ミルのアンロック

更新日 Feature on 2012年 6月 19日

By Gavin Verhey

When Gavin Verhey was eleven, he dreamt of a job making Magic cards—and now as a Magic designer, he's living his dream! Gavin has been writing about Magic since 2005.

 デッキのために欲しいカードをいつでも用意できるように、何千ものカードをコレクションしているマジックプレイヤーがいる。カードのリストをすらすらと書いて――時間をかけてクローゼットフロアのまわりから探し――それらを一緒にデッキとしてまとめる。デッキ構築をする際には、まず紙に書いて、そのあと実際に組み上げる。

 それがゲームのコアであると考えている人たちにとっては、途方もない数のマジックプレイヤーが全く逆の方法でデッキを構築しているということに驚くかもしれない。彼らのデッキ構築方法はこんな感じだ:


 デッキを構築してからカードを入手するのではなく、彼らはデュエルズ・オブ・ザ・プレインズウォーカーズのような方法でマジックをプレイする。いくつかのデッキを既に持っていて、あなたのデッキに合うカードが――ブースターパックを買ったときと同様に――「アンロック」されるのだ。

 デュエルズ2013リリース特集ということで、この記事の原点に返って、デッキに対する細かな個別の変更の方法を見ていこう。デュエルズで遊ぶにしろ、自身でデッキを調整するにしろ、各カードの役割を把握すればちょっとした変更で計り知れない変化が起こる。

 もちろんそのためには元となるデッキが必要だ! 今週は、Ian Lovellさんからのデッキだ。

Ian Lovellの緑青ミル

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 そう。数えてみればわかるが、このデッキは62枚だ。なるべくなら60枚にするべきで、超えることにメリットなんて存在しない(特に《研究室の偏執狂》みたいなカードが入ってる場合にはね!)が、そのことは記事の後半までひとまず置いておくことにしよう。

綿密な分析

 最初あなたがデュエルズ・オブ・ザ・プレインズウォーカーズのデッキでプレイを始めようとするとき、それは上のような感じのデッキだ:1枚差しのカードが多い。結局のところ、この1枚単独のものを減らし、まとまったデッキにすることが目標だが、はじめはただ寄り集まっただけのように様々な種類がバラバラに入っている状態からだ。もっと使えるカードが増えるにつれ、カードを選んで取り除くことになる――だが、どうやって?

霊の花輪》 アート:Jason A. Engle

 よりトリッキーなものにするため、デュエルズのデベロッパーは異なる方向性から多くの1枚差しのカードを採用している。おそらく。このデッキを、より攻撃的なものか、防御的なものにしたいだろうし、1つのテーマでプレイしたいかもしれない。もちろん、その過程で強力にもしたいだろう。

 なので、それらの目標を成し遂げるためにどうすればカードを絞れるのか? 各カードを個別に見ていってみよう!

 カードを次にあげる3つのカテゴリーに分けてみよう:テーマ的なカード、強力なカード、そしてデッキの隙間を埋めるようなカードだ。もしカードが複数のカテゴリーに該当するなら、適応度が高いものに当てはめる。もしカードがその3つのどのカテゴリーにも適していないのならば、カードバケツ送りにしていい。もしバケツ送りにするようなカードがない場合には、カテゴリー#3――もっとも重要でないカテゴリー――から除外していくことになる。

 準備はいいかい? じゃあ、はじめよう!

カテゴリー #1: テーマに適したカード

 デッキを構築するとき、しばしばテーマや目的をもっている。それは「クリーチャーで蹂躙する」という簡単なものから、「1ターンに20回呪文を唱えて、《ぶどう弾》でとどめを刺す」という複雑なものまでありうる。1つめに注目すべきは、カードがそのテーマに適しているのかどうかということだ。

 このデッキの場合、テーマは自己ミル・カード――つまりあなた自身で自身のカードを墓地におけるようなカード――を使って、アドバンテージを得たり、他のシナジー系カードを強力にすることだ。テーマ的なカードというのは、あなたのデッキを削れるカード、墓地にあることによりあなたに利益をもたらすカード、削って墓地に送った時に有用なカードなどがある。

 このデッキで例示するならば《裂け木の恐怖》、《錯乱した助手》、《霊の花輪》、《研究室の偏執狂》だ。

錯乱した助手
霊の花輪

カテゴリー#2: 強力なカード

 大雑把に見るとデッキというのは2種類に分けられる。:シナジーを基本とするデッキと、カードパワーを基本とするデッキだ。一般的に、私はいつもシナジーのほうがパワーよりも強力だと感じているが、2つは非常に近いものだ。この質問をひっくり返すようなデッキも存在するし、両方のカテゴリーをまとめて「できる限り最強のカードをプレイする」という単純な目的のデッキも存在する。

裂け木の恐怖》 アート:Eric Deschamps

 デュエルズのように多くの問題がない場合――カテゴリー#1や#2に含まれるカードは決して除外するべきではない。カテゴリー#3とカテゴリー分けされなかったカードを除外するのが理想的だ。

 このデッキで強力なカードの例としては《マーフォークの物あさり》、《蒼穹の魔道士》、《思案》、《裂け木の恐怖》だ。《裂け木の恐怖》はシナジーがありつつ強力な素晴らしい1枚であるということを書いておく。

裂け木の恐怖
蒼穹の魔道士

 とくにマジックについて多くの経験を持っていないと、パワーを数値化するのは難しいだろう。パワーについて考えるとき、自問自答すべきことがいくつか存在する:

1) それを唱えたときに、そのカードが戦場にどういったインパクトを与えるか?

 《審判の日》のような巨大呪文は盤面に巨大なインパクトを与える――それはたったの4マナで対戦相手の全てクリーチャーを破壊し、完全に戦いの潮目を変える。

 《破滅の刃》は小さな呪文だが、注目すべきインパクトがある:直ちに対戦相手のクリーチャーを1体除去できるのだ。

破滅の刃
審判の日

 《ワームの歯》には大きなインパクトはない。すぐには何も起きない。

2)ゲーム中のある時点でそのクリーチャーがどのくらい大きいか?

 5/5のクリーチャーはとてつもないインパクトがある――それがすぐに盤面に出てきたのなら。それは直ちに盤面に影響を与えるわけではないが、あなたの対戦相手のゲームプランにまでインパクトは広がる。4ターン目に出てきた5/5は対戦相手に対応か後退を強いる。

蒼穹の魔道士》 アート:Izzy

 一方で、10マナ5/5では似たような効果は期待できない。ゲームのその時点では、あなたの対戦相手は十分な戦力を整えていて相手にする必要すらない。

 どのようにコストに見合っているかいないかを判断すればよいのか?そこでサイズの経験則のリストをお教えしよう:

  • 1マナ: パワー/タフネスの合計が2
  • 2マナ: パワー/タフネスの合計が4
  • 3マナ: パワー/タフネスの合計が4〜5
  • 4マナ: パワー/タフネスの合計が6〜7
  • 5マナ: パワー/タフネスの合計が8
  • 6マナ: パワー/タフネスの合計が10〜11
  • 7マナ以上: 9千超パワー/タフネスは可変 (この時点では明らかに能力の方が純粋なサイズよりも重要)

 なお、このリストは能力については加味していないので、クリーチャーの素晴らしい能力については各人で評価してくれ。例えば、青のクリーチャーと緑のクリーチャーとでは差異がある。だが一般的なものとして、もしクリーチャーが上の表を上回っていれば、コストに対して標準を上回っているということになる。

3)そのカードは負けてる状況での助けになるか?

 押されている局面を想像してくれ。決定的ではないにしろ、苦境のときだ。そのカードはあなたを助けてくれそうかい? よりひどい状況からでも救ってくれるなら、もっといい!

 いくつかの例を見てみよう。

 《ワームの歯》? ありえない! そいつは多くの押されている状況から君を救い出してはくれない。これで回復するライフは、ダメージレースであなたが受けるダメージに及びはしない。

ホロウヘンジの獣

 〈灼熱の槍〉? そう! これは中小型のクリーチャー1体に効果的で、特に回避能力持ちに対処してあなたを助けてくれる。

 《ホロウヘンジの獣》? そう! ほとんどの地上のクリーチャーをブロックでき、単独で地上の攻撃を阻止することができる。

 《最後の罰》? ありえない! これは既に多くのダメージを与えた後でのみ有効だ。

 《審判の日》? それだ! 非常に厳しい状況からでも、対戦相手のすべてのクリーチャーを破壊しあなたを救い出してくれる。

4)そのカードはカードと等価交換かそれ以上の意味があるか?

 もしすべての各カードが追加のカードをもたらすか、相手のカードと引き換えにできるのであれば、あなたは対戦相手と同じかそれ以上の手札を持つことができる。あなたの対戦相手と同じ数の手札があれば、地盤が固められるし、数が多ければ勝つための選択肢が増えることになる。

予言》 アート:Scott Chou

 他の例を見てみよう。

 《金屑化》? そうだ! これによりクリーチャーを殺すことができ、1対1交換ができる。装備品まで片付けることもできるかもしれない!《溶岩の撃ち込み》? 違う! 3点のダメージを彼らに与えても、見返りなくカードを消耗するだけだ。

金屑化
予言

 《予言》? そう! 1枚で2枚の追加カードを得られる。

 《滅殺》? 間違いない! 1枚で対戦相手のカードを引き換えにしつつ、その過程でカードを得る。教科書どおりの1:2交換、つまり、1枚のカードをコストにカード2枚分のアドバンテージを得る。

 《ホロウヘンジの獣》? うん。いや、ちが。ん〜イエスかな。こいつは変則的だ。これ自身はあなたに何もカードをもたらさないが、サイズ的に大きいので、対戦相手のカードと引き換えにすることができる。

Annihilate

 《ワームの歯》? いいや。いくらライフを得ても、カードが手に入るわけじゃない。だめだ。《ワームの歯》はだめだ。

 《モンスのゴブリン略奪隊》? 大抵ダメだろう。ただの1/1クリーチャーでは戦闘で別のクリーチャーと引き換えにすらならないし、より大きいクリーチャーの前に意味がなくなるだろう。

 《泥棒の競り》? うぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅん...

 ともかくカテゴリー #3へ!

カテゴリー#3:穴埋めのためのカード

 最後に名づけたカテゴリーはデッキの後の残りの穴を埋めるカードだ。それらのカードはシナジーはないし、とてつもなく強力である必要もないが、ちょっと便利なカードだ。

否認》 アート:Jeremy Jarvis

 大抵これらのカードは、あなたが望んでいるより1マナ重いか、ゲームに顕著な効果を発揮しない。《取り消し》が1つの例だ。 また、このカテゴリーにはデッキを機能させるために必要なマナを増やす呪文も含まれる。この穴を埋める必要が本当にないときは、シナジーがあるカードや強力なカードを選ぶ。

 よく足りなくなるのはクリーチャーだ。充分なクリーチャーがなければ、そこそこのクリーチャーで相手を適当にクロックして終わることになる。このデッキの場合だと、《裂け木の恐怖》や《霊の花輪》を十二分に働かせるクリーチャーも必要になる。

 このデッキでカテゴリー#3に該当するカードの例としては《否認》や《狩人の眼識》が挙げられる。

否認
狩人の眼識

 もしカードがこれらの3つのカテゴリーのどれにも当てはまらないのであれば、そもそもなぜ入っているのかを再考する必要がある。例えば《黄金の甕》はシナジーもパワーもないし、ライフを得るという穴も既に埋められているので簡単に除外できる(実際、62枚のデッキから始めているのでこの除外が行なわれることになる)。

 これらのルールを完全に順守する必要はないが――シナジーがあってもプレイする価値がないものもある。しかしながら《叫び角笛》は使いたい。弱い穴埋めカードよりもさらに弱くしか自身のデッキを削ることができないけれども。

新しいカードのアンロック!

 これらの議論を行動に移すため、持っているカードのいくらかをアンロックし、それを使って行なう変更について話す。しかしながら、これはデュエルズ・オブ・ザ・プレインズウォーカーズ2013のデッキではないので、いくつかのカードを「アンロック」する必要がある――そう、古典的な方法で!


 カードをアンロックするコンピュータ上の手順をシミュレートしパックを開ける実際の手順を再現するために、私自身のパックを3つ開けようと思う! そして、青と緑(と土地とアーティファクト)のカードそれぞれについて、このデッキのためにアンロックされたものとして検討していこう。

 だが、パックを開ける前に話が......

 ああ、うん。冗談だ。――さあ、パックを開けよう!そうそうすることではない。

 ...んんん新しいカードの匂いだ。そしてかわいい人間トークン!

 だが、取り乱しすぎてはいけない。 (だが、匂いは堪能しないと)

 あー、パックを開封する前にはっきりさせておくことが何かあった? そう、除外するカードだ。

蜘蛛の発生》 アート:Daniel Ljunggren

 絞込みの結果、デッキの内これらのカードがいずれのカテゴリーにも当てはまらなかった:

 特にシナジー目的のために、このデッキにはそう多くの非クリーチャー呪文は要らないので《否認》もまた除外しやすい。そして、2枚カードを減らして60枚にしようと思う。そしてこの後、開けたカードを加え始め、これまでにいまいちな方から順に除外する、気をつけたいのはクリーチャーよりもクリーチャーでないものをできるかぎり先に除外することだ。

 とにかく。わかった。パックだ。

1パック目!

 この最初のパックは7枚も使用する可能性を秘めたカードが入った非常に強いものだった!

最初:《憑依された沼墓

 普段ならこのカードにそう興奮することはないところだが、このデッキにはまだほかに無色の土地が入っておらず、恐らく2枚くらいは対応できるだろう。自身のデッキを削るということは、何か見返りがあることを意味する――例えそうでなくとも、その価値は機会を作ることにある。

 それに、土地と引き換えに得られるゲーム後半のクリーチャーのためにの潜在的な力は無駄ではないし、十分低いコストは喜んでデッキに加えるのに値する。

憑依された沼墓
森林の好意

次:《森林の好意

 このカードは我々のデッキとはシナジーがないエンチャント(クリーチャー)だし、とても強力というわけでもない(盤面に影響を与えず、不利な状況で助けとなったり、カードと等価交換にならない)し、何かの穴を埋め合わせてくれるものでもない。これはどのカテゴリーにも近くない。これは入れたくないなぁ。

次:《巧みな回避

このカードはカードパワーという尺度で言えば、特段魅力的なカードではないが、シナジーの面で言えばこれを削れれば有効だ。イケメン(《裂け木の恐怖》や《霊の花輪》つきのクリーチャーといった)が戦闘に赴くときにいい仕事をする。通常はこの手の効果は盤面にインパクトを与えないので価値がないが、デッキを削った後にフラッシュバックできるのであれば、非クリーチャー呪文が多くても快適に感じるからこれを加えることを考えたい。今回は、助けてくれるとしても、ちょうど今非クリーチャー呪文を加えたい状況ではないので見送るが、クリーチャー数によっては猛烈なものなので心の片隅にとどめておきたい。

巧みな回避
夜明け歩きの大鹿

次:《夜明け歩きの大鹿

 こいつは非常に適している。少しシナジー的で、クリーチャーとして墓地を満たし(シナジー的)、加速する(穴埋め)、そして彼は基本土地とカードと等価性を維持する。とっても入れたい!

次:《骨を灰に

これはカテゴリー #1や#2のカードではないが、カテゴリー#3にとてもよく当てはまる。このデッキはクリーチャーをどうにかする必要がある。しかしながら、他のクリーチャーでない――そして4マナを必要とする――ものを入れるのは、このデッキで言えば気が狂っている。私はこれを入れたくない。助けになるとしてもこれ以上、非クリーチャー呪文はこのデッキに必要ない。

次:《塔の霊

塔の霊》はこのデッキにとって優秀だ! こいつはシナジー的で、強力(カードと等価)でクリーチャーでもある。加えることはたやすい。

塔の霊
茨群れの頭目

最後:《茨群れの頭目

 うん、このカードはカテゴリー#1ではない。クリーチャーとしかシナジーがない。しかしながら、これは非常に強力だ。あなたが負けているときにあなたを助けてくれ、クリーチャーを奇襲することができ、カードと等価で、戦場に大きなインパクトを与え、平均的なサイズに加えすごい能力も持っている。完璧だ!

 オーライ、最初のパックはこのデッキにとってとてもよかった。 パック2には何が入っているのかなぁ?さて開封の時間だ...

2パック目!

 オーケイ!パック2は最初のパックほどではなかったが、話題に上げられるカードが4枚もある。

最初:《首無しスカーブ

 この種の緑青デッキはありがたいことに自身の能力ですばやくクリーチャーを束で墓地に埋めることができる。クリーチャーカードを墓地に保持したままで、クリーチャーカード1枚というコストはさほどつらくはない。欠点はあるものの、このカードはコストよりも高いステータスを持つのでプレイするだけの価値がある。《首無しスカーブ》は使おう!

首無しスカーブ
救助の手

次:《救助の手

 利益の完全性について言いたいことは実に1つだ。――白いフラッシュバックコスト、このデッキではフラッシュバックできない。白マナがなければこのカードの能力はシナジー的でない。選択肢には入らないね。

次:《押し潰す蔦

 クリーチャー除去はこのデッキにとって興味深い。が、条件付きのものだ。これはカテゴリー #1や#2に当てはまらず、条件付きの非クリーチャーの除去はカテゴリー#3にも欲しくない。

最後:《進化する未開地

 今このカードには大興奮だ。こいつはシナジーはないが、見かけと違って強力だ。マジックにおいて呪文が唱えることができるということは最も強力なことで、《進化する未開地》は《内陸の湾港》 を使っていない2色デッキのマナ基盤を助けてくれる。《内陸の湾港》ほど最適ではないが、これがあるとうれしい!

 いいね。2つのパックでたくさんの良い選択肢がでてきた。徐々にデッキの感じができてきた。では、3つ目のパックを開けよう!

最後!

 ...よっしゃー、それでは見ていってみよう。今回は5つほど選択肢がある。

最初:《思考掃き

 《思考掃き》はこのデッキと高いシナジーがある(カテゴリー #1)、そしてカードを使うのにさほどコストがかからない(カテゴリー #2)ので、デッキの連携の歯車の優秀な歯である。まだ続けるのなら、カテゴリー#1にも#2にも当てはまる、非常に適切なカードだと言える。

思考掃き
若き狼

次:《若き狼

 《若き狼》は得にシナジー的というわけではないが、現在のデッキの穴を埋めてくれて、ゲームの最序盤で助けてくれる。クリーチャー不足に加えて、われわれがこれまでに取り上げてきたものに比べていい候補だといえる。

 言えば《斑の猪》がゲーム序盤の防御に出てくるよりも良いと思う。3倍も重い《斑の猪》に比べて、《若き狼》は軽く、多くの場合において同等のダメージから守ってくれる。

次:《進化する未開地

デッキに入っている別の土地をタップ状態で戦場に出すわけだけども、これを追加できることはとってもハッピーだ。良きマナに乾杯!

進化する未開地
予言の寒気

次:《予言の寒気

 このカードは通常の状態であればそう強力には思えないかもしれない、だがこのデッキとは信じられないシナジーを発揮する(それゆえに強力であるといえる。)5枚削るのは素晴らしく、あまつさえフラッシュバックまでついているのは魅力的だ。絶対に入れたい非クリーチャーだ。

最後:《軽蔑された村人

 シナジー的ではないし、特筆するような強力なものでもないが、このデッキのマナ加速という穴を埋めることができる。クリーチャーであり、《隊商の夜番》よりもはまる、私がデッキに欲していたカテゴリー#3のカードだ。

 では、これら「アンロック」された3つのブースターと、最初のデッキをまとめて形にしよう。最も重要なことは、願わくばあなたが今までよりも個々のカードを少しでも微調整できるようになることで――そのスキルはデュエルズ2013 のあらゆる場面で役立つ。

次元の広がり

 もちろん、緑青セルフミルデッキの最終的なリストを出さなければ怠慢だろう。もしあなたがカードごとの変更という手段ではなく、デッキに使うカードを探しに行ってデッキを用意するのであれば、これが私が作ったバージョンだ。

錯乱したミル

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インスタント (2)
2 骨までの齧りつき
アーティファクト (2)
2 骨溜め
60 カード

 お気付きかもしれないが、これらのカードはカテゴリー#1か#2に合致したものだ。できるだけ注意して構成した結果、このデッキは立派になった。墓地対策には不満が募ることだろう――だが、彼らがあなたの墓地を追放した時だけだ。《墓掘りの檻》のようなカードは大したことはない。なぜなら《檻破り》、《グール樹》、《骨溜め》で勝てるからだ。

グール樹
骨溜め

 この手のデッキはプレイしていて非常に楽しい。ちょっと一貫性がないが、一緒に来ると絶対的なスペクタクルをもたらす。そしてご存知の通り、おそらく基本セット2013でもいろいろいいものが追加されることだろう...

惜しくも選ばれなかったデッキたち

 今回もたくさんのデッキを送ってもらったのでここに惜しくも選ばれなかった最終候補を掲載した。チェックしてくれ!

Phillip Bang-Jensen's Misthollow Extraction

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Planeswalker (1)
1 月の賢者タミヨウ
アーティファクト (1)
1 ミミックの大桶
60 カード

Kyle Casey's Tempered Summoning

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Theo Trevisan's Black-Red Loners

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Aaron Golas's Black-Red Heartless Smallpox

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Planeswalker (1)
1 ヴェールのリリアナ
ソーサリー (12)
4 信仰無き物あさり 3 小悪疫 3 火柱 2 鞭打ち炎
インスタント (2)
1 破滅の刃 1 喉首狙い
アーティファクト (1)
1 浸透のレンズ
エンチャント (4)
4 心なき召喚
60 カード

Nick Ehnat's Arcane Melee

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(以下のデッキ募集部分は、原記事の本日掲載分から収録しております(訳文は次々週7月17日掲載予定です)。今後も、記事本体部分は2週遅れ、デッキ募集部分は当日のものをお届けいたします。)

デッキ募集:マジック2013からモダンへ

 最近はスタンダードに焦点を合わせてきたが、ここから2週は一旦お休みしてモダンの世界へ戻るとしよう! 前回扱ったときは非常に楽しく、実にカッコいいデッキを作ることができた(リンク先は英語)。それでは今回もまた、その成功をつかむことができるかどうか試してみよう!

  • フォーマット:基本セット2013導入後のモダン
  • デッキの制限:なし!
  • 締め切り:7月10日(火)午前10時 (日本時間)
  • すべてのデッキリストを英語で、こちらのリンクをクリックした先のフォームからメールでお送りください。

 モダンに新しい基本セット2013のカードの居場所を見つけられたら、もちろんそれはボーナスポイントだ。そして、すべてのモダン環境のデッキがそうした挑戦を待っている! 今回はどんなデッキを携えてあなたたちがやってくるのか、待ちきれないよ! 前回は《脂火玉》だった...次に何が来るなんてわからないだろう?

 質問やコメントがあったら、気軽にツイッター(@GavinVerhey)で質問してほしい。ツイートできるかぎり、リプライしたいと思う。また、私はフォーラムも読んでいるから、そちらやメールで知らせてくれてもかまわない。それでは、プレリリースを楽しんでほしい!

Gavin

(Tr. Shin'ichiro Tachibana / TSV YONEMURA "Pao" Kaoru)


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