントロールウィニーデッキ対決なだけに、引きに左右される部分も大きいだろう。先手の渡辺は 2 ターン目、3 ターン目に連続して Kavu Titan をサモン。一方、土地ばかりの藤田はその後のドローも土地ばかり。結局引いたスペルが 5 枚や其処らではデュエルになるはずもなく、渡辺は一本目を先取したのだった。
藤田 1-0 渡辺

Game 2
1 本目を落とした藤田は後手を選択。多分、スピードで押すことの出来ない同デッキ対決なのでアドバンテージの方が大切だと考えたのだろう。そして、またもや先手の渡辺はウィニークリーチャーでビートダウンを試みる。が、藤田の引きが酷すぎた 1 戦目の様には行かず Jungle Barrier でピタリと戦線が止まる。実は藤田はサイドボードで殆どクリーチャーを抜き、火力で勝つプランを立てていたのだ。藤田の思惑通り、渡辺のクリーチャーはことごとく Jungle Barrier の前に沈黙し Geaes Skyfolk などダメージの通りそうなクリーチャーも全て除去されてしまった渡辺は攻め手がなくなってしまった。しかし、藤田もアタッカーとなるクリーチャーは殆どはいっておらず御互いが硬直する。しかし、その時藤田の手には Urzas Rage があったのだ。Fact or Fiction で上手く土地を置いていた藤田は 12 マナ貯まるとキッカー付きの Rage を 2 発打ち、勝負を決めたのだった。
藤田 1-1 渡辺

Game 3
2 戦目と同じ様な展開になるが、藤田はマナが揃わず Jungle Barrier をキャストできない。その間に渡辺はビートダウンし藤田のライフを 10 まで削る。
苦しい藤田だがどうにかマナを引き始め、渡辺の Prophetic Bolt を Disrupt でかわしつつ Jungle Barrier で戦線を構築し始める。その後は 2 戦目と同じ展開となり、またしてもキッカー Rage で藤田の勝利が確定したのだった。
藤田 2-1 渡辺
藤田 Win