
Game 1
お互いマリガンで始まる、幸先の宜しくない第 5 回戦。
Zhin は 2 ターン目に Galina's Knight 、 中村は Putrid Warrior とお互いマリガン後とは思えない綺麗な展開でゲームが始まる。
順調にお互い土地を並べあってる中で、後手の中村が 4 ターン目に Death Grasp を Galina にキャスト。
しっかり、カウンターマナの立っている Zhin にはカウンターが無く、 Death Grasp が通ったことで、ここから中村の一方的な攻撃が始まる。
土地しか引けない Zhin は中村の Putrid Warrior に延々削り続けられるが、これは土地を引き続けたおかげと言おうか何と言おうか。
7 ターン目に Desolation Angel を勿論、キッカー込みでキャスト。
白黒 2 色の中村には一般的にこれに対しての対策は無いはずであるので、このまま土地は全て流れ、一見、場を見るだけなら Zhin が圧倒的に押している場であるはずなのだが、ライフ差では中村が押している。
Zhin は Angel でアタックし、先に押し切ろうとするが、手札に土地を少し貯めていた中村は土地 2 枚並べ、 Spectral Lynx を立て続けに 2 体キャストすると流石に先に殴り負けそうな状況の Zhin は攻撃を止めるが、如何せん自分の土地が 2 枚しか並ばず、次に行動する手段をもたない Zhin はターンエンドを宣言し続けることしか出来ないでいるさなか、中村は先ほどからずっと気合を入れながらドローしている。
そこで待望のカードを引いたらしい、 Swanp である。
そして Putrid Warrior をキャストしてエンド。
Zhin の場には Desolation Angel が 1 体いて、ライフが 8 。
中村の場には Lynx と Putrid Warrior が 2 体ずつ。
そのまま何事も無く、行けば中村の勝ちなのだが。
Zhin も気合を入れてドローするが、 2 枚以上の土地が並ぶ事は無かった。
中村 1 - 0 Zhin

Game 2
Zhin のダブルマリガンである。
だが、不運としか言いようの無いこのマリガン試合に勝ったのは Zhin であった。
Zhin のダブルマリガン後の手札は Spite / Malice と 4 枚の土地。
ダブルマリガンの後の手札にしては良い手札である。
対する後手の中村は、 Addle から Pure Reflection をキャスト。
Zhin のデッキをカウンターデッキと読んでのサイドであり、これは間違ってもいなかったのだが、これが裏目に出る。
こちらより相手のほうがクリーチャーを多く引く現象。
中村の引いたクリーチャーは 2 体で、Zhin の引いたクリチャーは 4 体。
は結局、最後まで Zhin が Pure Reflection を美味しく使えた試合であった。
Zhin 1 - 1 中村

Game 3
やっと、お互いマリガンが無くゲームが開始する。
序盤、土地は滞り気味だが、 Addle 、 Vindicate 、 Addle 、 Gerrard's Verdict を 2 回とアドバンテージを得続ける中村に対して、 Zhin は又も土地ばかり。
Galina's Knight を並べたりするもの、中村の青と宣言した Voice of All に攻撃の手を阻まれる。
そこに、 Angel of Macey と言う優秀なアタッカーを用意し、 Phyrexian Arena で止めを刺しにかかる。
相手より倍、カードを引いている中村は最後に、Vindicate の 3 連発で Zhin を下した。
Win 中村 2 - 1 Zhin