赤マナは荒れ果てた峰や岩山、炎渦巻く火山の心臓部に存在しています。 赤の魔法は怒りと熱情の魔法です。 赤の魔道士が戦うとき、血の色に染まった空に稲妻が弧を描き、大地からは溶岩が噴出し、突発的な炎が大地を覆います。 赤の魔道士は野生の感情とつながりを持ち、都市を滅ぼし、あるいは炎を操り凶悪な武器とします。
自由、炎、衝動は、すべての赤の魔道士にとって命の源です。
赤の魔道士には、話し合いのための我慢とか巧妙な戦略などは存在しません。 彼らは素早く無謀に襲い掛かります。 彼らは赤マナを手に、火と大地の力を操るのです。 赤の魔道士は火の玉や空から呼び落とした電撃で敵を焼き尽くします。 彼らは文明の基盤を揺るがし、大地自体を破壊します。 赤の魔道士は、良くて活発で、情熱的で、何物にも縛られません。 最悪になると、彼らは先が見えず、短気で、破壊的です。
赤の呪文の一例には、降り注ぐ隕石の雨や焼き尽くす稲妻、巨大な炎の嵐などです。
赤の力を得たクリーチャーは、好戦的で、逆上しやすく、危険です。 赤の魔道士は、空を制圧するために強大なドラゴンを呼び出します。 あるいは血に飢えた蛮族や凶暴なゴブリンで敵に襲い掛かり、大地を荒らしつくします。 また彼らは、神秘のエネルギーと繋がりを得て、無慈悲な力と破壊の象徴である火の精霊を呼び出します。 赤のクリーチャーはあらゆる場所を襲撃し、立ちふさがるものには容赦しません。
マジックの5つの色は、それぞれ2つの友好色と2つの敵対色を持っています。 赤の友好色は黒と緑です。 赤と黒のマナは、個人主義、その場限りの享楽、自己主義などへの価値観を共有しています。 赤と緑のマナは、積極性、根源的衝動、大地とのつながりなどへの価値観を共有しています。
赤マナと白マナは、混沌と秩序、襲撃と守護、場当たりと戦略などで対立しています。 赤マナと青マナは、火と水、感情と論理、行動と思考などで対立しています。