Planes of Existence: Alara

更新日 Feature on 2008年 7月 25日

By Wizards of the Coast

アラーラはかつて一つでした。 しかしそれも何千年も前のこと。 かつては一つだった次元も、今では五つに割れてしまっています。それが断片です。

アラーラの次元は潤沢なマナに満ちた、均衡の取れた世界でした――大断裂のときまでは。 想像を絶するような大災害の中、アラーラは五つの異なる世界に分断され、それぞれが互いの見えざる影となりました。

この大災害の原因は時の中に埋もれてしまっています。 断片に伝わる古き伝承には、アラーラのマナを自らの物にするために、その地を無理やり引き裂いた神の如き存在がほのめかされています。 あるいは、大天使アーシャと悪魔マルフェゴールの間でアラーラの命運を競って争われた大戦争の結果だと信じている者もいます。 しかしほとんどの者にとって、かつて自らの物だった豊かな世界が存在していたことなど、うすぼんやりとした文明の記憶でしか残されていません。

世界を裂いた原因が何であれ、一つのことだけは確かです。大断裂から時が過ぎ、それぞれ断片はまったく違う場所になってしまったのです。 それぞれの次元は、五色のマナのうち二つを失っていました。 例えばバントの断片は、黒と赤のマナのほとんど全てを失ってしまい、後には白と青と緑だけが残されています。

このマナの不均衡のため、断片は数千年の中でそれぞれ極端な方向へと進化していきました。 今や、五つの断片がかつて共通の次元だったことなどほとんど手がかりもなく、その環境や住人はまったく別なものになってしまっています。

ナヤ 生命、情熱、社会、野生 ― これらは黒や青のマナの影響のない世界ではどこでも見られるものです。 緑濃きこの地では、生命こそが祝福されています。 本能が陰謀を押しつぶしているのです ここでは巨大な先住生物が敬意を受け、人間やエルフやレオニンと呼ばれる人猫族が自然を信仰しています。

バント 赤や黒のマナの破壊的な衝動や身勝手さがないバントは、まさに黄金の理想郷となっています。 領地を慈悲と優雅さで治めるのは天使たちです。 人間やエイヴンと呼ばれる鳥人族は、自分達の間の紛争を儀式化された戦闘によって解決しています。 義務と名誉はこの光の王国の根底なのです。

エスパー この風と波の世界を導く力は統制です。 赤や緑のマナの混沌から切り離されたエスパーは、合議社会になりました。 謎めいたスフィンクスは強力な魔術師や予見者に助言を与えています。 ここではあらゆるものが監視され統制されているのです。 強力な魔法の力は最高の統治を達成しています。

グリクシス 新たな生命の無い世界はどのようなものになるのでしょうか? グリクシスの暗い荒野が、その質問に答えてくれるでしょう。 そこの住人は、残された生命の力にしがみついている状態です。 白の社会的権力や緑の生命や慈悲の無い世界では、グールや悪魔や屍術師がおのれのためにのみ戦っています。

ジャンド 白と青のマナの無い世界であるジャンドは、混乱の原始的な争いの場へと退化していきました。 食物連鎖の頂点にドラゴンが舞うジャンドの地には、数多くの火山があります。 ドラゴンが空を飛ぶ下で、人間やゴブリンやヴィーアシーノと呼ばれるトカゲ人は、タール孔の点在する、蔦のはびこる峡谷で生き伸びています。

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