Finals: Poor Shark vs. www.AlphaBetaUnlimited.com

更新日 Feature

By 松井健治

Morita Masahiko VS Chris Benafel

決勝戦は一人一人にプレスが付き、試合の詳細をお伝えしていく。 まずこちらの試合はお互い 20 歳未満の日米の強豪、森田雅彦と Chris Benafel の試合だ。 森田は最近のグランプリ広島では 4 位につけ、日本でも信頼のおけるプレイヤーの一人である。 今回のグランプリ横浜では決勝に来るまでの個人成績は全勝で最後も勝ちをもぎ取りたいところである。

そして森田の最後の対戦相手である Benafel はプロツアー東京のチームマスターズでの優勝チーム、 alphabetaunlimited.com のメンバーであり、チームのエース格のプレイヤーだ。 他の私の知っている彼の成績は 2000 年世界選手権でスタンダードを全勝や、プロツアー東京でベスト 4 に入るなど彼の実力は既に世界レベルだ。

Game 1

森田先手で 1 ターン目、 2 ターン目と《 Tidal Visionary / 高潮の幻想家》、《 Samite Pilgrim / サマイトの癒し手》で動き快調。 Benafel は《 Shivan Oasis / シヴのオアシス》から沼、山と綺麗に 3 色揃い、《 Urza's Rage / ウルザの激怒》で《サマイトの癒し手》を除去。 そこから森田がキッカー《 Prison Barricade / 監獄のバリケード》をキャストした返しのターンに赤キッカーの《 Thornscape Battlemage / 荊景学院の戦闘魔道師》で《高潮の幻想家》を除去。

そこで森田メインボードに投入した対 Benafel 用カードをキャスト。

shifting sky
Shifting Sky / 変容する大空》を黒と宣言。 ここで Benafel の手がピタリと止まる。 そう Benafel の手札には《 Agonizing Demise / 苦悶の死》と《 Shivan Emissary / シヴの使節》が控えていた。 《シヴの使節》は 1 / 1 クリーチャーでも良いが、《苦悶の死》は完全な無駄カードに成り下がった。 1 枚のカードが場を一度に別の物に変えていく。 Benafel は何度も何度もカードを確認するが、短絡した表情は元に戻らない。

この後に少し時間を置いた後に事実を受け入れた Benafel はプレイを再開し、気をとりなおして《 Caldera Kavu / カルデラのカブー》をキャスト。 そこから Benafel はクリーチャーを毎ターンキャストしてくる。 今度はドローする度に森田の表情が曇りだす。

その間、森田の出来るとこといえば少しクリーチャーを引き、手札には何も抵抗できる手段が用意されておらず、気がついたらその只並べたクリーチャー達に押し切られるしかなかった。

Benafel 1-0 森田

Game 2

先手の森田はマリガン。 6 枚にした後に 3 枚の平地に 1 枚の島。 あとは《 Benalish Trapper / ベナリアのわな師》と《監獄のバリケード》がありゲームを始める。 マリガン後の手札に満足し、森田は勢いよくゲームを開始できたのだが、それ以上に Benafel のドローが森田の勢いを上回ったと言って良いものか。

森田の一連の行動は、《わな師》、キックで《監獄のバリケード》、キックで《 Benalish Lancer / ベナリアの騎士》と 2 , 4 , 6 ターン目と呼び続けるが Benafel もそれに負けるとも劣らないクリーチャー陣で攻め立ててくる。

するとこの後の Benafel の 11 ターン目には森田が Benafel に敗北しているではないか。

上に書いた後の森田の行動が 7 ターン目に 2 枚目の《わな師》、 8 ターン目《 Aurora Griffin / オーロラ・グリフィン》、 10 ターン目には《 Crimson Acolyte / 真紅の見習い僧》。 その他の森田のカードと言うと途中で Benafel の攻撃を耐える為に使った《 Restrain / 抑止》ぐらいであろうか。 他に森田が使う事を許されたカードと言えば大量の土地である。 俗に言う逆事故と言う奴か。

軽快にクリーチャーを出し、普通に除去を打ち、綺麗にデッキが回る Benafel に森田は完全に敗北した。

Benafel 2-0 森田

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