Nicol Bolas

更新日 Feature on 2009年 1月 28日

By Wizards of the Coast

プレインズウォーカー。 エルダー・ドラゴン。 世界の暴君。 ニコル・ボーラスは、多元宇宙で知られている最古の生き物の一人である――かれは数多くの千年紀を過ごしてきているのだ。 彼の邪悪さに匹敵する物は、その無限の知性以外には存在しない。

ニコル・ボーラスは数多くの戦争や災害、宿敵などを生き延びてきた。エルダーと呼ばれるドラゴンを五体にまで減らしてしまった巨竜戦争。テツオ・ウメザワの手により壊滅させられたドミナリアの領地、マダラ帝国。レシュラックやテフェリーとのプレインズウォーカーとしての壮大な戦い。 さらに、多元宇宙の傷を治め、その結果として数多くのプレインズウォーカーの灯の力を変え、さらには彼らの命を奪い去った大修復をも生き延びた。 ボーラスは、大修復以前、ドミナリアが時の中に崩壊する前に、この次元がもう助からないことを臭わせながらそこを離れた。 「我はこの中に、我にふさわしい場所を用意してあるのだ」 彼は鉤爪門から脱出する前に、そう言葉を残した。

事実、ボーラスはすでに、力を得るための次の策謀を始めていたのだった。彼のふさわしい場所灯とは、アラーラの五つの断片だった。彼はそこを、何十年もの間見守っていたのだ。遥か前に、彼は断片に手下を置き始めた――秘密裏に彼の命令に従う個人や一団だ。手下達は、それぞれの断片に密かに、少しずつ不和の種を蒔き、混沌と対立を作り出していった。 その理由は?真実を知るのはニコル・ボーラスだけだ。アラーラの断片は、再び一つに集まろうとしていたのだ。そして、その再集結が起こったとき、ボーラスは他の誰も知らない理由で、次元全体を巻き込む戦争を引き起こそうとしている。

大修復以前、プレインズウォーカーは不老で定まった姿を持たず、経験と知識の届くかぎりの力を誇っていた。 ボーラスが持っていた神の如き力は失われ、彼はそれを取り戻すためなら歳月をもいとわなかった。 しかし、プレインズウォーカーの中でも最古最強を誇った彼も、そのためには数え切れないほどの陰謀と駆け引きを必要とした。 ニコル・ボーラスにとっては、多元宇宙全体の力ですら不足だったのだ。

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