マジック

更新日 Feature on 2011年 6月 22日

By Wizards of the Coast

マジック2012基本セットやデュエル・オブ・ザ・プレインズウォーカー2012では、マジック世界に新たな用語が登場します。また、基本セットにはあなたが予想もしていなかった物が復活することもあります。

マジックを覚えたい、あるいは基本ルールをおさらいしたい場合は、こちらの「ゲームを学ぼう」のページをご覧ください。

新キーワード:呪禁

感染や賛美といった一部のキーワードは、あるセット(あるいはブロックと呼ばれる一連のセット)で登場し、それ以降のセットでは登場しません。飛行や絆魂といったそれ以外のキーワードは、ゲームにおける“常設”のものです。これらはすべてのセットに登場し、ほとんどのセットにおいてこの常設キーワードは最低でも数枚のカードに書かれています。

マジック2012では、新たな常設キーワードが登場します。それが呪禁です!

Dungrove Elder

呪禁を持つクリーチャーは、あなたの対戦相手がコントロールする呪文や能力の対象になりませんが、あなたはそれを通常通りに呪文や能力の対象にすることができます。したがって、あなたの対戦相手は《ダングローブの長老》に対して《破滅の刃》で破壊することはできませんが、一方であなたは《絆魂》といったものを使用し、それをさらに強く――必要なら最強にすることもできるのです。

ゲームが生まれて以来追加されていったほとんどの常設キーワードと同様に、呪禁も特別新しい能力という訳ではありません。これは《トロールの苦行者》《聖なる狼》といったカードのおなじみの能力のキーワード版なのです。これら2枚――そして、これと同様の呪禁と同じ能力を持つカード――は、公式にこの新しいキーワードを持つことになります。

新用語:“死亡する”

「[このカード]が戦場からいずれかの墓地に置かれたとき」という表現は少々長ったらしいですね。私たちが普段身内でこの手の事を言う場合、手短に「[このカード]が死亡したとき」なんて言い方をすることがあります。今後は――クリーチャーの場合に限り――これがカード上の正式な表現になります。

Archon of Justice

「死亡する」は「戦場からいずれかの墓地に置かれる」を短くした表記で、クリーチャーの場合にのみ使用されます。(文によって「死亡した」や「死亡し」等が使われることもあります。)

「死亡する」と「戦場からいずれかの墓地に置かれる」は全く同じ事であり、この変更によりゲームの機能的には何も変わりません。言い換えれば、この新たな用語によってカードの機能は何も変わらないのです。これは単に、カードを読みやすく、話しやすくするためのものなのです。

クリーチャーが死亡することはそのクリーチャーが墓地に置かれた理由には関係が無いので、生け贄に捧げられた、破壊された、その他の理由で戦場から墓地に置かれた場合、そのクリーチャーは死亡したとみなされます。クリーチャーが追放された、オーナーの手札に戻された、戦場から墓地以外の領域に置かれた、戦場以外の領域(手札やライブラリー)から墓地に置かれた等の場合は、そのクリーチャーは死亡していません。

戦場にない、オブジェクトが基本的にはクリーチャーでない(エンチャント等)、一連のオブジェクトの中にクリーチャーでないもの(パーマネント等)が存在し得る等の場合、カードでは“死亡する”という表記を使用しません。また、《屍賊の死のマント》等、カードが特定の墓地に置かれることを参照する場合も、“死亡する”という表記を使用しません。

再録キーワード:狂喜

最近の基本セットでは、常設キーワード以外にも過去に登場したキーワードが再録されることがあります。Magic 2012では、ギルドパクトで登場した“狂喜”のキーワードが採録されます。

Gorehorn Minotaurs

「狂喜N」は「このターン、いずれかの対戦相手にダメージが与えられている場合、このクリーチャーは+1/+1カウンターがN個置かれた状態で戦場に出る」を意味します。

ダメージによらないライフの喪失(《蒸気の絡みつき》によるライフの喪失等)では狂喜を持つクリーチャーはカウンターを得ませんが、感染を持つ発生源(《嚢胞抱え》等)からのダメージがある場合、ライフの喪失が起こってはいませんが、狂喜によるカウンターは得ます。

そのダメージが戦闘の際にブロックされなかったクリーチャーによるものなのか、呪文や能力によるものなのか、ダメージを受けた後にライフが回復しているかどうか等は関係がありません。あくまで、狂喜を持つクリーチャーのコントローラーの対戦相手のうち最低でも1人が、そのクリーチャーが戦場に出るターンのその時点以前でダメージを受けているかどうかのみをチェックします。

再録カードタイプ:プレインズウォーカー

プレインズウォーカーは、2007年に発売されたローウィンでデビューし、現在ではほとんどノプレイヤーがその機能になじんでいると思われます。プレインズウォーカーに関するルールには変更はありません。以下は、プレインズウォーカーを使うにあたって注意する点のおさらいです。

Sorin Markov

プレインズウォーカーは、他のカードと同様にデッキに入れておき、一緒にシャッフルされます。プレインズウォーカーは、あなたがソーサリーを唱えられるときのみ唱えることができます。プレインズウォーカーはパーマネントです。したがって、あなたがコントロールするプレインズウォーカー呪文が解決されたら、それはあなたのコントロール下で戦場に出ます。(プレインズウォーカーはクリーチャーではありません。)

各プレインズウォーカーにはサブタイプがある。例えば、《ソリン・マルコフ》のタイプ行には「プレインズウォーカー ― ソリン」と書かれています。同じサブタイプを持つプレインズウォーカーが2人以上同時に戦場に出ている場合、それらはすべてオーナーの墓地に置かれます。

右下の隅に書かれている数字は、プレインズウォーカーの“忠誠度”を意味しています。それは、その数の忠誠カウンターが置かれた状態で戦場に出ます。忠誠カウンターが置かれていない状態でプレインズウォーカーが戦場にある場合、それはオーナーの墓地に置かれます。

忠誠度能力

各プレインズウォーカーは、いくつかの起動型能力を持っています。これらは忠誠度能力です。あなたがソーサリーを唱えられる時で、このターンにそのプレインズウォーカーが自分の忠誠度能力を起動していない場合にのみ、あなたはこれらの能力を起動することができます。

プレインズウォーカーの能力を起動するためのコストは、指定された数の忠誠カウンターを加えたり減らしたりすることです。例えば、+2のシンボルは「このプレインズウォーカーの上に忠誠カウンターを2個置く。」を意味し、-3のシンボルは「このプレインズウォーカーの上から「忠誠カウンターを3個取り除く。」を意味します。忠誠度をマイナスするコストを持つ能力は、そのプレインズウォーカーにその数の忠誠カウンターが置かれていないかぎり、起動することはできません。

プレインズウォーカーとの戦闘

プレインズウォーカーは攻撃されることがあります。あなたがクリーチャーでの攻撃を宣言するとき、あなたはそれぞれのクリーチャーの攻撃相手を、対戦相手か、その対戦相手がコントロールするいずれかのプレインズウォーカーの中から選ぶことができます。対戦相手は、クリーチャーが誰を攻撃しているかにかかわらず、通常通りブロックができます。クリーチャーが戦闘ダメージをプレインズウォーカーに与える場合、そのダメージ分の忠誠カウンターが取り除かれます。

他の発生源もプレインズウォーカーにダメージを与えることができます。あなたがコントロールする呪文や能力がいずれかの対戦相手にダメージを与える場合、代わりにあなたはそのダメージを、その対戦相手がコントロールするいずれかのプレインズウォーカーに与えることができます。なので、あなたは《ショック》でプレインズウォーカーを対象にすることはできませんが、《ショック》の2点ダメージを与える対象をプレイヤーにして、そのプレイヤーの代わりにそのプレイヤーのプレインズウォーカーにダメージを与えることができます。一回のダメージを、プレイヤーとプレインズウォーカーで分割することはできません。プレインズウォーカーにダメージが与えられると、その上から点数分の忠誠カウンターが取り除かれる。

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