Top 8:Svend Geertsen

更新日 Event Coverage on 2002年 5月 4日

By Kim Eikefet<break />translated by Keita Mori

「今回で Top 8 進出は 4 度目の経験になるけど、やっぱりいいもんだね。最後に決勝ラウンドへ進出してからは随分たつし。」と Svend Geertsen は感慨深そうに語った。彼は第一シードでプロツアーニースの決勝ラウンドへと進出したのだ。

弱冠 15 歳にして Worlds 1995 に Top 8 入賞した Svend にとっては、実に長い忍耐の時間だった。今や Sven 少年も 21 歳の若者であり、もっとも古い時代のプロツアーシーンを知る数少ない生き証人となってしまったものだ。ちなみに、デンマーク勢である彼が最後に Top 8 Finish を飾ったのが 1999 PTLA であり、ちょうど一週間前のデンマーク選手権でも凡庸な成績ゆえにとうとう世界選手権の招待枠をも失ってしまった。まさに受難の時だった。

しかし、今では彼はその頃のことを悔やむ気持ちもなくなったそうだ。そう、実際問題デンマーク選手権はこのニースへの素晴らしい予行演習となったわけだから。そして、Svend はこのプロツアーニースで Kai Budde の助言もあって 8-0 という素晴らしいスタートをきれたのだった。「彼は僕に青をドラフトするべきだって教えてくれたんだ」と 21 歳になった Geertsen は微笑む。そして、彼はファーストドラフトを完勝してから、戦略をスイッチすることになる。「トップテーブルに近づけば近づくほど、青はとりずらくなるはずだろ。だって、みんなやりたいんだからさ」と語る Geertsen は Odyssey/Torment フォーマットに対して好意的であるようだ。「実にさまざまな要素の潜んだ環境だから、実力のあるプレイヤーほどきちんと結果が残せるんじゃないかな」

Geertsen はニースにむけて多くの練習時間を割くことはしなかった。最近の彼は、せいぜい月に一度くらいしかマジックをプレイしておらず、イベント前にはもう少し時間をかける...という程度なのだそうだ。つまり、ニースの練習となったのはデンマーク選手権のための 10 回のドラフトと、ニースへの旅行を決めてからの 5,6 回程度だということで、これは一般的なトッププレイヤーに比べて圧倒的に少ない。「Top 8 を期待しないまでも、望むくらいは誰だってするんじゃないかな。勝てるとは思ってなかったけど、それでもやるからにはベストを尽くして勝ちたかった」

「かつて」Svend 少年はスピーディなプレイが売り物のプレイヤーだった。「あのころはスピーディなプレイをすることで優位を確立してたという意識はあったかな。10 分足らずでマッチを終わらせてしまうくらいの高速デュエルだと、やっぱり相手は焦るわけだし、ストレスも感じるだろうしね。もちろん、昔ほどやってないわけだから遅くなるのは必然だよね。ミスしないためには時間はかかるし」

Svend 青年は Top 8 の成り行きを予想することをよしとしなかった。なぜなら、彼はいつも決勝前に力尽きてしまうからだ。そう、彼の戦歴に Pro Tour Champion というタイトルはない。

多くのプロプレイヤーたちはマジックのために学業を中断したり諦めたりしている中、Svend はしっかりとスポーツを学んでいる。構築戦に飽きたし、なにより学業に時間が必要だという判断で、彼はプロツアーもリミテッドフォーマットのみに限って参戦するようになった。

数年間のご無沙汰はあったものの、Svend は今でもマジックを愛し、楽しんでいる。

「旅行は好きだし、友達に会いに行きたいしね。モトもとれるかもしれないし。たいてい現地の友達の家に泊めてもらってるんだけど、プロツアーはやっぱり休日の楽しみ方としては最高だね。時間が許す限りマジックはずっと続けていくし、このゲームが魅力的であるかぎりそれは変わらないよ」

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