『ドラゴンの迷路』プレリリース入門

更新日 Feature on 2013年 4月 22日

By Mike McArtor

Mike first played with Ice Age and became the copy editor for DailyMTG.com in December 2011. Before DailyMTG, he was an editor on D&D's Dragon magazine for four years.

お近くのゲームショップに間もなく、ラヴニカへの回帰ブロックのエピソードIII:ドラゴンの迷路が登場します。ギルド間抗争の時代。竜英傑、ニヴ=ミゼットは暗黙の迷路の存在を暴き、10のギルドにある呼びかけをしました。その内容とは……?ぜひ動画をご覧ください。



以前のプレリリース入門をお読みになった方は、今回の内容が冒頭からして今までのものと違うことにお気づきでしょう。というのも、ドラゴンの迷路のプレリリースが他のものと異なっているからです。それでは皆さんが今度の週末のイベントを最大限に楽しめるよう、プレリリースの仕組みについてご案内します。

ステップ1:事前登録。「なんだ」と言ってこの提案を無視しないでください。大事なことなのです。プレリリースは満員御礼が続いているので、今からお名前を入れておくべきです。(毎度載せていますが)店舗検索のリンクはこちらです。

はじめに

はい、暗黙の迷路の説明はもうすぐしますが……プレリリース初参加の方もいらっしゃるのでは? まずは何が行われるのか、基本的なところを知っておくべきでしょう。その後で暗黙の迷路のクールな仕組みについてお話しします。心配ご無用! ちゃんとご説明しますから。

ティム・ウィロウビー/Tim Willoughbyは ラヴニカへの回帰プレリリース入門で、 このブロックに登場したはじめの5つのギルド・メカニズム(アゾリウスの留置、イゼットの超過、ラクドスの解鎖、ゴルガリの活用、セレズニアの居住)を説明し、プレリリース全般に関するアドバイスを行いました。私も ギルド門侵犯プレリリース入門で、 ブロック第2弾に登場した5つのメカニズム(オルゾフの強請、ディミーアの暗号、グルールの湧血、ボロスの大隊、シミックの進化)の説明と全体的なアドバイスを行いました。

シールドデッキの組み方を知らない方やシールドの技を磨きたい方は、マーシャル・サトクリフ/Marshall Sutcliffeシールドデッキ・フォーマット簡単ガイドをご覧ください。シールドでいかにして勝利するかを考察した見事な記事です。そしてこちらこちらにはさらに多くのアドバイスへのリンクがあります。(皆さんご一読を!)

それだけではありません!

ドラゴンの迷路にはラヴニカの全10ギルドのカードが収録されますが、(ネタバレですよ)…… 11個 のメカニズムがあります。


ここではこの11個目となるメカニズム、「融合」について少しだけ。

ドラゴンの迷路では超クールな分割カードが復活します(分割カードとは1枚のカードに2枚の小さなカードが収められているものです)。過去の分割カード(たとえばディセンション《試行+錯誤》など)のように、ドラゴンの迷路でも分割カードのいずれか片側を唱えることができます。さらに! 融合のおかげで、分割カードの両方を同時に唱えることもできるのです。効果は左、右の順番で解決します。《強行+突入》を例にご説明しましょう:


あなたは《強行》をで唱えることができ、その場合、誰かが自分のライブラリーの一番上から8枚のカードを自分の墓地に置きます(ライブラリー破壊ですね)。代わりにで《突入》を唱えることもできます。その場合、あなたはいずれかの墓地から好きなクリーチャーを1体ゲットできます(リアニメイト、おいしいですね)。そして(コンボが見えてきましたね?)、《強行》と《突入》を(融合によって)で同時に唱えることも可能です。その場合、あなたは誰かに自分のライブラリーの一番上から8枚のカードを自分の墓地に置かせ、同じ墓地から(別の墓地でもいいのですけど)おいしそうな肉塊をつまみあげ、自分のコントロール下で戦場に出すことができるのです。

さて融合を理解していただいたところで(しましたよね?)、これから本稿のメイントピックに移りたいと思います。すなわち土地スロット、プレリリース・プロモカード、ギルド・プレリリース・パック、そして暗黙の迷路イベントです。

これは異例の(文字通り基本でない)出来事です。

ほとんどのブースターパックは、後ろに基本土地が1枚入っていますよね? それが、ドラゴンの迷路では違うのです。慌てなくても大丈夫、いい知らせです!

パックの後ろにある基本土地の代わりに、ドラゴンの迷路のブースターパックには基本でない土地が入っています。

通常――つまりは 圧倒的に多くの場合 ――あなたはラヴニカへの回帰ギルド門侵犯でお馴染みとなった10種類のギルド門のうちいずれかを入手することになります。ドラゴンの迷路ではギルド門のイラストが新しくなり、ブロックの最初の2セットで登場した門を「ズームアウト」して描いたものになっています。

しかもごくまれに、ラヴニカへの回帰またはギルド門侵犯のショックランドが手に入る場合もあります(イラストは各セットで使われたものと同じです)。ショックランドを引いたんですか?それはレアな話です!レアだけに。

さて。

ドラゴンの迷路でショックランドが出る割合は、ラヴニカへの回帰ギルド門侵犯の約半分と、低くなっています。

そしてごくごくまれに、このセットに含まれる神話レアの基本でない土地、《迷路の終わり》が封入されています。

《迷路の終わり》 アート:Cliff Childs

「てことは」とお考えの方もいるでしょう。「パックを剥いたら神話レアが3枚入っているなんてケースも?」ええ、あるんです! 通常のレアスロットに神話レアが1枚、コモンの代わりにプレミアム版(フォイル)の神話レアカードが1枚、そして土地スロットに《迷路の終わり》が入っていることも考えられます。個人的には、そういうパックを剥くのも悪くないなと思いますね!

プレリリース・プロモカード

ドラゴンの迷路では別イラスト・プレミアム版プロモカードが1種類だけ提供されます。ラヴニカへの回帰ギルド門侵犯とは異なり、それ以前のすべてのプレリリースでそうだったように、プロモカードをプレリリースのデッキに入れて使うことはできません。

ギルド・プレリリース・パック


このブロックで初めて、10個のラヴニカのギルドすべてをプレイすることができます。選んだショップで事前登録を済ませておいた賢いあなたは、当日、好きなギルドを選ぶことができます。制限なし。妥協もなし。あなたの色。あなたのギルド。あなたのプレリリース・パック。

ちなみにあなたがプレリリースで選ぶギルドは、プレインズウォーカー・ポイントのサイトで設定したギルドでなくても構いません(当然同じギルドであってもOKです)。プレリリースではそのギルドを代表するというだけの話です。

ドラゴンの迷路のギルド・プレリリース・パックには次のものが入っています:

  • 選んだギルドが発売されたセット(つまり、アゾリウス、イゼット、ラクドス、ゴルガリ、セレズニアであればラヴニカへの回帰、オルゾフ、ディミーア、グルール、ボロス、シミックであればギルド門侵犯)のギルド・ブースターパック。このギルド・ブースターパックは各ギルドが登場したセットのプレリリースのものと同じようなものになります。
  • もう一方のセットに登場したギルドのギルド・ブースターパック。2つ目のギルド・ブースターパックは、あなたが選んだギルドと色を1色共有します。これによって確実に使えるカードがより多く手に入り、必要に応じて3色目をタッチしやすくなります。(分かりやすい表にまとめてみました。このセクションの最後にありますのでご覧ください。)
  • ドラゴンの迷路のブースターパック4個。これらは先ほども触れたスーパークールなドラゴンの迷路の通常ブースターパックです。
  • 過去2回のプレリリースと異なり、ドラゴンの迷路のギルド・プレリリース・パックには 入っていないもの があります――以前のプレリリースで提供されたギルド・プロモカード、スピンダウン・ライフカウンター、シール、ギルドからの手紙は入っていません。

    ということで、例の表をお見せしましょう! ドラゴンの迷路のギルド・プレリリース・パックには、選んだギルドに応じて次のものが入っています:

    選んだギルド…… 手に入れるのは…… もう一つ…… さらに……
    アゾリウス アゾリウス()ギルド・ブースターパック オルゾフ()ギルド・ブースターパック または ドラゴンの迷路ブースターパック 4個
    ディミーア)ギルド・ブースターパック または
    ボロス()ギルド・ブースターパック または
    シミック()ギルド・ブースターパック
    オルゾフ オルゾフ()ギルド・ブースターパック アゾリウス()ギルド・ブースターパック または ドラゴンの迷路ブースターパック 4個
    ラクドス()ギルド・ブースターパック または
    ゴルガリ()ギルド・ブースターパック または
    セレズニア()ギルド・ブースターパック
    ディミーア ディミーア()ギルド・ブースターパック アゾリウス()ギルド・ブースターパック または ドラゴンの迷路ブースターパック 4個
    イゼット()ギルド・ブースターパック または
    ラクドス()ギルド・ブースターパック または
    ゴルガリ()ギルド・ブースターパック
    イゼット イゼット()ギルド・ブースターパック ディミーア()ギルド・ブースターパック または ドラゴンの迷路ブースターパック 4個
    グルール()ギルド・ブースターパック または
    ボロス()ギルド・ブースターパック または
    シミック()ギルド・ブースターパック
    ラクドス ラクドス()ギルド・ブースターパック オルゾフ()ギルド・ブースターパック または ドラゴンの迷路ブースターパック 4個
    ディミーア()ギルド・ブースターパック または
    グルール()ギルド・ブースターパック または
    ボロス()ギルド・ブースターパック
    ゴルガリ ゴルガリ()ギルド・ブースターパック オルゾフ()ギルド・ブースターパック または ドラゴンの迷路ブースターパック 4個
    ディミーア()ギルド・ブースターパック または
    グルール()ギルド・ブースターパック または
    シミック()ギルド・ブースターパック
    グルール グルール()ギルド・ブースターパック イゼット()ギルド・ブースターパック または ドラゴンの迷路ブースターパック 4個
    ラクドス()ギルド・ブースターパック または
    ゴルガリ()ギルド・ブースターパック または
    セレズニア()ギルド・ブースターパック
    ボロス ボロス()ギルド・ブースターパック アゾリウス()ギルド・ブースターパック または ドラゴンの迷路ブースターパック 4個
    イゼット()ギルド・ブースターパック または
    ラクドス()ギルド・ブースターパック または
    セレズニア()ギルド・ブースターパック
    セレズニア セレズニア()ギルド・ブースターパック オルゾフ()ギルド・ブースターパック または ドラゴンの迷路ブースターパック 4個
    グルール()ギルド・ブースターパック または
    ボロス()ギルド・ブースターパック または
    シミック()ギルド・ブースターパック
    シミック シミック()ギルド・ブースターパック アゾリウス()ギルド・ブースターパック または ドラゴンの迷路ブースターパック 4個
    イゼット()ギルド・ブースターパック または
    ゴルガリ()ギルド・ブースターパック または
    セレズニア()ギルド・ブースターパック

    よろしいですか? 素晴らしい!

    では次に、パックから入手し、デッキに入れたカードを使って何をするかについてです。

    今回あなたには……

    暗黙の迷路を走ってもらいます。

    暗黙の迷路を走るとはどういうことか。要は自分のギルドの代表としてマジックをプレイするということです!

    まずあなたは自分の所属を明確にするため、ギルドのシンボルが描かれたギルドの印を受け取ります。これは重要なポイントです。

    というのも、あなたのゲームショップ(事前登録はしましたよね?)では、ラヴニカの暗黙の迷路の見取り図ポスターが目立つ位置に貼り出されます。そのポスター上に10個のギルドのシンボルが置かれ、各ギルドが暗黙の迷路をどこまで進んだかが示されるようになるのです。イベント主催者は、ラウンドの合間にイベントの参加人数と各ギルドの代表のマッチ勝利数に基づいてギルド・シンボルを動かしていきます。あなたが勝利を収めるたびに、あなたのギルドは暗黙の迷路の先へと進んでいくのです。

    そこで競われるのはギルドの誇りだけではありません。賞品も賭けられているのです!

    暗黙の迷路への参加者は全員、プレミアム版(フォイル)の基本土地プロモカードを受け取ります。ギルドのレース結果がどうであれ、少なくともそれだけは手に入ります! ビジュアルもかなりいけてるって話はしましたっけ? まだでしたか? いいんですよ、これが! プレリリース限定の別イラスト版《平地》です。


    そしてさらにいい話が! 自分のギルドが暗黙の迷路のゴールまで辿りついたものの、1着ではなかった場合、あなたにはプレインズウォーカー・ポイントのサイトで入力できるコードが記載された特別な実績カードが進呈されます。人に見せて自慢することだってできます。「ほら見なよ。迷路走者なんだぜ!」なんて具合に。まあ実際にそんなことを言う人はいないかもしれませんが。一応可能です!

    自分のギルドが首尾よく暗黙の迷路をトップで通過した場合、プレインズウォーカー・ポイントのサイトであなたが「迷路の勇者」であることを証明する実績が進呈されます。これにより世界は、あなたとあなたのギルドがドラゴンの迷路のプレリリースでどれだけ活躍したかを知ることになるのです!

    以上!

    暗黙の迷路は人々が列をなして参加を望む一大イベントになるでしょう。ですからここで最後にもう一度だけ、キーボードを叩くのをやめる前に言わせてください。お近くのショップを探して事前登録を!

    (賢明にも私の助言を聞き入れて)暗黙の迷路に足を踏み入れたあなた――楽しんでください。面白いイベントになりますよ。:)

    幸運を!そして楽しんでください!


    Mike McArtor
    Mike McArtor
    @MKMEdits
    Email Mike
    Author Archive

    Mike is the copyeditor for DailyMTG.com and steward for both Card of the Day and Decks of the Week. He got his start in editing fantasy-game magazines with almost four years on D&D 's Dragon magazine. He lives in Renton with his wife and assortd pets.

    最新Feature記事

    FEATURE

    2022年 5月 23日

    『統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い』のメカニズム by, Jess Dunks

    『統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い』では、「ダンジョンズ&ドラゴンズ」の大人気の冒険が再びマジックへやってきます。このセットではD&Dで最も有名な場所の1つを訪れ、エキサイティングな新メカニズムや「d20を振る」などの人気の再録メカニズム、そしてひと味加えた再録メカニズムも登場します。ですがはじめは詳しく語り過ぎず、背景からお話ししましょう。 背景 ...

    記事を読む

    FEATURE

    2022年 5月 17日

    『統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い』をコレクションする by, Max McCall

    編注:《正体を隠した者》にはエッチング・フォイル仕様やフォイル仕様が用意されないことをお伝えいたします。 『統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い』は、フォーゴトン・レルムの重大な岐路となるだろう。そこでは意匠を凝らしたマジックのカードをはじめ、異国情緒あふれる品々が何でも手に入るんだ。 6月10日にお近くのゲーム店やAmazonのような通販サイトで発売されるこの...

    記事を読む

    記事

    記事

    Feature Archive

    過去の記事をお探しの場合 アーカイブのページをご覧ください。人気の著者による、数千にわたるマジックの記事が残されています。

    一覧を見る